遠距離、彼が自分の状況を話してくれない。

相談者名
はる
遠距離で付き合って10ヶ月の彼がいます。中学の同級生でバツイチ小学1年の子供を育てています。今年1月に彼のお母さんが癌で入院されてからそれまで4ヶ月間毎日あったメールが減ってきて、最近ついに3週間メールが来なくなりました。それでメールが欲しいとメールをしたらお母さんの容態が急変して当分メールも書けそうにないしメールもらってもいつ読めるかわからないとメールが来ました。ただそのメールの件名が「申し訳ありませんが・・・」というとても事務的なものでとてもショックを感じました。彼はお母さんが入院してから自営業の仕事、家事、育児を一人でこなしていてかなり大変なようでした。なので私もメールが減って不安な気持ちを彼にぶつけることもできず3月に会った時に酔って彼を責めてしまいもう別れると喧嘩になったのですがその後私が謝って付き合いを続けています。彼のお母さんが癌というのも私に言ってくれなくて友達から聞きましたが容態を聞いても答えを避けてるようなところがあり私に言いたくないのだとあえて触れていません。最近彼のお父さんもちょっとした病気で入院されたと友達に聞いたのですがそれも私には全然言ってくれてないです。もともと遠距離から始まっていて彼は無理して会わなくても自分はそれでいいと言っていて長いスパンで付き合いを考えてるようでした。付き合い始めの頃にはすぐ結婚とかは難しいけど将来は一人にさせないからと言ってくれていましたが最近では彼の気持ちがわからなくなりました。今回お母さんの容態が急変ということはかなり悪いのだと思いますが、メールが書けないほど余裕がないものなのか?もう私から気持ちが離れたのか?と色々考えてしまいます。とりあえず今は当分メールを控えてそっとしておいたほうがいいのかと思っていますが、彼の状況を考えると何か自分にしてあげられることはないものだろうか、何もしなくていいのだろうか?こういう時こそ助け合えたり支えあえたりするものではないのだろうか?と考えます。私は今後もずっと彼と付き合って行きたいです。付き合っているのになぜ彼は私に自分の状況を話してくれないのかわからないです。彼のメールの事務的な文章はどう考えたらいいのでしょうか?私はどうすべきなのでしょうか?アドバイスをいただければ幸いです。
カウンセラー
寺島やすこ
こんにちは、はるさん。カウンセラーの寺島です。
ご相談ありがとうごさいます。

遠距離恋愛はすぐにお互いの顔がみれなくて、すれ違いがおきやすく切ないですね。
でも、はるさんは10ヶ月よく頑張ってこられたと思います。

自分の父も、自分が12歳の時にガンになり、
1年の闘病生活の末亡くなったので、病人をもった家庭の大変さをお伝えすることが
できると思います。
しかもはるさんの彼はバツイチで小学生の子供を育てているとのこと、
そして、更に私もバツイチで子連れで小学生3人を育てている男性とおつきあいした
ことがあるので、
そういう生活の大変さ、そして彼の気持ちをお伝えできるのではないかと思います。

簡単に言ってしまえば、彼の生活は今本当にピンチを迎えているといってもいいで
しょう。
経済的、物理的、精神的にも、大変に忙しくて、余裕があるとはまったく思えませ
ん。
メールが事務的になるということは、はるさんへの愛情が薄れたというより、
せっぱつまった状況によって、彼の余裕がなくなってきたことを表していると思いま
す。

彼が何も言ってくれなくて、水臭くて、悲しい・・・・、その気持ちもよくわかりま
す。
ただ、逆に彼の立場から言ったら、とても貴女に甘えるなんて、申し訳なくてできな
いんだと思うんですよね。
私の昔のバツイチの彼も、子供たちの面倒を私がみていた時、
とても感謝してくれましたが、その一方で私の行為が信じられないようでした。
「普通の女性はお前みたいなことしないよ。お前は奇特な女だなあ・・・」って、言
われたこともあります。

それから、もっと昔、母が父を看病していた時は、
母に親族はおらず、父方の親戚に助けを求めても、ほとんど孤立無援状態でした。
(父方の親戚自体、自分達の生活だけで精一杯だったのです)
なので、子供であった私たちは親のいない家で、
掃除、洗濯、食事の準備も自分達でやるしかありませんでした。
でも、小学生ですから、上手にきりもりできるわけもなく、
毎日毎日不安で兄弟ケンカばかりして、着ているものも汚れっぱなしで、不潔にな
り、
それが原因でいじめにあったりして、更に悪循環にはまっていました。

だから、当時のことを振りかえってみて、
はるさんの彼も誰の助けを求めることもできないと絶望されているのではないかと思
います。
逆に彼が助けてを言わないのは、彼なりのはるさんに迷惑かけまいとする思いやり
か、
または、助けを求めても得られないと思っているか、
助けを求めて断られ、返って傷つくことを恐れているのだと思います。

仮にご自分の話を友達の話として相談されたと考えてみてくださいね。
彼はいい人かもしれないけど、状況が困難すぎるから、
やめておいた方がいいんじゃないって、友達にはアドバイスしたくなってしまいませ
んか?

こういう人生のピンチの時は助けてはなかなかいえないものです。
しんどければしんどいほど、その助けを呼ぶ余裕さえも失ってしまうのです。
だから、はるさんが本気でサポートしたい場合は、
はるさから具体的に行動する、物理的に彼に近づいて手伝ってあげてみてはどうで
しょうか?
私もバツイチの彼とお付き合いした時は、
頼まれなくても、自分から毎日夕飯のおかずを多目に作って届けていました。
最初は遠慮がちにしていた彼ですが、やっぱり1人では大変なので、
受け取ってくれて、だんだん2人親密感も高まりましたよ。

逆境の時ほど、愛情はためされると思ってください。
今の彼にはるさんを支える余裕はないでしょう。
今ははるさんが彼を支えてあげられる時だと思います。
それだけ誠実な愛情を誰かに捧げることができた時、
はるさんにも思わぬ形でその愛情が戻ってくると思いますよ。

そして、はるさんがしんどい時は、ぜひ1人で抱え込まず、
友人や、私たちカウンセラーを頼ってくださいね。
心より応援しています!!!

ご相談ありがとうごさいました。

この記事を書いたカウンセラー

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