こんな私が人助け?

相談者名
アキ
初めまして、こんにちは。アキと申します。
私は、どうしても自分に自信が持てないことに悩んでいます。
何か少しあるときだけじゃなくて、何もないときでも「私はダメな人間なんだ、何も出来やしないんだ、悪い人間なんだ」と思ったり感じたりしてしまうんです。
サイトにいろいろ掲載されている講座やエクササイズを見ても、実践もしないで「こんなの意味なんかないよ」と思ってしまうんです。
そのせいか、自分から何かしようとか、しなきゃいけないとかという気持ちになれません。
昔からいつも親に「あなたこれしたの、それはやったの?」とハッパをかけられて動いてきました。そんな事は続けられないと分かっているのに……。

そんな私ですが、ある人(仮にAさんとします)を助けたいと思っています。
Aさんはお母様が早くに亡くなり、仕事で忙しいお父様ともあまり触れ合わずに何年も過ごされて、今はカウンセリングに通っておられます。
彼女はあるアニメが好きで、その中のキャラクターと自分を同一視してしまい、別のキャラクターに愛される空想世界を持っていて、先生からも「自分が壊れないように、周りと対立してでも自分の世界を守りなさい」と言われたそうです。
ただ、実際にその愛してくれるキャラクターと別のキャラクターが仲良くしている設定のウェブサイトを見てしまい、耐えられなくなって思わず「それをやめて欲しい」とメールを送ったりしてしまうと、やはり悪い事だって自分でも分かってらっしゃるので、ものすごく後悔してしまうのだそうです。

私は、そういった彼女の話を聞きながら、どうしたらいいのか一緒に考えたり、思いつく限りのアドバイスをしたり、理解して受け止めてあげたりしています。(一度親に相談しましたが、「彼女の家の問題だから関わるな」と無理矢理関係を絶たされ、今は内緒で交流を続けています)
ただ、やはり私は自信がないし、自分に罪悪感もあるので、支えながらも「本当にこれでいいのか? 自分が何も出来ないことを補うためにやってるだけじゃないのか?」と悩んでしまうのです。
そういった事を自分のウェブ日記に書き込んで、逆にAさんに励まされることもあります。彼女のほうがしんどいのに。

こんな私が、人を助けようとしてもいいんでしょうか?

カウンセラー
中原謙一
アキさん、、初めまして。
メールありがとうございます。

私は中原謙一と申します。

よろしくお願いいたします。

結論から先に言いますと、アキさんが人を助けようとすることはとてもいいことです。

できるかできないか、ここでは結果は関係ありません。

アキさんの「人を助けたい」という想いが重要なんです。

しかしながら、アキさんに限らず、誰かを助けたいと思ったとき、「助けられない」
「うまくいかない」「本当にこれでいいの?」という感覚は誰でも持ちます。

そして、自分に自信がない分だけ迷いが大きくなり、迷惑をかけている感覚や役に立
たない感覚を持ったりします。

一般的にですが、アキさんのような状態にある場合、本来であれば他人を想いやる余
裕って無くなるんですよね。

しかし、アキさんはそれでもAさんを助けたいと思っている。

実はこの気持ちが、アキさんの抱えている「自信がない」という問題そのものを解決
する糸口にもなります。

ちょっと想像してみてください。
Aさんがすごく楽になって、幸せになったとき、Aさんはどんな顔を押しているでしょ
うか?
そして、アキさんはその顔を見たとき、どんな感じがするでしょうか?

おそらく、Aさんはすごく幸せな顔をしているでしょうし、そんな顔を見たアキさん
はすごく幸せな気分になれるでしょう。
この状態では、自信があるかないかなんて関係なくなります。

アキさんが本当にやりたいことって、これではありませんか?

今までのアキさんは、自分が本当にやりたいことが見つからなかったから、いわれる
ままに過ごしていたんだと思います。

でも、今のアキさんが「やりたい!」「助けたい!」と思っていることは、本当にや
りたかったことなんでしょうね。

Aさんに限らず、誰かを助けたい、誰かを幸せにしたい。

これがアキさんが本当にやりたいことなんでしょうね。

そして、アキさんの想いは必ず相手の心に届きますし、お互い成長することが可能に
なります。

アキさんにはそれだけのパワーがあります。

ただ、一つ注意することがあるとすれば、独りで抱え込まないことです。

アキさんみたいな人は、どうしても独りで抱え込んでしまう傾向があります。
「迷惑をかけちゃいけない」と思い込みがちになるわけです。

ですので、独りで抱え込むのではなくて、有料、無料の電話カウンセリングなどを使っ
て、カウンセラーに頼ってみてください。

そうすることで、アキさんの見えなかったところをカウンセラーが見てくれたり、ア
キさんが思いつかなかったこたえをカウンセラーが教えてくれるかもしれません。

そして、独りで抱え込むより、カウンセラーにサポートをしてもらえば、独りで抱え
込まなくても良くなりますから、楽に進むこともできるでしょう。

遠慮なく、カウンセラーに「助けて」と言ってみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

アキさんの想いがみんなを笑顔にする、その参考に少しでもなれれば幸いです。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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