不安、強迫について

相談者名
ケイ
こんにちは、ケイです。自分が今19歳なのですが、悩んでいることは確認症でうす。この症状がでたのは中学2年ぐらいからはじまりました。当時、野球部に所属してをり、試合をやっている最中にズボンのファスナーがきちんとしまっているか、何度も確認しなければいられなくなりました。この確認癖は高校に入ってからも続いてさらに悪化していきもした。家で一人でいる時にさえ確認するようになったのです。これは自分でもおかしいと思い、ネットで確認症で検索して調べてみたところ、自分が強迫性障害なにではないかと疑うようなりました。しかし、病院には行かず自分で直そうと思って反応妨害、確認したいと思ったとき止めることを2年前からはじめ、その結果。確認の回数は減ってきましたが、自分ではもっと早く治せる方法はないかと思っています。この事は校内カウンセラーにもお話したのですが、その癖はそんなに悪い癖ではないと言われ終わったのですが、確認することで膨大な時間を費やして貴重な時間を無駄にしている様にしか思えず、今回この場でまた相談させていただきました。

良い方法はないでしょうか?

カウンセラー
寺島やすこ
初めまして、ケイさん。
カウンセラーの寺島と申します。
ご相談、ありがとうございます。

確認症をいまよりできるだけ早く治す方法はないとかというご要望ですね!!
そうです、そうです、ケイさんのおっしゃられるとおり、
若い青春のひと時をファスナーチェックなどに費やしてしまうのは、
もったいないことです!!!
かしこまりました~(^^)

さて、ケイさんの確認症ですが、
校内カウンセラーさんが悪い癖ではないとおっしゃられたように、
それはつまりクセなんですね。
例えるなら、ついタバコを吸いすぎてしまうお父さんや、
つい甘いお菓子を食べ過ぎてしまうお姉さんと一緒です。
なので、これらの癖をやめるのと同じように考えていただければ良いと思います。

では、どうやったら、お父さん、お姉さんは癖を
早く治すことができるでしょうか?

一般にこういうことは、
個人の意志のチカラによるところが大きく、
ここで意志の強さが試されるともいえますが、
でも、頭ではわかっているんだけどぉ~、
やめようやめようとは思ってるんだけどぉ~、
ついついやっちゃうの・・・・って、
トコロが問題なんですよね。
それで、ケイさんは勇気をだして、
私たちにメールをくださったのではないですか?

*   *   *   *   *   *

はい、そこで提案です!!
こういう癖をやめるのに一人でがんばってやる必要もないんです。
人の助けを借りるという方法もあるんですね。

例えば、甘いもの好きのお姉さんがダイエットを成功させるには、
素敵な彼氏をつくる、彼氏がつくるまでもいかなくても、
恋することが強力なエンジンになってくれたりしちゃうのです。
もし、お姉さんが恋したら、
あの大好きな○○くんにいつ会っても、
かわいいって思ってもらえるよう、
普段から頑張っちゃいますよね~、
つまりそういう意味のサポートです。

“あっ、おいしそうなケーキ!!
でも、○○くんとデートする服がきつくなるとイヤだから、
ここは半分だけにして、あとは残そう・・・”とか、
そういう気持ちになりやすいんじゃないでしょうか。

それから、他にも直接ご両親やお友達などの応援を借りるのも、かなり有効です。
具体的には、自分はこういう癖があって、治したいんだけど、
もし自分が気がつかずにやっていたら注意してもらえる?
と前もって頼んでおくのです。

例えば、私の弟の話ですが、
私の弟は昔中学生まで、指しゃぶりの癖がありました。
このままハタチになっても、コイツは指しゃぶりしてるのだろうか・・・、
と、大人になっても会社でパソコン叩きながら、
指しゃぶりしている弟の姿を想像すると
わが弟ながら、姉として非常に不安でした(^^;

そこで、それではイカンと、
兄、姉二人で徹底的にチェッカーマンに徹したことがあります。
3人でことあるごとに、
「**あき~(弟の名前)!!!やってないだろーね!!!」
「(ちゅばっ、注:指をクチから離す音)・・・やってません」
「なんだよ、今の音は!!見てなくとも、わかるんだよ、音でわかるの!!」
「お前、将来彼女できたら困るだろーが!!!」
「ついやってしまう気持ちもわかるけどね、これも愛!!愛だからね!!」
「・・・はい」
こうして3人で徹底的に弟をイビリまくり・・・・、
いえ、いえ、愛のむちでぴしぴししていると、
そのうち弟もさすがにイヤになったのか、
一ヶ月くらいで癖がだいぶ減りました。

でも、その時にも何より効果があったらしいのは、
やっぱり友達が紹介してくれた、
かわいい女の子の存在だったようです。
もしかしたら、3人の兄弟愛より、
そっちのおかげかもしれませんが・・・。

ということで、ケイさんも癖をやめるのに、
ターボエンジンをかけたいという場合は、
周りの助けを借りること、
そして癖をやめられた都度、自分にごほうびをあげるというのはいかがでしょうか?
友達に相談して、自分が癖をやめられたはあかつきには、
合コンを設定してもらうなんてどうかな?

もちろん、このサポーター役は、
私たちカウンセラーも喜んで引き受けさせていただきますよ!!
その場合は、ぜひ、相性のあうカウンセラーを選んでいただくと良いと思います。
いつでもお電話くださいね!!

今回はご相談ありがとうございました!!

この記事を書いたカウンセラー

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