自分がおかしくなってしまいそうで、とても不安

相談者名
匿名☆希望
こんばんは。
以前も相談させていただいた匿名☆希望です。以前の相談の最後のレスで「感情と言うものは感じてやれば消えるもの」と
言われたんですが、やはり感じたくない感情、嫌な感情を受け入れるのはとても怖いです。。。
受け入れる=そういうことをしてしまう、と考えてしまって・・・
でもこんな状態でいるのはイヤなんです。
どうすればいいのでしょうか?
このままでは自分がおかしくなってしまいそうで、とても不安です。
こんな考えにとらわれている自分がとてもイヤです。
昔のようにこんなこと考えない自分になりたい。
アドバイスお願いします!
カウンセラー
根本裕幸(退会)
根本です。前回は妻がお世話になりましたね。
またご利用いただいてありがとうございます。> 以前の相談の最後のレスで「感情と言うものは感じてやれば消えるもの」と
> 言われたんですが、やはり感じたくない感情、嫌な感情を受け入れるのはとても怖いです。。。

すごく怖いですよね。
でも、その感じたくない感情がずっと一緒についてくる、と思ったら、それもまた怖いことではないかと思うんですね。

その嫌な感情は日に日に大きくなっていくような気がしませんか?
以前もここでお話したことがあるかもしれませんが、テレビなんかの罰ゲームで、狭いガラス張りのところに入れられてバンバン風船が膨らんでいくって奴ありますよね。
しゅーって音を立てながらどんどん大きくなっていくのはどんな気持ちでしょう?
その罰ゲームをやっている人はみんな風船から目を逸らしていますよね。

それが恐れ、不安というものです。

どうするか?
まずはその風船を見つめてみることです。
罰ゲームでそんなことしたら面白くないんだけど、必ず空気が入ってくる穴がありますよね。
そこをくいっと止めてあげる、そして、後は空気を抜いてやれば爆発させずに済むわけです。
でも、そのためには一旦膨らんでいく風船を見つめて、どこがどうなっているのか?をチェックしてみる必要がありますよね。

恐れをじーっと見つめてみること。
でも、それはまたまた怖い事ですよね。
一人でやるとどんどん恐れが膨らんで爆発させてしまいそうな不安も出てくるかもしれません。

一人でやる自信がなければ、パートナーや友人、家族の誰かと一緒にやってみるのもいいでしょう。
カウンセリングを使うっていうのはこういうときじゃないかな。
もちろん、電話でも十分できることですよ。

> このままでは自分がおかしくなってしまいそうで、とても不安です。
> こんな考えにとらわれている自分がとてもイヤです。
> 昔のようにこんなこと考えない自分になりたい。

その不安を取り除くことが先決ですね。
どんな不安なのかな?
もし、その不安に形があるとしたらどんな形で、どんな姿をしているでしょう?
顔はありますか?もし顔があるのならば、どんな表情をしていますか?
ちょっとその正体を象徴的にイメージしてみてもらえませんか?

昔のように元気な自分になりたい!って気持ちは諦めずに持っていてくださいね。
最後はその気持ちが一番大切になってきます。

自己嫌悪もたくさんしてしまうでしょう。
こんな自分が嫌で嫌でたまらなくなるでしょう。
でも、そこから逃げずに向き合うために、使えるものは何でも使って欲しいなって思います。

それじゃあ、お返事お待ちしています。

相談者名
匿名☆希望
私が感じている不安は、自分のこれからのことについてです。
TVなどで精神病について知り(間違った知識かもしれませんが)、「自分がこうなってしまったら・・・」と心配になってしまったのが最初で、それ以来とても心の病気が怖くなってしまったんです。自分が心の病気になったらどうしよう・・ときになってしまうようになりました。自分がいきなりおかしくなって周りの人を傷つけたり、自分を傷つけたりしてしまったら・・・という想像をしてしまうんです。
そんなことしたくないのになぜか考えてしまって・・・。で、自分はおかしいんじゃないかと心配になるんです。
でもいつもそんなことを考えているわけではなくて、考えてしまうのは何かに追われてるとき(宿題とかレポートとか)や、打ち込むものがなくて暇な時です。

やっぱり私は心の病気なんでしょうか?

