●ともだち

こんにちは。
夏に向けってまっしぐらな、きのかずよです☆
どう、まっしぐらか?
夏と言えば夏フェス、ロッケンロールじゃないですか!!!
と言う事で、私の夏の恒例になりつつ、今年もフジロックに行ってきます(^0^)
いやぁ、楽しみです!!!
また、感想をどこかに書きますね。
さて、私をフジロックに誘ってくれた親友と、この前半年振りに飲みに言った時のこと、
ビールで乾杯をして直後、衝撃の告白をしてくれました。
「きのちゃ〜ん、私な、この半年間鬱やってん。
病院で薬もらって飲んでるから、だいぶ回復してきたけど・・・」
えっ、、、
この半年間だなんて、この前会ってすぐからじゃないですか。
私はその言葉に正直戸惑いながら、半年前に彼女とあったときの事を思い出しました。
あの時は、彼女の誕生日直後で、プレゼントを渡したいし、ご飯でも食べて2人でお祝いと言う感じでした。
その時の会話の中には、恋愛や仕事の事・・・
やっぱり女、三十路を超えた不安感をお互いに打ち明けながら、自分たちのこれからを考えることもありました
※こう書くとすごく硬い話に聞こえるけど、酒飲みながらなんで、、、熱い思いを熱く語る感じで(^^;
ただ、この日はフジロックの出演者予想に大方気を取られていたので、
2人とも(もしかすると彼女は表面的に)深刻ではなく、楽しい時間を過ごして分かれたのです。
それから半年の間・・・ほぼ引きこもりと、昼夜逆転の生活。
誰とも連絡を取り合わない生活をしていたとのこと。
彼女は大学の研究室にいるのですが、
自分のしている研究は趣味としての学問ではないか?
職として、お金を得るのには無理があるのではないか?
そんな葛藤の中、
では、職に就くとしたらを考えると、年齢の問題、そして学歴が在る分のプライド等々
簡単に考えられない。
それならば、結婚は?
相手がいないよ・・・
今まで私何してきたんやろ・・・
自分の周りのどこを見渡しても自分の存在価値を見出せない
そんな精神状態だったようです。
私は、彼女の話を聞きながら
『なんで、私に相談してくれんかったんやろ〜なんで、ひとりで抱え込むんよ。
寂しいやん。私じゃ役に立たない?何のための友達よ』
彼女を責める気持ち、そして
『何で、私、気づいてあげれんかったんやろう・・・
私は、何を勉強してきて、仕事しているんやろう。友達の役に立たれへんなんて意味無いやん』
自分を責める気持ち。。。
そんな、想いにかられながら、彼女のこの言葉を聞きました。
「鬱の渦中にいる時はな、友達みんなの記憶の中から私が消えればいいのにと、思ってた。
死ぬなんて出来へんからな。でも、それも尚更無理で、、、
そんな状態やから、連絡来ても、取られへん。取りたくないし。
でも、そんな期間が過ぎて、ふと浮かんだのが、フジロックやってん(^−^)
そうや、みんなとフジロック行きたい。みんなに会いたい。
と言うか、このままやと、自分から大切な友達を切ってしまうと思った。
私、こんな状態やから、切られるのは仕方ないけど、自分から失うような事はしたくないと思った。
そんな時、きのちゃんからメール来て、めっちゃ嬉かってん」
ビバ☆フジロック
友達を鬱から立ち直らせてくれてありがとう(T0T)
そう、思えば私も大学時代に、彼女と同じような状態になった事があって、
1年弱大学に行かなかった事があったなって。
同じように、誰からの連絡も取らず、ずーっと何故か押入れの中を見つめて毎日過ごしていた事。
でも、ある時ふと、友達を失いたくないと思った事。
友達は自分を苦しめる存在だと最初は感じていたけど、
(それはもちろん自分が自分の存在価値を見失っていただけの事)
やっぱり、私の人生の中でかけがえの無い時間を共に過ごしてきた友達を消したくないと、強く感じた事。
そして、迷惑かけた自分が戻ったときに、何も言わず聞かずに、受け入れてくれた事。
そんな事を、彼女の話を聞きながら思い出したので、私も饒舌に話をして、
「おぉ〜私らは友達にすごく救われてるねんな〜。ありがとうな〜」
と、酔っ払い女二人、梅田の街で抱き合いながら泣いていました。
最近すごく思います。
友達は、宝です。
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