変化がないことが苦手です

最近、有名人の訃報や一日一日を大切にしたいというような言葉を
聞きますが、それでもそのようなモチベーションまでもっていけません。
趣味を見つけることが最善とも思いますが、私の趣味は
金銭がかかるものが多く（旅行・観劇）頻繁にできません。

何かアドバイスを頂けたら幸いです。宜しくお願い致します。

シェリーさん、ご相談ありがとうございます。

シェリーさんからのご相談文を読んで、私が感じた事をお伝えさせてくださいね。
少しでもシェリーさんのお役に立てたら幸いです。

シェリーさんは体がだるくてらっしゃるのですね。
そして「風邪等ではないといわれている。」と書いてくださってますから、
病院で診察をうけられた、と推察いたしました。

ご相談文から、シェリーさんはしっかりした方だと私には感じられました。
ご自分のだるさについて、しっかりご説明くださっています。

しっかりしたシェリーさんが病院に行くくらいですから、さぞお辛いのではないかと推察しました。

それも、不眠から抜け出せた後に、だるさを感じてらっしゃいます。
私には、それは辛くてしんどい状態ではないかと思えます。

不眠だけでも辛いと思うのです。
そんな辛い不眠から、やっと抜け出せたと思ったら、だるさを感じるようになった。
それって、とっても辛いだろうなと推察されます。

けれどシェリーさんからのご相談文には「辛い」や「しんどい」という文字は見られません。
淡々と、今のご自分の状態を丁寧にご説明くださっています。

私は「辛い」「しんどい」とご相談文に書かれていない事が気になりました。

シェリーさん、気持を抑える癖はありませんか？色んなことを我慢していないでしょうか？

もちろん、気持を抑える事や我慢する事がいけないのではありません。
時と場所によっては、気持を抑え我慢するのが必要な事もあります。

同様に、気持を抑える事、我慢する事が必要だった時期があったのかもしれません。

ただ、あまりにも我慢しすぎたり気持を抑えすぎると、心や体はしんどくなってしまいます。

変な例えかもしれませんが、トイレに行くのを我慢し続ける事は出来ませんよね。
気持にも同じ事が言えるんです。抑えても我慢しても、消える事は無いんです。

辛い時は「辛い」しんどい時には「しんどい」と言っていいんですよ。

そして、ネガティブな気持だけを抑える事は出来ません。
「辛さ」も「楽しさ」もどちらも同じ「気持」です。
ですから、
「辛さ」「しんどさ」を抑えようとすると、同時に「楽しさ」も抑えてしまうのです。
特定の感情だけを抑える事は出来ないのです。

会社でも、家に帰っても楽しみもないから、すぐに寝てしまう。
人はいつか必ず死ぬ、だから一日一日を大切にと頭では思っていても、心と体がついて行かない。モチベーションまでもっていけない。
楽しい事をしたらいいのだろうけれど、自分には難しく感じられる。

私は、そんなシェリーさんを想像すると、切なく悲しい気持を感じます。

シェリーさんは、感じていないわけじゃないと思うんです。
「だるさ」は感じてらっしゃいますよね。
そして「睡眠をとって休息をとる」という対応をされているように思えます。
それくらい、「しんどさ」も感じているのではないかと私には思えます。

だるくてしんどかったら、休息して当然だとおもいます。

ただ、ご自分の「気持」を抑えて我慢して気づかないようにしているように、私には思えるのです。

「そんな事言われても、」と、戸惑われたかもしれませんね。
「分かってもらえないんだ」とガッカリさせたとしたら、ごめんなさい。

もしも、戸惑いや「ガッカリ」を感じたのだとしたら、
その戸惑いや「ガッカリ」を私は、教えて欲しいです。
違う気持だとしたら、違う気持を私に教えて欲しいのです。

私はシェリーさんが何を感じているのか、もっと知りたいです。
何が辛いのか、何が好きなのか、本当はどうしたいのか、もっと聞かせて欲しいです。
そして、その気持を少しでも共感したいです。

私はご相談文を読んで「もどかしさ」を感じました。
私はもっとシェリーさんの気持に近づきたいと感じました。

シェリーさん、もし嫌でなければカウンセリングをご利用になってみませんか？
初回無料の電話カウンセリングもご利用になれますし、無料のボランティアカウンセラーもおりますよ。

もしも、一人で取り組むのであれば、
「今、自分が感じていることに意識を向ける時間を持つ」を提案させてください。

今、何が聞こえますか？どんな気持でしょうか？何がしたいですか？
「何もしたくない」も大切な気持ですよ。
体や心で感じている事に意識を向けて、少しずつご自分の気持に気づいて欲しいです。
ご自分の気持に気づく度に、何が楽しいのかにも気づいていけると思います。

それから、子供時代に楽しかった事、好きだった事を思い出してみてもいいかもしれません。
子供は楽しむ天才です。子供時代の自分にサポートしてもらって下さいね。

シェリーさん、ご相談本当にありがとうございました。
シェリーさんの楽しい時間が少しずつ増えていくことを願っています。