彼女がサバイバーなんです

無力で不器用な自分が恨めしく思えてしまい、でもどうにかして彼女を守ってあげたい自分がいます。

強くなれる方法はないでしょうか？

彼女が恋愛感情を否定されるのはなぜでしょうね。
それを認めてしまったとしたら、どうなると思ってるのかな？
彼女を理解する一つのかぎはこんなところにも落ちています。

性的虐待を受けた子供たちは自分をとても「汚いもの」「ダメなもの」「堕天使」のように扱います。普通、多くの人が思春期に入るとやはり同じ感情を持ちますが、彼女のようなタイプはそのはるか以前からそんな気持ちでいます。
だって、小さい女の子にはセックスの意味なんてわからないですよね。
そして、彼女たちはロマンスを味わうことも許されなくなってしまうんです。
多くの女の子が思春期頃に味わう甘い恋愛への憧れみたいなもの。

だから、自分を一人の「女」で見られることに過剰な抵抗が出てくるのかもしれません。

> 普段は甘えん坊なのですが、時として攻撃的な言葉を発したり、そうかと思うと「私と一緒にいてはダメ。私は汚い女だから」と、私を突き放すような言動をとります。

きっとそれは彼女が常に自分に対して思ってる言葉でしょうね。
たぶん、ものすごい甘えん坊だと思います。
まるで昔味わえなかった感覚を取り戻しているかのようにね。

> でも、時として「このまま別れてしまった方が楽なんじゃないか？」とか「俺は彼女にとって邪魔になっているんじゃないか？」と思ってしまいます。その度に自分に対して嫌悪感を覚えます。

もちろん、彼女を手放してしまうことも一つの手だと思います。
でも、今のjonneyさんにはそれは本望ではありませんよね。

jonneyさんはとても頑張ってらっしゃると思います。
きっと大人の男性だからこそ、彼女をそこまで受け止められると。
（彼女のようなタイプは甘えん坊なのに、甘えることにものすごく抵抗があるケースが多いんです）

でも、そんな彼女を見ているとすごく悲しくなってくるんじゃないでしょうか。
そして、jonneyさんが「自分はダメだ。役に立ってない」と感じてしまうんじゃないでしょうか。それが嫌悪感ですよね。
でもね、その感情をもっと強く、もっと長く感じてるのが彼女かもしれません。

自分にとって親密な人の感情って必ず共鳴するんです。
彼女が強く「自分はダメだ」と思っていればいるほど、その彼氏もその思いを味わうものです。
彼女が「自分は迷惑な存在だ、邪魔な存在だ」と思っていればいるほど、jonneyさんは彼女に対してその気持ちを感じてしまうでしょう。

だから、jonneyさんがそう感じてしまうくらい彼女が自分に嫌悪感がある、って理解してあげることもできます。

> 無力で不器用な自分が恨めしく思えてしまい、でもどうにかして彼女を守ってあげたい自分がいます。
> 強くなれる方法はないでしょうか？

その嫌悪感を一つ一つ乗り越えて見てください。
二十歳の女の子と思わないで下さいね。ものすごく大人な女性の部分もあると思いますから。

彼女はきっと「自分は汚れてる。愛される価値など無い」と強く強く信じています。
だから、jonneyさんに対して「こんな私でも愛せる？こんな私でも嫌いにならない？」って
常にメッセージを発しています。
この嫌悪感もその一つのテストです。

そこで笑って「おぉー、めっちゃ愛してんでー」っていえる男になることを一つの課題とされるとよいんじゃないでしょうか？
彼女のきつい言葉に対して、余裕の笑みを浮かべて彼女を抱きしめられる男になりましょう。
そして、腕の中で暴れる彼女がやがて号泣し始めるのを感じてみましょう。
彼女は誰かにそれくらい愛された事なんてほとんどないわけですから、それを教えてあげられる男を目標にされてみるのはいかがでしょうか。

