自分を信じることの大切さ

「天才」とか「奇跡が起きた」とか「あの人は運がある」などと言われている人を見たり
聞いたりするたびに、どれだけ自分のしていることを信じて頑張ってきたのだろう
と思います。
例えば、大リーガーであるイチロー選手の場合。
日本でも大活躍をし、アメリカに渡ってからも第一線で活躍をしていることは
誰もが知っているくらい有名な話であり、「彼は天才だ」ともよく言われています。
でもイチローは言います。
「僕は天才ではないし、その一言だけでかたづけてほしくない。」
イチロー選手に才能があることは誰もが疑う余地はありません。
でも、才能があったとしても原石のままでは輝きません。イチロー選手は小さな時から毎日通っていた野球の練習以外にも、毎日父親と一緒にバッティングセンターでの練習を欠かさなかったそうです。
友達とも遊ばす野球づけの毎日だったといいます。
そして「プロ野球選手に絶対になれる」と信じて練習をしていたそうです。
又、数ヶ月前にチリでの落盤事故が世界的なニュースとなり、遭難された全員が無事
「奇跡の生還」として報道されたことは記憶に新しいと思います。
でもあの「奇跡の生還」も遭難した人々が生きる希望を途中で諦めていたならば、起きなかったかもしれません。
「家族に逢いたい、恋人に逢いたい、そのために生還したい」という強い気持ちが暗く密閉された空間のなかでお互いを励ましあい勇気となって過酷な時間をすごしきれたといえます。
そして「あの人は運がある」と言われたりする人達も、詳しく見ているとある共通点が
あります。
それは「運を掴み取る準備をしている」ということです。
実は運というものは色々な所で転がっているものだともよく聞きます。
ただ求めているレベルや状態に達していないとその「運」にきずく事ができなかったり
他人の所へ行ってしまうことがよくあります。
いつ自分のところに運がくるかなど誰にもわかりません。
「必ず来る」と信じて準備をしておくことだけが一番の近道だそうです。
そしてこの3つに共通していることは
「自分を信じてやりたいことを持続し続ける」ということ。
実は一番の応援団は他人ではなく自分自身であり、その反面一番に出来ないと
思っているのも自分自身であるとも言えます。
以前の僕や、少し自分に自信のない人達が陥ってしまう罠といえば、
出来ることよりも出来ないことを先に考えてしまい、できない理由をどんどん強化してしまい、目標に対してやろうとしない作戦。
僕の場合、
「したくない」・「できない」と思えば思うほど普段では考えつかない言い訳の連発。
例えば、このコラムを書く時にも
「パソコン使うと目が疲れるからやめよ」
でも、暗いところで本を読んでいたり
「ネタを考える時に頭使ってカウンセリングに影響するからやめよ」
でも、この日はカウンセリングがなかったり
「ネットを見てしまうからやめよ」
実は初めから見ることを前提になっていたり、
「2時間しか時間がないから中途半端になるからやめよ」
実際には1時間も集中力が続かないはずなのに(笑)
などあげていくときりがないです。
すぐにしないといけないことでもかなり抵抗するのに、何年も先の話で成功するかどうかもわからないことの目標を持続し続けることなど無理と感じてしまうのも当たり前かも
しれません。
でも持続させることがなぜ大切なのか?
持続するためになぜ「自分を信じ目標を立てた方がいいのか」
スポーツで例えるとわかりやすいかもしれませんが、
スポーツでは「体が無意識に動くまで練習する」という言葉をよく言います。
その練習方法とは単調な反復練習の繰り返しになります。
それは、何千回、何万回と体が覚えこむまで繰り返します。
同じことの繰り返しですから時間がたつにつれて飽きてきます。
辞めたくもなってきます。
でも、目標や目的があればギリギリの所で踏みとどまることが可能になってきます。
なぜなら、「勝ちたい」や「上手くしたい」と目標を達成したときの気持ちよさ
を味わってみたいからです。
自分を変えたいと思う時も理屈は同じです。
変わるためには何度も挫けそうになっても同じことを繰り返しチャレンジする。
そして「変われる」と信じきること。
そうして繰り返しているうちにやり方や感覚が体に馴染んできます。
いつの間にか雰囲気が変わったり、視野が広がったりします。
変化が楽しいときづけば、しんどくてもまたしたいと思う力が強くなり、なりたい自分に
近づくことでさらに変化を求めていきたくなります。
これはある偉人が言った僕が好きな言葉の一つです。
「僕には失敗がない。なぜなら成功するまでやり続けるから」
自分の未来は自分でプロディースできますよ!
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1件のコメント

  1. はじめまして。今回のコラム、私の人生のテーマです。
    いつも中途半端になって諦めてしまう。今日もふと道すがらそう思っていました。
    なのでなるみさんの
    自分を変えたいと思う時も理屈は同じです。
    変わるためには何度も挫けそうになっても同じことを繰り返しチャレンジする。
    そして「変われる」と信じきること。
    そうして繰り返しているうちにやり方や感覚が体に馴染んできます。
    いつの間にか雰囲気が変わったり、視野が広がったりします。
    変化が楽しいときづけば、しんどくてもまたしたいと思う力が強くなり、なりたい自分に
    近づくことでさらに変化を求めていきたくなります。
    この文章に惹かれました。
    でも行動に移すのは容易ではありませんよね。
    来月初めてヒーリングワークに参加します。
    自分を変えるために。でもヒーリングワークに一抹の不安もあります。
    ご自身のご経験ではヒーリングワークによってこの自分の変化、変わることへのモチベーションをあげる原動力になりましたか?