不安神経症の彼との今後

相談者名
ふらんす
彼氏が39歳で不安神経症で、抗うつ剤を3種類服用しています。
現在は仕事ができない状態で私が生活の面倒をすべてみています。
仕事ができなくなってから4カ月くらいたちますが、彼に貸したお金は50万以上です。
しかも私は36歳ですが学生です。
そのために貯めた預貯金から切り崩しています。
先日は、就職の面接日の前日でパニック障害をおこし薬を多用してしまったようで、激しい嘔吐で夜中の2時ごろ病院につれていってほしいと起こされましたが、「大丈夫だよ」と身体をさすっていると落ち着いてきました。
3月からつきあっていますがこのような発作はたまにおこります。
彼は、病気のせいかすごく人にたよる性格で他力本願で、私がなにかいうとすぐ逆切れして怒ります。
私はいままでの男性とは言いたいことをいって、うまくやってきていたので、彼のこの反応には価値観があわず精神的に疲れてしまって何もいいたくなくなり我慢してきいています。
彼は、私と結婚する気でいますが、私ははっきりいってそんな気にもなれず、このままこのストレスある生活を続けることがつらく思うようになってきて早く1人になりたいと毎日思ってしまいます。
お金ももう限界です。
彼は両親と兄弟をなくしているので1人です。
そのことが彼にとってものすごくストレスで辛い記憶でそれが原因で不安神経症になったと思います。
彼は自分で生活できていないこと、つまりお金がないという不安で発作をおこします。
働く意欲はあるので、就職がきまるまでは面倒みてあげたいのですが、慣れない仕事をしてまた休職になったら私はもう面倒みきれません。
私しか頼る人がいない彼に対してどのように言葉をかけ接していったらいいのでしょうか。
カウンセラー
ながのひろみ
ふらんすさん、はじめまして。担当させていただくながのひろみです。
よろしくお願いいたします。

学校に通いながら自分の力で生きていくことさえも立派なことなのに、
病気の彼の面倒を見ながら家計をやりくりしているふらんすさんは
愛情深くてとてもパワーのある方だと思います。
今までよく耐えて頑張ってこられましたね。
本当にここまでよくやってこられたと思いますし、彼に対して十分に
愛情を与えてこられたと思います。

恋人が病気で仕事ができずに、しかも身内がいないとなると、
今の関係から距離を取ることについていろいろな気持ちが出てくると思います。
最も大きいものは、彼をまるで見捨てるような気持ちや、
彼を最後まで応援できなかったという後ろめたい気持ちではないでしょうか。
でも、今はふらんすさんは彼と同様に、いえ彼以上に疲れていらっしゃるようで、
自分でも自覚されているように一人になって休養する時間と心のゆとりが必要のようです。
最近心から笑うことはありますか?
心がホッとするような時間は取れていますか?

ふらんすさんが最初に彼に関わったのは、彼のことが好き、彼の力になりたい等
純粋に愛情を与える気持ちからだったと思います。
今はいかがでしょうか。
私が我慢さえすればなんとかなる、私がいないと彼は生きていけないかも
という犠牲をする思いのほうが強く、(彼と別れたいけれど)別れてはいけないとか、
助けてあげないといけないと義務感を感じる毎日を過ごされていませんか。

犠牲や義務感で彼を助けようとしても、助けられないばかりか、
ふらんすさん自身が燃え尽きてしまいます。彼の問題は彼の問題であり、
ふらんすさんが解決するものではないのですが、あまりにも彼との距離が近すぎて、
まるで自分の問題のように取り扱ってしまうんですね。

お金の件でも、これ以上補助できないならはっきりと断ることも必要ですし、
逆切れして怒られるのであれば、そのことに対する自分の思いを伝えることも大切です。
不安発作についても、ふらんすさんばかりに頼るのではなく、
カウンセリングなどを利用してそのことに対して向き合うアプローチも
提案してみてはいかがでしょうか。
その際、ふらんすさんが彼からの借金の申し出を断ったり、他の機関を頼らせることに
関して冷たい態度だと思われる必要はまったくありません。
繰り返しますが、十分に彼に対してやることをやってあります。

見方を変えると、手を差し伸べている限り彼はずっと無力で助けられる役にいるのです。
このやり方はそろそろ限界に近づいているようです。
ふらんすさんが今から彼にやれることは、彼が一人で立ち上がる力を信じてあげること
です。
自分の力を信じる人がいてくれたら、それだけで人は立ち上がることができます。
前に進めないのは、自分には出来ない、そのような力はないと
思いこんでいるからなのですね。

彼が自信をなくしているのなら、彼の才能を伝えてあげてください。
彼が迷っているのなら、後押ししてあげてください。
彼が自分の将来が暗闇で見えていないのなら、代わりに見て語ってあげてください。

でも、何よりもその前に、ふらんすさんがまず自分に対して優しくしてあげてください。
自分の心をいたわる時間を作ってあげてください。心が喜ぶ楽しいと思えることを
見つけてください。
今まで彼に対して思っていたいろいろな気持ちもカウンセリングで吐き出して、
一旦綺麗にお掃除しましょう。
リセットしてリフレッシュすると、今まで見えなかったものも見えてくるかも
しれません。

ふらんすさんが、自分を取り戻せますように応援しています。
今回のご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

ながの ひろみ

恋愛、人間関係、自己啓発、ビジネスなどのジャンルで、わかりやすい理論と感覚的なセンスを用いてアプローチしながら、優しく柔らかな雰囲気で包み込むカウンセラー。 ブレない安定感となごませる会話で「あるべき姿に気付かせてくれる」「いつもセンターに戻してくれる」と高い評価を得ている。