ひきこもっています

相談者名
yn
こんにちは。よろしくおねがいいたします。

わたしは昨年まで1年間建築関係の仕事をしていましたが、
職場環境や人間関係、仕事の苛酷さ、
業務内容等になやんで現在休職しています。

現在は父母と姉といっしょに住ませてもらい、経済的な援助をしてもらってい
るので、金銭面での不安はありませんが、以下のような悩みがあります。
1.これまでの人間関係のつらさから電話が怖くて出ることができないこと。(携帯の電源は切ったままです。電話の鳴る幻聴みたいなものが聞こえることもあります。)
2.生活用品の買出し以外は外に出られないこと。他人に会いたくないこと。
3.父と母の不仲。
4.母方の祖母の介護や、その親戚関係のトラブルなどがあるため、家事手伝いや精神的ケアなど、母の支えにならなければいけないこと。
5.父の言動が疎ましく感じられることがあること。テレビなどでもよく報道されているような典型的な団塊の世代の父親で、退職した父が何もせずに家にいるのに嫌気がさしたり、母に家事を押し付けたり横柄な態度をとる様子に腹が立ったりします。
6.食欲が安定せず、日ごろは少食なのに、嫌なことがあると異常量ドカ食いしてしまうこと。

いろいろな問題が錯綜して、周りに相談する人もおらず、だんだん何が自分の悩みなのかすらわからなくなっています。家族の問題に振り回される一方自分の将来のことも何も解決できませんし、でもこのままひきこもり続けて家族に迷惑をかけたくないという焦りばかりがつのります。

まとまりのない文章になってしまいすみません。
何かアドバイスをいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

カウンセラー
深澤三津子
ynさん、はじめまして。
カウンセラーの深澤三津子です。

なんだか色んな事が重なって、元気を失ってしまったのでしょうか?

ynさんの携わっていた建築関係という職種も、もともと競争のあった場所ですが、
この10年数年で、どんどん仕事が少なくなったり、仕事内容自体も変化を求められたり、
さらに競争の激しい所となりました。

特に、昔から男性社会による場所なので、パワーも大きく感じる一方で、
その競争による心理的な影響もそこにいるだけでも、高かったかと思います。

ynさんは、現在は、その職場を離れ、休養中なのですね。
幸い、ご家族の協力を得られ、金銭的な生活の心配がないというのは、
まず一安心ですね。

ただ、社会人になると、学生の頃と違い、
「働けるのに働いていないなんで申し訳ない」という意識も育ってきます。
そうなると、家族に罪悪感を感じてしまうことになるので、
これがまた辛いんですね。

この罪悪感から、補償行為といって、
したくないけど、お世話になってるし、
立場的にしないとならないと思わせるようなことを
自分に強要してしまいます。

ynさんの場合は、例えば、家事手伝いやお母さんの精神的ケアなどですね。

また、この罪悪感によって、無意識的に、不思議と
人のせいにしてしまいたくなる心理も生まれます。

ご両親の不仲に悩んだりするのも特徴的です。
自分の問題が、家族の問題にすり替わっていくのが徴的なのです。

これがあるので、私は先に進めない、幸せになれないと思いがちなのです。
でも、そうではありません。
例え、ご両親やご親戚がどんな状況にあっても、幸せになれるのです。

ynさんも、頭では理解していも、その状況の中に入ってしまうと、
それらが大きく押し寄せるような感じがして、
もっと大きな悩みとなってしまうのではないでしょうか?
何故なら、ynさんは、家族を助けたいと思う心が強いからですね。

ただ、この家族との間に起こってくる心理的なパターンが、
職場でのパターンともほぼ一致してきてしまうので、
ここで、このパターンをしっかり癒す事をお勧めします。
問題を解決できると、成功の秘訣を学びますので、
家族にも職場にも、もたらしてあげる事ができるようになるのです。

社会的にも、仕事ができなくなってしまう心理への理解も、
まだまだ乏しいと思います。
また、そこから、どう抜け出していけばいいのかという
話も安易に伝わって来ないのじゃないかと思います。

実は、私も、20代の頃、仕事に燃え尽き、仕事を離れた時期がありました。
ですが、今は、元気過ぎるぐらい元気です。
この体験から、私は、自分のパワーの使い方を間違っていた事を学びました。

ynさんは、本当は、仕事面では、何をしたかったのでしょうね?
ynさんは、どんな事をするのが、嬉しいのでしょうね?

今は、そんな自分が喜ぶ事を自分に与えてあげる事をお勧めします。
ynさんのような体験し、その位置に来ると、
多く皆さんは、その先にある本当の答え見つけてから動こうとしますが、
残念ながら、それではその答えは見つかりません。

それよりも、本当の答えの方向に動き出し進む事が大切なのです。

今、仕事に向かえなくても、心地よいと思われること、
嬉しいと感じられる事、自分に滋養を与えてくれる事、
など幸せの方向に動き出すのが抜け道となるでしょう。

自宅にいると、したくない事を全部しないではいられない事もあるでしょう。

幸せのために、苦行を課すという発想は、ここでは役に立ちませんよ。
それは、そこに浸りこむ事になりかねません。

できるだけ、今は、「ごめんなさい」を伝えて、
ゆっくり心も体も休ませて貰えるように頼んでみましょうね。

そして、もっと温かさを感じるものに事に、どんどん触れていく機会や時間を
積極的に持つようにしましょう!
そんな自己愛を持った生き方が、自分を助け、
未来では、ご家族を助けていくと思います。

次は、電話カウンセリングで相談するなどして、
もう一度、自分の問題に向き合ってみましょうね。
お待ちしてます。

この記事を書いたカウンセラー

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