36年目の出会い

3月半ばに本州の一番端にある山口県に行ってきました。
山口県といえば幕末が好きな人からすれば、特別な場所として感じる人もいるかもしれません。
かつては長州と呼ばれ、吉田松陰、伊藤博文、桂小五郎、高杉晋作やその他の様々な人たちが自分達の未来を信じて戦い明治維新に向けて突き進みました。
僕も歴史の中でも特に幕末が好きなので過去2回、山口県に足を運びました。
そして今回で3回目となります。
ですが、今までとは目的が違いました。
今回は母方の本家のお墓参りがメインです。
僕は今まで一度もお墓を参ったことはなく、母自身にもお墓参りをしない事情を聞いても積極的な答えが返ってくることはありませんでした。
ただ「本家と祖父に色々あったから」と言うだけです。
母にしても30年以上前に1度おまいりをしているだけでした。
そもそも僕がお墓参りをしたいと思ったのは
「両親のことで過去を含めて詳しく知りたいから」が原点になります。
カウンセラーの仕事を初めてから常に自分の感情と向き合う癖がつきました。
そのたびに自分の原点に両親という存在が大きく影響をしているなと感じています。
そして「両親のことを知るには祖父母やさらに先祖を遡ることでわかることもあるのではないか?」と考え、その一つの流れの中で今回のお墓参りもしてみたいと思うに至ります。
僕が両親から影響を受けているように、両親もまた僕からいえば祖父や祖母からの影響を受け、祖父や祖母も曽祖父、曾祖母の影響をうけて育っているわけですから。
そして、その場所の行き雰囲気を感じることで祖父や曽祖父や先祖の気分に浸れたらなと思いながお墓参りに向かいました。
そして現地に着き、本家のお墓には親戚の方に案内していただきました。
お会いするのは初めてでした。
そこで少しお話を聞き、自分が調べたことと総合していくと今まで断片的な情報だったのがジクソーパズルを組み立てるように色々なことがわかってきました。
僕の先祖のお話は平安時代まで遡り、学問の神様で有名な菅原道真に関係しています。
「菅原道真が福岡県の大宰府に都落ちするときに、一緒にお供としてついていった」
という話を昔に母から聞いていたので、この部分を軸にまずは考えていくことにしました。
① 家にはそれぞれの家紋があります。
母方の家紋は梅紋といい加賀で有名な「前田家」も使用しています。
そしてこの前田家は菅原家の子孫として称していました。
また天神様といえば菅原道真を指しますが、ここの紋も梅紋を使用しています。
② 祖父の家には牛の置物が沢山あり不思議に思っていた記憶があるのですが、牛は天満宮では神使といい神の使いとしてあがめられています。
③ 祖父が住んでいた所の目の前には天満宮があり小さいときに祖父の家に遊びに行く
たびに御参りしてました。
④ 山口県は大宰府のある福岡県の隣にあり、その山口県の防府という所に日本で一番古いと言われる防府天満宮があります。
⑤ 曽祖父が国学者で過去に京都の大学で学長をしており、その他の親戚の方々も学者肌の人が多かったようです。
もちろん推測な部分もありますが僕としては満足できる内容でした。
この様に調べていくうちに今までは無関心に近い存在だった母方の先祖がすごく近くに感じ、母のいじっぱりな部分や性格や趣味や色々な部分が祖父や曽祖父や地域の影響もあって作られていったものではないかとわかり、それが当たり前だと思って育ってきたこと母が僕にしてきたのだとあらためて納得できました。
この調べたことを母に伝えると非常に喜んでくれています。
母もまたこの様なことは全然知らなかったからです。
そして僕はこのお墓参りをしたことである計画を立てやすくなりました。
それは以前から練っている
「家族旅行」
ということです。
父、母、僕、妻の4人で計画しています。
そしてその口説き文句は
父には 「おかんの故郷を詳しくみてみーひん?前から興味あったやん」と口説き
母には 「お墓参りしたいやろ?」と口説き
僕と妻は案内役として同行です。
家族旅行に良い思い出のない僕はこの旅行を一生の良い思い出にしたいと思っています。
父と母には夫婦一緒の旅行というものの良さを思いだしてもらいたいと思っています。
妻にはその姿を見届けてもらいたいと思います。
僕がどのような過程をたどってこの様な気持ちや行動に至ったかということをすべて知っているので、その集大成としてもう大丈夫だと安心させてあげたいと思います。
おそらく時間的にも体力的にもこれが最初で最後の家族旅行になりそうです。
必ず実現をして、共通の思い出を作るつもりです。
それが両親と息子とそして嫁いでくれた妻との記憶の繋がりであり僕たちが一番求めているものですから。
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