感情を感じることができた後は

相談者名
ナミダ
心理学講座を読んで、私は人に嫌われた時に、「愛されなかった自分」を責めているんだと思いました。
そして、自分を嫌う人や意地悪な人にすら「愛されたい」という思いがあることに気づきました。
愛されなかったことによる心の痛みをわかって欲しいという気持ちが、人への攻撃心や怒りになることも。

この自分の本音のようなものに出会えはしたものの、外の状況は何も変わってないように思えます。
私は依然、ハッピーな気持ちや愛で心が満たされているわけではないし、明るくなったわけでもない。
意地悪な人達も私と同じように「愛されなかったこと」で苦しんでいたのかも。
でもそういった人達に嫌われていることはやはり嫌だし、苦手意識や傷つくことへの怖れはまだある。

自分の本音はわかったけれど、でもどうすれば。
これが、今の私の悩みです。
ここからさらに成長して、自分の中の愛を表現できるようになるにはどうすればいいのかを、教えていただきたいです。

カウンセラー
北野純
ナミダさん初めまして。
ご相談ありがとうございます。
今回担当させていただきます、北野純と申します。
どうぞよろしくお願いします。

ナミダさんは心理学講座を読まれて、ご自分の中に自分を責めていたり、「愛されたい」という思い、心の痛みなどがあることに気付かれたんですね。

そんな思いに気付かれたということはとても素晴らしいことだと思います。
なぜなら、攻撃心や怒り、責めている感情がどこから来ているのか?を探していくには、まずはそんな感情があるということに気付くことから始まります。
気付いたら50パーセントは癒されていると言ってもいいくらい、気付きは大切なものなんですね。

さて、ナミダさんの本題はここからどうすればいいのか?ですよね。
気付きはしたけど、ナミダさんの状況は変わらず、愛で満たされることはないとのこと。
そして成長してご自分の中の愛を表現するには?ですね。

心理学講座などを読んでくださっているので、ご存知かもしれませんが、ナミダさんが愛されなかったと感じたのは幼少期がルーツである可能性が高いと思います。

小さなナミダさんが心の中にいて、愛して欲しい!と心の扉をノックしているような感じですね。
それが心の痛みにもなっているかもしれません。
その小さなナミダさんを手の平の上に乗せて、ナミダさんは他の人に差し出しているのかもしれません。

私の中の愛されなかったこの子を愛してくれませんか?というようなイメージで。
そして、ナミダさんが人から嫌われたと感じた時に、この手の平の中の小さな愛されなかった自分を責めているのかもしれませんね。

ナミダさんを愛で満たすには、まずはナミダさんがこの小さな子を愛してあげることかろ始まります。

それは、辛かったね、寂しかったね、と共感してあげることかもしれないし、大好きだよ、愛しているよ、と優しく抱きしめてあげることかもしれません。

ナミダさんが、その子と向き合った時どんな感情が出てくるでしょうか?
そして、どんな言葉をかけてあげたいと思うでしょうか?

その子と繋がった時に感じるものがナミダさんの中に流れる愛と繋がった感覚かもしれません。

イメージしたりするのは、1人では難しいと感じる方もいらっしゃいます。

そんな時はどうぞ私達にお話伺わせてくださいね。

ナミダさんの成長や愛を表現することのヒントになると嬉しいです。

応援しています。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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