一人で頑張るのはしんどいかもしれませんね。
いつでも手と知恵をお貸しします。

それでは、お返事お待ちしています。

この一文、すごく勇気が出ました。この一文を読んだ翌日、彼女と会い、彼女を目を真っ直ぐ見て、不安がってる彼女を優しく抱き寄せて「俺はお前を愛してるから。お前が何と言おうと愛してるから。」と、素直に言う事が出来ました。
勿論、怖かったです。でも、抱き寄せた時に、素直に言葉が出ました。
その後、彼女が「実は貴方以外にも”お兄ちゃん”と呼んでる人がいるんだよ（この存在は知っていました）。貴方以外に二人いるんだよ。それ以外にも、ＳＥＸする人だっているんだよ。」と言ってきたので「だからどうした。俺の愛は、そんな事じゃへこたれないよ。俺の気持ちは変わらないよ。」と言う事も出来ました。勿論、作った言葉ではなく、素直な言葉で。
彼女はその後、無言になり、照れを誤魔化すように「あ～、トイレ行きたい」とか、色々と言ってました。

すいません・・・書いてて自分が照れてます・・・あ～、ハズカシイ(笑)

>性的虐待を受けた子供たちは自分をとても「汚いもの」「ダメなもの」「堕天使」
>のように扱います。普通、多くの人が思春期に入るとやはり同じ感情を持ちます
>が、彼女のようなタイプはそのはるか以前からそんな気持ちでいます。

彼女も常に「私のような女といてもいい事ないよ。ずるいし、貴方を傷つける言葉を持ってるし、誰とでも寝る女なんだよ。貴方の知ってる○○とも寝た。××とも寝た。」と、私に言ってます。
それを聞く度に「大丈夫だよ。お前を汚い、なんて思わないよ。」と、言ってきました。でも、やはり彼女の言葉を聞く事は辛いです。その度に心では「ここで”じゃあ別れよう”と言えれば、どんだけ楽か・・・」と思ってきました。

>もちろん、彼女を手放してしまうことも一つの手だと思います。
>でも、今のjonneyさんにはそれは本望ではありませんよね。

今までの人生で。一番惚れている、と言っても過言ではないと思います。
と言っても、今までの恋愛経験も大してないですが・・・。ただ、今の俺には一番大事で一番一緒にいたい存在です。

彼女の事を理解しようと、様々な書籍・Webサイトを読みました。呼んでいるうちに「果たして俺に彼女の相手が務まるのか？」と疑問に思った事も何度かあります。
彼女の一語一句に注意して、何か信号を送ってるんじゃないか？俺にはそれが理解できてないんじゃないか？俺は彼女の事を何一つ理解できてないんじゃないか？と考え込み、一晩中眠れない事もしばしばありました。
時には彼女の前で情けなく涙を流す事もありました。そしてまた自己嫌悪・・・何故、強くなきゃいけない存在の前で弱くなってるんだよ、なんて俺は情けない男なんだ・・・もう、自己嫌悪の堂々巡りです。

>でも、そんな彼女を見ているとすごく悲しくなってくるんじゃないでしょうか。

今までの俺は、中途半端な気持ちだったのかも知れません。彼女に対する恋愛感情と、悪い意味での「かわいそう」と思う同情と・・・。彼女の過去、現在の状況を「かわいそう」と思うから、悲しくなって、そんな自分に自惚れていたのかもしれません。
だから、一番必要だった”自分の気持ちをぶつける事”が出来なかったんだと思います。腫れ物に触るような接し方をされて、哀れみで接して、そんなの「恋愛」ではないですよね。

でも、今は心がスッキリしています。余計に気を使う事なく、素直な愛情で彼女に接する事が出来ると思います。俺はお前を愛してるから。お前が何と言おうと愛してるから。」と言えた後には、彼女の男性関係を聞いても動揺してる自分はいませんでした。

俺は彼女を一所懸命、真剣に、身体を張って愛してる。

数日前までの不安は減りました。でも、自信は数倍に増えました。

まだまだこれから、もっと彼女を愛せる、そんな男になります！

おぉ、すばらしいですね。
ほんとにいい経験をされたかと思います。

この言葉、きっとjohnnyさんのハートの中にいつもあったものだと思うんです。
johnnyさんだけじゃなくて、多くの人が持ってる言葉でもあって、でも、みんな（日本人は特に）隠してしまうんです。恥ずかしかったり、怖かったりして。

心がすっきりしたり、ほっとしたりするのを感じられたと思います。震えながらも。

johnnyさん、本当に大きく成長されましたね。おめでとう。

> 彼女はその後、無言になり、照れを誤魔化すように「あ～、トイレ行きたい」とか、色々と言ってました。
> すいません・・・書いてて自分が照れてます・・・あ～、ハズカシイ(笑)