P.S  言いたいことがうまく文章に出来なくて・・・伝わりにくくてごめんなさい。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
お返事ありがとう。> TVなどで精神病について知り(間違った知識かもしれませんが)、「自分がこうなってしまったら・・・」と心配になってしまったのが最初で、それ以来とても心の病気が怖くなってしまったんです。自分が心の病気になったらどうしよう・・ときになってしまうようになりました。
それは不安になりますよね。きっとそのTVを見て、そう感じられた方も多いんじゃないかな。

もし「あなたは病気ではありませんよ」って言われたとしたら、どんな感じがしますか?

そこでほっとされるのならば、問題ありません。
でも、逆に「でも・・・」って気がするのであれば、それは病気を必要としている自分がいるのかもしれません。そしたら、仮に自分が病気を必要としてるって思ってみてください。なぜでしょうか?そこが、匿名さんの心の中への入り口になるかもしれません。その不安の根っこを探していくための。

僕は、心配や不安に思うところがあって、背景に何か辛いことがあって、それでそんな風に感じられるのかな?って思ってます。
眠れなかったり、お風呂に入れなかったり、極端に気分が揺れ動く日が続いたり、抑うつ感があったり、そういうこともあるのでしょうか。

でもね、仮に心の病気だったとしても、それは匿名さんが望めば必ず良い方向に向かいます。安心して欲しいなって思います。早く元気になりたいなあ!もっと楽しくやりたいなあ!って目標を持ってみてください。
僕が知る限り、心の病気に不治の病はありません。

ただ僕は医者ではないので医学的な診断は出来兼ねます。ご了承下さいね。

> でもいつもそんなことを考えているわけではなくて、考えてしまうのは何かに追われてるとき(宿題とかレポートとか)や、打ち込むものがなくて暇な時です。

一般論ということで、聴いてくださいね。もし、自分に当てはまることがあるなあ、と感じられたら参考にして下さい。

仕事や勉強など、何かに追われるとそれが焦りにつながって、不安や恐れを引き起こします。そうするとその場から逃げたくなるのが人間というもの。約束やテレビや「あ、あれしなきゃ」ってのを使って逃げるのがほとんどですが、それでも逃げ切れないものがあると「病気」や「事故」「怪我」を使います。でも、仮病ではないんですね。登校拒否の児童が朝になると腹痛を訴えたりすることがありますが、それは本当にお腹が痛いんです。本人はわざとやってるつもりもありません。
これは僕たちの潜在意識が作り出す現象で、一種の防衛本能みたいなものです。
「学校へ行く」と「いやな思いをする」から「お腹を痛くする」という無意識的な反応と僕は考えます。
そういうときの対応としては無理に学校へ行かせることは毒です。「今日は学校休もう!」って許可を自分に与えることができればOKです。でも、そこでは多くリスクが伴うことがあります。例えば、宿題の期限に間に合わなくなる、テストが受けられず成績が悪くなる、など。でも、そのリスクを分かった上で「学校を休む」選択をしてみるのも一つの手だと思っています。

一方、その逆に暇なときは普段は感じられないけど、ずっと心の中にある感情が上がってくるときです。まさに癒されるために感情が出てくるようなものです。
例えば、すごく寂しいとき、僕たちはスケジュール帳を真っ黒にして予定を埋めます。でも、そのふとしたスケジュールの合間に、忙しさで隠していた「寂しさ」がふっとやってきて、本当に胸が苦しくなることがあります。寂しさを忙しさでごまかしても寂しさは消えません。寂しさを寂しさとして受け止める必要があります。そこでは一人では難しいことが多く、家族や友達、恋人、カウンセラーなど信頼の置ける人と一緒にされるのがよいでしょう。

匿名さんの場合、という風に答えられたらいいのですが、今回は一般論ということで知識の一つとしていただけたらと思います。

それでは。

 

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