夫の全てを信じられなくなってしまった

そのことを思うと、許したくても許せない”女”の気持ちが、
痛いほど伝わってきます。

でも、maさんに朗報です。
今まで、「母」として、そして「妻」として、頑張ってこられたmaさんに、
”「女」としての幸せ”という形で、報酬がやってこようとしています。

結論から言うと、maさんがおっしゃるように、
自分が変わることが、ポイントになります。
これは、maさんが経験を通して、理解されてきたことですね。
難しいと感じているかもしれませんが、このことに気づいていらっしゃるので、
ここから先は、とてもスムーズに楽に進む事ができますよ。

> 夫にとってはパチンコや競馬をやるような感覚だった様です。
> でも私にはモチロンそんな気持ちが理解できませんでしたから、大泣きして夫を責めました。

よく、「飲む・打つ・買う」といいますね。
女性にとっては理解し難いことですが、男性にとってこの感覚は「ある」ものです。
でも、あるからといって受け入れてください、というわけではありません。

だんなさまの心の中で起こっていることに注目していただきたいんです。
ただ、遊びたいだけなら北海道まで足を運ばずとも出来たはずです。
でも、どうして北海道なのかというと、
”女性的なやさしさに包まれてほっとすること”が、どこか遠い理想のように感じられているんだと思うのです。
目の前に、maさんがいるのに、です。

これは、妻を幸せにしたい、楽をさせてやりたい、と心から望んでいるのに、
どこかで「苦労をさせてしまっている・・・自分にカイショが無いばっかりに・・・」と、
男性として自信が持てない、そんな自分が許せなくて、
maさんにやさしさを求められない時に、他に求めてしまう、
という心の力学なんです。

> でも夫にはその気はなく、私の責めに耐えながら、いつもの生活を送っています。もう絶対にしないと言っています。

だんなさまの中で、絶対にしたくないこと。
それは、maさんを”これ以上苦しめたくない”ことなんですね。

そうは言っても、ひとりの人間、ひとりの男です。
女のやさしさを求めることも自然でしょう？
ここで、maさんには選択が迫られます。
今まで築いてきた信頼関係を土台にして、今まで以上に愛し合える夫婦を目指すのか、否か、の選択です。

「妻」としての責任感、そして「母」としての愛情のうえに、
ひとりの男をただ愛する「女」としての、やわらかい愛情を自分が持つのかどうか、ということなんですね。
だんなさまは、確実にこの「女」のやさしさを渇望されています。

さて、どうされますか？

> 　夫は私の言葉をじっと聞いています。そして謝ってもいます。私と同じくらい、今は苦しんでいて・・・それでも許せない自分。

もしかすると、maさんは、これまで本当に頑張ってきたのに、
それでも、まだまだなんじゃないか、と自分の至らなさを責めてはいないでしょうか？
母として、妻として、私は不十分なんじゃないか・・・と。
それは、誤解ですよ。
お子さんに、そしてだんなさまに聞いてみてください。
どれほど、maさんを愛されているのか、確認してみてください。

> 　夫はもし私が浮気をしても別れない、と言いました。本気であれば別れるし・・とも。
> これって私のこと、どうでもいいってことのようにも感じるのですが。

だんなさまが、こうおっしゃるのは、maさんの幸せを本当に願っているからなんです。
こう言えるのは、本当に強い人だけなんですよ。
一見弱く見える、そんなだんなさまをもう一度信じてあげてください。

許せないのは、maさんがこれまで、どれだけ頑張ってきたのか、
”理解されていない”と感じているからだと思うのです。
でも、もしもそれが認められているのだとしたら、それが自分でも確認できたのなら、
許す事は、さほど難しいことには感じられないでしょう。

コミュニケーションの時間を持ってください。
だんなさまが、本当にくつろげるのは、maさんの胸の中だけなんですよ。
一旦、自信を失われているだんなさまをもう一度受け入れたなら、
これからどれほどの幸せや、「女」としての充足感が待っているのか想像してください。
お楽しみは、これからです。

もしよろしかったら、お返事お待ちしています。

私自身は“もう過去のこと。いつまでもこだわらないでいこう”って感じで「変わる」ことが必要なのかなって思っていました。
そうじゃないんですね。

> これは、妻を幸せにしたい、楽をさせてやりたい、と心から望んでいるのに、
> どこかで「苦労をさせてしまっている・・・自分にカイショが無いばっかりに・・・」と、男性として自信が持てない、そんな自分が許せなくて、
> maさんにやさしさを求められない時に、他に求めてしまう、
> という心の力学なんです。

