誰かのこそこそ話を自分への悪口のように感じてしまう

もう本当にいっぱいいっぱいになってしまっているようですね。
僕からの回答を読む前に、何回か深呼吸をして見てください。
そのときに、自分の心に空気を入れてあげるイメージでしてみるといいでしょう。

mamiさんのような状況になると、呼吸が小さくなってしまうことがよくあります。
思い出したときに敢えてそんな深呼吸をしてみてくださいませんか。
しばらく続けてみると、少しずつ心が落ちついてくると思いますから。

> 「人間不信」「被害妄想」簡単に言えばこういうことでしょうか。

こそこそ悪口を言われているような感じがしたり、回りの態度がよそよそしく感じて
しまうとしたら、ほんとに不安と恐れが心の中を渦巻いてしまうと思うんです。
幻聴などは聞こえてきませんか？

何をするにも必要以上に神経質になって、繊細に、慎重に行動してしまうかもしれませんし、
常にまわりの人の顔色を伺って「話しなきゃ」「盛り上げなきゃ」「きちんとしなきゃ」と
たくさんのプレッシャーをかけ続けてしまうかもしれません。

焦りが焦りを呼んで、ますます物事が手につかなくなってしまうことだってあるでしょう。
本当にしんどいところにいらっしゃると思います。

僕にはその人間不信や被害妄想にもより感情的なレベルでの原因があるんじゃないかと感じています。

例えば、自己嫌悪。
自分を嫌ってしまうと、それがまわりの人に投影されて、きっとあの人たちも私のことを
嫌っているに違いない、と感じてしまいます。
また、何らかの不安や恐れがあれば、地に足がつかなくなっていつも宙に浮いたような、
自分が自分ではないようなそんな不安定な感覚を作り出すかもしれません。

それから、観念的なもの。
例えば、私は人とはうまくやれない、と強く感じてしまうと、仮にうまくいきそうでも
そのチャンスを逃してしまうようになります。
「私は人と仲良くやれるわけなんてない！」という観念があるのかもしれません。

でも、その気持ちがある背景には、何らかの心の傷、痛みが今も放置されたままになって
いるのかもしれません。
対人関係で苦労されてきたとのことですから、今までにも、あるいはずっと幼い頃にも
辛い思いをたくさんされたんじゃないでしょうか？

敢えて自分の心と向き合う時間を作ってあげる必要があるかもしれませんね。
そういう目的でもカウンセリングという選択はとても効果的なものだと思います。
２時間なら２時間、ずっとmamiさんのことだけを思い、考える時間になるわけですからね。

今、どんな気持ちで僕からの回答を読まれているのでしょうか？
まずはそんな「今の自分」を感じるところからはじめてみましょう。
もし、不安や恐れがあるのであれば、それをひとり言でもいいので言葉にしてみると
いいと思います。
あんまり頻繁にやると怪しいですから、心の中でやっていただいてもいいですよ。
なんだか寂しい、
焦ってる、
すごく不安だ、
得たいの知られない恐さがある、等々。
なんでもいいので、ただ心に湧いて出てきている気持ちを感じて見ましょう。

そうして、自分自身の心とのつながりを作っていくと、自然と地に足が着いたように
自分らしい生き方を選択できるようになります。

きっとmamiさんは心優しい、気配りのできるタイプの方だと思います。
それゆえに今のような状況を招いてしまっているともいえますが、
mamiさんにもいいところ、輝けるところ、愛されるべきところはたくさんあると思うんです。

それを見つけていきましょう。
テーマは自己愛、ですね。

またご縁がありましたら、お話しましょうね。

それでは。