祖父について

元々同居はうまくいってませんでした。表面は取り繕っているものの、人間関係は最悪です。

ですが、家庭は平和であって欲しいし、家庭、特に母を守りたいと思います。なので、私は私の出来ることをしてきました。祖父が気に入らないようなことが起こらないよう、細かく気を付けてきました。
でも最近は限界です。喧嘩への不安と祖父への憎悪でいっぱいです。朝から喧嘩することもあり、怒鳴り声で起きた朝には、死にたくなります。
時に言いようもない怒りがこみ上げ、感情をコントロール出来なくなります。いつか感情に任せて祖父を身体的に傷つけるのではないか心配です。私は数年前から鬱のような状態になり、一年前は薬を飲んでいました。少し良くなり、やっと大好きな勉強に集中できると思ったのに。

祖父は人の話を全く聞かず、自己主張ばかりの人間です。なので、話合いが出来ません。
家庭も母も守りたい。でも、自分に力がわきません。どうしていいか全く分かりません。
どうかアドバイスを下さい。お願いします。

>元々同居はうまくいってませんでした。表面は取り繕っているものの、人間関係は最悪です。

家族は一番近い”他人”ではあるのですが、お付き合いが長い分だけお互いの気持ちをきちんと言葉にしたり、相手の思いを汲み取る努力をついつい怠ってしまうことがあります。

もし相手が自分の友達だったら？
もし相手が自分よりも目上の人(年下の人)だったら？
もしかしたらそこでは私たちはもっと丁寧に自分の考えを伝えようとしたり、相手のペースに合わせたり、相手が受け取りやすい形でコミュニケーションのボールを投げるかも知れません。
しかし、私たちは相手が自分にとって身近な人であるほど、「これくらい分かってくれるだろう」「これくらいは言わなくても伝わっているだろう」と思いがちです。

きっとyuyuさんのお祖父さんもそんな状態にはまり込んでいるのかもしれません。

>朝から喧嘩することもあり、怒鳴り声で起きた朝には、死にたくなります。

確かに「怒りのエネルギー」は気分のいいものではありませんし、出来れば避けたいですよね。
そしてyuyuさんがお祖父さんを嫌おう！とするのにも疲れてしまうくらい、怒りはエネルギーを使いますよね？

でもだとしたら、お祖父さんはどうしてそんなに怒りのエネルギーを使うのでしょうか？

「怒る」「喧嘩する」というのを、”いい・悪い”を横に置いてみれば、そこには
『それくらいの大きなエネルギーを使ってでも伝えたい事・分かって貰いたいこと』
があるということでもあります。
私たちの心の感覚とは不思議な所があるのですが、物理的には相手が自分の目の前にいるのに、物凄く遠くにいるように感じてしまうことがあります。
お祖父さんの怒鳴る声の声量や身振り手ぶりの大きさは、まるで遠くの人に向かって叫んでいるような感じではないでしょうか？

「そんなに大きな声で言わなくても聞こえてるよ…」とか
「そんなキツイ言い方じゃなくて、もっとお願いの形で言ってくれたらこっちもやってあげなくはないのに…」
そんな感じがされたことはないでしょうか？

yuyuさんのお祖父さんは一見、自己主張ばかりしているようでも、もしかしたら一番家族のみんなに分かってほしいこと・受け止めてもらいたい思いを言葉に出来ていないのかもしれませんね。
まるで小さな子供が、何か不満や伝えたい事があるけれどもそれを表現する方法を知らない時にぐずってしまうのに似ているのかも知れません。
相手を「お祖父さんだ」とみると、「立派な大人の癖に！」と思われるかも知れませんが、あのお祖父さんの中に小さな男の子が居て、その子がぐずったり、文句言ったり、悪態を付いていると思われると、お祖父さんのあの態度をみてもyuyuさんが傷ついたり、お祖父さんの感情に振り回されなくなるかも知れません。

yuyuさんのこれからの人生の中に、もしかしらたお祖父さんとおなじような分からず屋の上司や、自己主張ばかりの人が現れるかもしれません。
だからこそ、今、お祖父さんとの間で「振り回されない」術を身につけておかれると、これから先お祖父さんと同じラインの人を攻略することが出来ますよ！
私たちでよければ、一緒に作戦を立てていきましょう。
いつでもお待ちしています。

ご相談ありがとうございました。