大好きだから別れたほうがいいと思うのに、心がついていきません。

相談者名
ちゃまる
付き合って5年、結婚して5年、私(30)夫(33)で、子どもはいません。

3ヶ月ほどまえに夫から、突然の別居宣言。1ヶ月前に別れ話をされ、だんだん話し合っていくうちに、私との夫婦としての価値観が違うこと(夫は結婚当時から子どもが欲しくて、私はまだ仕事ややりがいを探したくて、何年か待ってと伝えてあった。生活リズムの違い。きれい好きな夫からしたら掃除などがずぼらでショックを受けた。休日にゴロゴロしている夫に対して強い言葉で生活態度を改めようとしたこと など)
また、年上のシングルマザーに恋愛感情を持ち、私と別れてから、その方と正式に付き合いたいということがわかりました。

夫は優しくて、頼りがいはないけど、一緒にいて安心感がある魅力的なひとです。
10年も一緒にいたのに夫がしてほしかったことにまったく気づいてあげられず、挙句、なぜ本音でぶつかってくれなかったのかと責めてしまい、夫の答えは「怖かったから。喧嘩になるのが嫌だった。」と。
優しい夫からしたら、私の恐怖政治でたくさん辛い思いをしていたようです。

私との関係に悩んでからそのシングルマザーに相談を持ちかけ、告白し、ここ一ヶ月は何度となくその方の家に外泊しています。傷ついた夫を優しく受け止めてもらっているようなのです。ただ、私と正式に別れるまでは肉体関係は持たないとのことで。こんな話信じられるかって思う反面、嘘がつけない夫のため、どうやら本当のようです。私にない癒やしを求めてそちらに行ったのならば、別れて幸せになってほしいと思う自分もいます。

だけど頭ではわかっているのに、怖いんです。
10年も一緒にいたから身体の半分が持っていかれるような辛さなんです。
自分が苦しめているのに、離れてあげられない、自己嫌悪も感じます。
まさか自分が離婚、大好きなのに、なんで。と毎日起きるとすべてが夢であったらいいのにと本気で思ってしまいます。

基本的に家には帰ってきて、毎日一緒に夕飯を食べます。私の作ったお弁当も持っていきます。
愛はないが情はある、人としては好きなので一緒にご飯を食べているそうです。

どうしたら夫の幸せを心から願ってあげられますか。
こんなに執着している私は、自己中なのでしょうか。
依存から抜け出す方法を教えてください。
辛くて前に進めません。

カウンセラー
三好成子
ちゃまる様はじめまして、今回担当させていただきます三好成子と申します。

今回のご相談を伺って、問題解決のヒントには
お互いの求めていた事と現実とのギャップ、
お互いの育った環境、境遇から出来上がった結婚とは…
という観念になるのかな?と思いましたので書いてみますね。

・結婚でお互いが欲しかったものの違いについて。

夫→家族団欒(子供を含む)
妻→同士、友達

・今現在の相手への ネガティブイメージ

妻に対するイメージ→怖い、
夫に対するイメージ→頼り甲斐がない

ちゃまる様とご主人様が惹かれ合った要素がここにあると思うんですね。
ちょうどこの逆転です。

夫がちゃまる様に見た魅力→頼り甲斐がある
ちゃまる様が夫に見た魅力→優しい

『怖い』と『頼り甲斐がある』
は裏表です。
『優しい』と『頼り甲斐が無い』
も性格として持っている時の見方の裏表ですね。

このように、相手をどう見るか、どんな人だと感じるかは
自分の今の気持ち次第なんですね。

・『休日にゴロゴロ』しているのに綺麗好き
・ちゃまる様が掃除がズボラでショックを受けた

こういう面から察すると、ご主人はまだ『やってほしい人』 の様ですね。
甘えたいという気持ちがまだ大きく、
大人の男性として女性を支えるという思いがまだ育っていない様にも感じてしまいま
す。

そして、その部分が育ちにくかったのも
ちゃまる様のご主人は『頼り甲斐が無い』
という観念が現実化したとすれば、
ここを変えていけばご主人に何かしらの思いの変化が訪れるかもしれませんね。

ちゃまる様は今、ご主人が惹かれているという年上のシングルマザーを
自分よりも格上に扱っておられますね。
『その方』という表現がそうです。

年上の女性に対する感情を見て行く上で、
ちゃまる様のお母様との関係性も知りたいところです。

もしも、ちゃまる様が何らかの抑圧を受けていらっしゃった(自分の感覚として)とす
れば、
上から目線や恐怖政治の様な状況になるのも理解はできます。

自分の思い通りにしたい人の下にいて、
その重石が外れた時に今までの抑圧と、
染み込んだその方法で、自分よりも弱い立場(これは、
恋愛において惚れられた側は強者、惚れた側は弱者
という考え方でも良いと思います)の人に対して出てしまったりします。

ですので、ちゃまる様が、ご主人の反旗に驚いて今までの自分を振り返って自分を責
めていらっしゃるのですね。
でも、それは仕方がなかった事なのですよね。

それくらいちゃまる様も頑張ってきたはずなんです。
ちゃまる様の存在はすごく大きいのです。
でなければ、ご主人もシングルマザーを引っ張りださなくても自分の身一つで向き合
えたはずなんです。

ちゃまる様と対等に向き合うためには
一人では太刀打ち出来ないのでシングルマザーとニコイチで対応しようとしている様
ですね。

出会って10年ほど経てばロマンスも薄れ、
現実を淡々と行きて行く事や、
キラキラの恋愛では無い穏やかな愛情も見えてくる時なのですが、
この時が「これで良いのかなぁ」と振り返ってしまう時でもあります。

そんな時に子供ができるとかで新しいロマンスが訪れたり、
今回の様に一見自分の欲求を満たしてくれそうな人が現れたりすると
そのロマンス感情にぐらついたりするものですが、
ロマンスはすぐに終わってしまう性質がありますからね。

それを終われせない様にするヒントが、お互いの成長なのですね。
成長という刺激です。

今の状態でその刺激を作るのに有効なのは
・彼女(シングルマザー)にあって私にはないもの
・私にはあって彼女にはないもの
を冷静に見る事ですね。
冷静に見ないと「どうせ私には…」になりますからね。
彼女よりも私を選んだ方がお得よ!
というくらいの素敵な女性になって欲しいですね。

今回のショックな出来事も、
お互いの成長や関係性を見つめ直すきっかけにして欲しいと思います。

そのためにも
・お互いが結婚に何を求めていたのか?
・これからどういう関係性を作っていきたいのか?
を話し合う機会を持っていただきたいと思います。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

三好 成子

「近ずぎてウザい・遠すぎてさみしい」 自身の経験から、人との心の距離感や対人関係の悩みには親子の距離感が大きく関係している事に着目。【母子癒着】といわれるくっつきすぎた心を見ていくことで、人との距離感を整えていくカウンセリングを得意とする。 誰にも言えない気持ちに寄り添ってくれると好評。