でも、かっこいいですよ。

その彼女の顔を覚えておくといいかもしれません。
彼女は誰かにそんなストレートな愛情をぶつけられたことって無かったと思うんです。

しばらく暴れるかもしれませんが、確実にハートに届いたかもしれませんね。

> それを聞く度に「大丈夫だよ。お前を汚い、なんて思わないよ。」と、言ってきました。でも、やはり彼女の言葉を聞く事は辛いです。その度に心では「ここで”じゃあ別れよう”と言えれば、どんだけ楽か・・・」と思ってきました。

それも本音でしょね。

「彼女のことを愛してる」と「別れたほうが楽だ」という相反する感情がjohnnyさんの心の中で激しくケンカするときも多いと思うんです。
彼女のことだから、きっと多くを否定し、愛させようとせず、辛い思いばかりさせたりもするでしょうね。

だから、彼女を「自分のものにする」という発想はとっても危険だと思うんです。
彼女を通じて自分を成長させること、男としてより魅力的になること、これを一番において見てください。実はその態度が彼女にとっては居心地がいいものだと僕は思うんです。
johnnyさんの心に「彼女をこれくらい許し、愛せるとしたら、何が起こっても余裕を持って対応できる」という自信がきっと芽生えてくると思います。

今はその思いはそんなにないかもしれないけれど、男としては必ずどこかにある感情だと思うので頭の隅にでもおいといてください。

> 今までの人生で。一番惚れている、と言っても過言ではないと思います。
> と言っても、今までの恋愛経験も大してないですが・・・。ただ、今の俺には一番大事で一番一緒にいたい存在です。

その気持ち、大切にして下さいね。
johnnyさんもお分かりの通り、彼女が最後まで信じられない気持ちがコレではないでしょうか。

> 彼女の事を理解しようと、様々な書籍・Webサイトを読みました。呼んでいるうちに「果たして俺に彼女の相手が務まるのか？」と疑問に思った事も何度かあります。

優しいですね。
彼女のことを理解しようとするのはとても素敵なことですよ。

> 彼女の一語一句に注意して、何か信号を送ってるんじゃないか？俺にはそれが理解できてないんじゃないか？俺は彼女の事を何一つ理解できてないんじゃないか？と考え込み、一晩中眠れない事もしばしばありました。

そんな場合もありますね。
一生懸命やればやるほど悩みは尽きなくなるのかもしれません。
それくらい本気なんですよね。

> 時には彼女の前で情けなく涙を流す事もありました。そしてまた自己嫌悪・・・何故、強くなきゃいけない存在の前で弱くなってるんだよ、なんて俺は情けない男なんだ・・・もう、自己嫌悪の堂々巡りです。

彼女の前で泣けるのも悪いことではないと思います。
ケースバイケースではありますけどね。

でも、自分を責めるよりも大切なことがありますね。
johnnyさんが自分を責めてるとき、彼女はそんなjohnnyさんを見てまた罪悪感を積み重ねてしまうのが分かりますか？

今のjohnnyさんには、今のjohnnyさんに出来ることしか出来ませんね。
今出来ないことは、今以降の目標にしましょう。
チャンスは必ず巡ってくるものです。

そして、その目標を手に入れるためになんでもする！という強い意欲を持ちつづけてみてください。

> だから、一番必要だった”自分の気持ちをぶつける事”が出来なかったんだと思います。腫れ物に触るような接し方をされて、哀れみで接して、そんなの「恋愛」ではないですよね。

そうですね。それが出来てはじめて彼女の心に一つの種を植えることができるのかもしれません。それを育てるのも、枯らすのも二人のこれからにかかってきます。

> 俺は彼女を一所懸命、真剣に、身体を張って愛してる。

ほんま、それだけでいいんです。それだけで。
その言葉を胸張って言えていれば、そこにはなんの悩みもありませんね。
問題とは乗り越えていくための壁に過ぎません。

> 数日前までの不安は減りました。でも、自信は数倍に増えました。
> まだまだこれから、もっと彼女を愛せる、そんな男になります！

その勢いで頑張ってください。

またへこんだときはいつでも声をかけてくださいな。
いつでもまた新しいガソリンを注入しますから。
そうじゃないときはエンジン全開ですっ飛ばしてください！
応援してます。