»ご相談事例集»考えすぎてしまう自分を変えたいです。

考えすぎてしまう自分を変えたいです。

ご相談事例集

木村祥典 2007年1月15日

相談者名	うい
はじめまして。ういと申します。２９歳主婦です。昨年こちらを見つけてからいろいろなコンテンツを拝見しているのですがなかなか相談できない自分がいます。夜になると明日こそは電話しようと思うのですが次の日になると出来ずその繰り返しでようやく思い切って無料相談のメールをしました。相談事例集を見ていると自分に当てはまるものばかりです。物事を堅く考えてしまうようで昔から自分の性格や人間関係に悩んでいます。でも人に相談する事もできず、自分でも触れないようにしていました。ここ１年半ほど不眠で通院する状態になり、無気力で過ごしてきましたが今の状況を何とかしなければと思うようになりました。 ○幼い頃から何をしていても自分はどう見られているのか周りの自分に対するイメージばかり気になってしまいます。すぐに相手がどう思っているのかとか言われたことを気にしてしまい、身動きがとれず年を重ねるにつれ何をするにも臆病になっています。 ○人にあわせることで安心している所もあって、自分がない感じです話していても相手に失礼なことを話してはいないか、自分のことばかり話してはいないかと思い、言葉が出てこなくなります。沈黙になることも多く自分が居るからと思ってしまい、頭は真っ白です。 ○何かやろうとする時、恥ずかしさや失敗した場合などまずは最悪の結果を考えてしまいます。何に対しても自信がなく行動できずにいます ○大きな声で怒鳴る人や気が強そうな人には強い恐怖を感じ、先入観を持ってしまい身構えてしまいます。 ○負けず嫌いな面もありますがすぐに諦めてしまいます。この先、近所付き合いや子供が出来たときに年の違う人と接する機会も増えると思うので自然に付き合えるように変わろう、変わりたいと思いますが自分の考えだけが膨らむばかりでまず、どう行動したら良いのか分かりません。いつも頭も心も何か詰まっている感じでもやもや重いです。自分でも整理できずいくつも書いてしまいましたが何かアドバイスをお願いします。
カウンセラー	木村祥典
ういさん、はじめまして。木村と申します。ご相談ありがとうございます。 HPをご覧くださいましてありがとうございます。また、こうしてご相談いただくにも勇気の要ったことと思いますが、相談してくださったことをうれしく思います。ありがとうございます。ういさんは、「自分がどのように見られているのか？」という目が気になってしまっているために、自分らしくいられなくなってしまっているようですね。そこには、怖れの感情が大きく関係しているような感じがします。ご相談内容にも書いてありましたが、大きな声で怒鳴る人や気が強そうな人の前では、怖れのために萎縮してしまいますよね。そのために、「怒られないように」と、「ちゃんとしなきゃ、ちゃんとしなきゃ…」と、自分に言い聞かせてきたのかな？という想像をしています。そうして自分に言い聞かせていくうちに、言い聞かせなくてもそのように振る舞うようになってしまったのかもしれませんね。ういさんは、それを自分の性格だと思っているかもしれませんが、それは、生まれつきというよりは、成長していく過程で身に付いたものなのかもしれません。だとすると、それを変えることはできます。それは、ういさんの本質ではないわけですからね。どうやったら変えていけるかというと、まずは、いつ、どうしてそのようなものを身につけてしまったのか？という部分に目を向けていくというところがスタートになると思います。なんでそうなってしまったのか？という背景を理解することと、その時の自分の気持ちにつながっていくことで、ネガティブな感情を解放していくことで、自分の本質に触れることができます。その過程では、これまで抑圧していたネガティブな感情に触れることも出てきます。今まで、このネガティブな感情を避けてきたために、「うれしい」「楽しい」「幸せ」という、ポジティブな感情をも感じられなくなってしまっているところから、無気力の状態に陥ってしまっているような感じがします。「考える」という状態は、頭を使いますよね。考えている時というのは、感情から切れてしまいます。考え過ぎてしまうという状態がある背景には、感情を感じることを避けるという理由があるのかもしれませんね。これはういさんに限らないことなのですが、このように感情を感じることを避けることから、詰まっているようなもやもやした感じを持ったり、行き詰まってしまうことがあります。逆にいうと、心に意識を向けて、感情を感じて解放していくことで、もやもやが取れたり、行き詰まってしまった現状打破のきっかけになります。でも、ネガティブな感情を感じるというのは、想像しただけでもあんまりいい気分ではありませんよね。そこでういさんにお勧めしたいのは、ポジティブな感情に意識を向けて、それを探す、感じてみるということにチャレンジするということです。例えば、「何とかしたい」と思って、こうしてご相談をいただいていますが、何とかできた後の自分は、どんな気分で過ごすことが多くなるでしょうか？人の目を気にせずに、自分の思うままに振る舞えている時の自分は、どんな感情を感じているでしょうか？自分に自信が持てて、人付き合いがうまくできている時の自分はどんな顔をしているでしょうか？その顔を見た時、どんな気持ちになるでしょうか？それをイメージしてみて、今、感じてみてください。「『何とかしたい』と前向きに意欲的になれている自分」に対してどのように感じますか？ちなみに私は「素晴らしい！」と思います。このように、今のういさんにも感じられるポジティブな感情もありますし、そのヒントやきっかけもあります。そうして、感情を感じることに慣れてくることで、自分の気持ちや本質に近づくことができます。はじめはうまくできないかもしれませんが、練習することでうまくできるようになります。それらの全てをういさん一人でやる必要は全くありませんので、よかったら、私達カウンセラーにお手伝いをさせていただけませんか？初回無料電話カウンセリングなどは比較的ご利用いただきやすいかと思いますので、よかったら是非使ってみてくださいね。ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。