◇空

先日、初めて東北の地に足を踏み入れてきました!
私の知っている日本と言えば、南は九州から北は東京まで住んだことがあり、
旅行では日光が最北の地だったんですね。
ですから、それ以上北の地域と言うのは、「学校で習ったところ」なんですよ

その割りに目的地の位置関係がさっぱりわからずに、いたのですが・・・(^^;
と、前フリばかりが長くなってしまいましたが、宮城県の北の方まで行ってき
ました。
仙台から電車で更に3時間。旅行下手の私には、ものすごい時間です(笑)
前日に仙台に泊まり、朝早く出発し、途中からあるローカル線に乗ったのです
が、ちょうど朝日が昇ってくる時間帯にぶつかったんですね。
その電車から見える風景は、大きな建物もなく、ほとんどが田んぼです。
景色が360℃見渡せるほどなんですよ。
ですから、朝日がどんどん大きくなって登って行く様をじっくりと眺めること
が出来ました。
でも・・・・。太陽はといえば、空と地面が大きいだけに、遥か向こうに見え
るんですけどね(^^;
何より、お天気も良くて、すごく空がきれいです。
何よりおっきいんですよ!
まるで、空が大きくなって「今まで知っていた空」を包み込んでいる感じです
ね。色も青々としていて、ただただ、その大きさに心を奪われていました。
高村光太郎の智恵子抄で智恵子は
「東京には空がないと言った」
とありましたが、こんな空を毎日眺めていて、これが当たり前の空だと感じて
いたならば、東京の空は、きっと空間に作り出された物の様に感じたのかもし
れないなぁ。
学校の教科書で読んだ時は、そこまでとは思いませんでしたが、なんだか、納
得してしまいますね。
本物の自然ってこんなに大きいんだ!
と言う事を実感しました。
朝だったので、余計に綺麗だったんでしょうね。
でも、もしかしたら、子供時代に見ていた空は、こんな風に大きかったのかも
しれませんね。
その後も、その大きな自然の中を電車で抜けて行くと、これまた教科書に出て
きた(笑)北上川の上を通過です。
大きいですねぇ。何しろ、教科書に出ているくらいですから(^^)ゞ
多摩川に比べると、かなり深い感じです。
ここでは、子供時代なら、怖くて泳
げそうに無いですね。。。。
市場にも連れて行ってもらったのですが、今と言う時間をちゃんと生きている
人たちが、いっぱいいた感じでした。
生かされているわけでもなく、生きてい
ない訳でもない。
自分が与えられている今日をめいっぱい生きているような活き活きさが、朝の
市場でいっぱい輝いていました。
寒かったけど、とても、癒された時間を過ごすことが出来ました。
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