なんて簡単な癒し♪許すという事。

先日、知人ご夫婦の4つになる娘さんと食べ物屋さんごっこをして遊んでいた時のお話。
ガラガラ〜いらっしゃいませぇ〜!何にしますか?(娘さん)
え〜っとスパゲティとハンバーグとポテトで。(私)
少し待っててくださいねぇ〜。(娘さん)
注文すると娘さんが喜んで料理を作るまねごと。
できあがりました。
どうぞ♪ (娘さん)
むしゃむしゃ美味しい!(私)
こんなシンプルな食べ物屋さんごっごをして遊んでいた。子供って飽きない。お料理を作るまねの時や食べる時はどこかぶつけてしまうんじゃないか、という位にオーバーアクションではしゃいでいる。
冷静に大人の目から見ればどこが楽しいのかと思うのかもしれない。だけど不思議なもので子供の物語に入っていくと遊べてしまうのだった。
こんな時ってすごく短かった気がする…。
気がつくと食べ物屋さんごっこも5往復くらいはしただろうか。注文するメニューもつきてきて気がつくと、カツ丼やカツカレー、牛丼などと子供はあまり食べなさそうな普段の私の食生活がかいま見れるメニューが出て来てた(笑)
次ぎは私がお店屋さんの番。少し疲れてしまった私は、少しひねりをいれてみた。
ガラガラ〜 いらっしゃいませ〜 何にしますか?(私)
注文を受ける。グラタンとプリンをくださ〜い。(娘さん)
は〜い、少し待ってて下さいねぇ〜。(私)
残してしまったらお尻ぺんぺんですからねぇ〜!(私)
おいしそ〜!むしゃむしゃ、むしゃむしゃ美味しい。(娘さん)
あら〜残しちゃいましたね。もぉ〜お尻ぺんぺんですよ!(私)
そして、私は罰として持っていたぬいぐるみで娘さんをこそばす。
次ぎは私の番。
この時点でさすがに娘さんの子供特有の元気パワーに十分疲れてた私はさらにひねりを入れてみた。(←ちょっと意地悪)
え〜っと、カツ丼とチーズバーガーとソフトクリーム下さい。(私)
は〜い♪できました。
どうそ♪(娘さん)
あらら、もう食べれません残しちゃいました…(私)
すると、娘さんは「うん。」とうなずき…
そして、こそばすかと思いきや残した私に対して何もしなかったのです。
驚愕!
「残してもいいの?」私。
「うん。」娘さん
「許してくれるの?」私
「うん。」娘さん
驚きをかくせない私…。
優しさってこういう事なんだ。
許すってこういう事なんだ。
優しさってこういう事なんだ。
純粋さってこういう事なんだ。
目からウロコ。
たった4歳の娘さんから許しを得て、一瞬で癒されてしまいました。
想えば小さい頃、いっぱいいたずらしたり駄々をこねて両親を困らせていたのかもしれない。でも、両親は悪い事は怒ってくれたし頑張った事に対しては「許し=許可」してくれたかもしれない。
大人になった今、いろいろな事でつまずき傷つき…些細な出来事が許せなかったりしているのかもしれない。
なんて簡単なんでしょう。癒されるって♪
許す事。認める事。
これだけであなたのハートのキャパが広がる。ハートが開く。
ノスタルジックな、そして癒され考えさせられる出来事でした。

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