んー・・これはどうなのかなー。夫は共稼ぎを望んでいますし・・
でも確かに目いっぱい働いて、へとへとの私が夜子供と一緒に寝てしまっても決して文句は言わず、
残った家事をやってくれていたり(夫はそれが負担じゃないと言ってますが)。
カイショがない、とは思っていないようですが、あいつもがんばっているな、と認めてくれているのだと思います。
と同時に、疲れている私にいろいろ望んじゃいけないと感じているのかもしれないなー。うん。

> コミュニケーションの時間を持ってください。
> だんなさまが、本当にくつろげるのは、maさんの胸の中だけなんですよ。
> 一旦、自信を失われているだんなさまをもう一度受け入れたなら、
> これからどれほどの幸せや、「女」としての充足感が待っているのか想像してください。
> お楽しみは、これからです。

今は子供も小さいので、なかなか二人の時間は作れないのですが、意識して作って行こうと思います。大事にしたいと思います。

許せないとはいえ、いっぱい傷つけるような事を言ってしまった私。
もう十分、“おあいこ”でしょう。

> だんなさまが、こうおっしゃるのは、maさんの幸せを本当に願っているからなんです。
> こう言えるのは、本当に強い人だけなんですよ。
> 一見弱く見える、そんなだんなさまをもう一度信じてあげてください。

そうかもしれません。
相談では私のことどうでもいいってことでは？なんて書きましたが、夫に言われて私、本当はなんだかほっとしちゃったんですよね。
でも自分でなんでなのかわからなかったんです。夫は私を許して受けいれてくれる人なんですよね？
(浮気をする気はまったくありませんが)それを感じたからほっとしちゃったんだと思います。

いろいろ自分の気持ちが整理できました。本当にありがとうございました。
寒さが厳しいですが、お体に気をつけて。

また混乱したら相談にのってもらえますか？

そうなんですよね、ついつい私たちはこうやって、辛い事を抱えてしまいます。
でも、もっと簡単なのは、どうすればいいのか知ってる人に聞くのが一番。
こんなに世の中にはたくさんの人がいるんですものね、知ってる人もたくさんいるはずです。

> 私自身は“もう過去のこと。いつまでもこだわらないでいこう”って感じで「変わる」ことが必要なのかなって思っていました。
> そうじゃないんですね。

ひとつの出来事をなかったことには出来ませんよね。
ただ、心の中で目をつぶることは出来ても・・・
ゴミは、ゴミの日に出せばいいですけど、感情はなかなかそうはいきません。
心の奥深くにストックされちゃうんです。
頭では、切り替えはできるんですけどね。

> んー・・これはどうなのかなー。夫は共稼ぎを望んでいますし・・
> でも確かに目いっぱい働いて、へとへとの私が夜子供と一緒に寝てしまっても決して文句は言わず、
> 残った家事をやってくれていたり(夫はそれが負担じゃないと言ってますが)。

いいだんなさまをお持ちですね。
きっとご自分の力や限界を認めた上で、できることはやっていこうとされているんですね。

> カイショがない、とは思っていないようですが、あいつもがんばっているな、と認めてくれているのだと思います。
> と同時に、疲れている私にいろいろ望んじゃいけないと感じているのかもしれないなー。うん。

とっても我慢強いのかもしれませんね。

> 今は子供も小さいので、なかなか二人の時間は作れないのですが、意識して作って行こうと思います。大事にしたいと思います。
>
> 許せないとはいえ、いっぱい傷つけるような事を言ってしまった私。
> もう十分、“おあいこ”でしょう。

うれしいです。
なんだか、そのひたむきさに、私のほうが勇気をいただいています。
ぜひ”ふたり”も楽しんでください。

> 相談では私のことどうでもいいってことでは？なんて書きましたが、夫に言われて私、本当はなんだかほっとしちゃったんですよね。
> でも自分でなんでなのかわからなかったんです。夫は私を許して受けいれてくれる人なんですよね？
> (浮気をする気はまったくありませんが)それを感じたからほっとしちゃったんだと思います。

そうですね。
「何を考えてるの？」ってとこがわからないときは、たとえ信じあっていたとしても、
納得がいくまで、やりあいたくなるものです。
頭で分かるよりも、”実感”した上で理解することが肝心、それでいいんですよ。

> また混乱したら相談にのってもらえますか？

もちろん！！です。
maさんこそ、ご丁寧に、それに一生懸命向き合ってくださってありがとうございました。
いつでもお力になれれば、と思っています。
ありがとうございました。