愚痴やわがままが多くなった妹への対応

相談者名
20代女です。
今年の春、妹が社会人になりました。
毎日毎日仕事の愚痴ばかりで正直鬱陶しいと感じてしまいます。

妹はどちらかと言うと辛いと言われている仕事をしているので本当にしんどいんだとは思いますが、
仕事から帰ってくるといつも機嫌が悪く汚い言葉で文句ばかり。
ちょっとした体調の変化にも過敏になっていて
「みんな聞いて!私こんなにつらいのよ!」と言わんばかりの大げさな声で喚きます。
また、態度もどんどん悪化していて、わがままも炸裂し、
私まで気分が悪くなってしまいます。

妹と一緒にいることが辛くなってきてしまいました。
今はなるべく妹と同じ部屋にいないようにしていますが、
広い家ではないので大声で話す妹の声は聞こえてきてしまいます。

私は、どちらかと言うと不満は多いですが家族には愚痴を言わないので、
愚痴やわがままを言える妹がうらやましいのかもしれません。
かといって妹と愚痴を言い合いたいとは決して思いませんし、
親にわがままも出来る限り言いたくありません。

それに、先々月会社を辞めたばかりで今は働いておりませんので
「仕事なんてみんな辛いものだ」と言うにも説得力に欠けてしまい言い出せません。
言ったところで「でも辛いんだから仕方ないでしょ」と言うような返しがくることも目に見えています。

また、しんどいのは本当だとは思いますし、機嫌をさらに損ねてしまうのも
結局こちらが迷惑をするので「愚痴なんか聞きたくないから黙ってて」とも言い辛いです。

かと言って、「うんうん、それで?」なんて、愚痴を聞いてあげることもしたくありません。
私はどちらかと言うと人の感情を受け止めすぎてしまうので、
愚痴を聞くことも言う事も辛い気分になってしまうのです。
友達相手ならば、その気持ちもある程度緩和され、
普通に聞けるし自分から言う事も出来るのですが…。

長い文章で、読み辛かったら申し訳ありません。
妹に対し、どんな態度を取るべきか。
またどう対応したら楽な気持ちになれるのか、教えてください。

カウンセラー
なかつまともみ
はじめまして、Sさん。
今回担当させていただきます、なかつまともみと申します。
どうぞよろしくお願いいたしますね。

「愚痴を聞く」というのは、意識して聞いていても聞いていなくても、
とても骨の折れる作業です。
Sさん、大変しんどい思いをされているのでしょうね。
でも妹さんの現状を慮ったり、親御さんに迷惑を掛けたくないなど
Sさんのとても優しい心遣いが見られますね。
「いい加減にしろ!」とキレてもおかしくない状況なのに、です。

結論からお伝えいたしますと、
まずは出来るだけ「物理的に距離を取ること」を
おすすめします。

同じ部屋にいないようにすることはもちろんですが、
あまり夜遅くでなければ、
愚痴が始まる前に逃げ込める場所
(例えばカフェなど)を作って、
そこでSさんだけの時間を過ごすか、
時間帯や金銭的に難しければ、
Sさんの好きな音(音楽やラジオ番組など)を
ヘッドフォンを使って聞いて、
シャットダウンしてみてくださいね。
またその間、気心の知れた人と
電話でお喋りすることも良いでしょう。

そして何より、これが大事なのですが、
「逃げている自分を責めない」ようお願い致します。
ことわざに「三十六計逃げるに如かず」があります。
私の好きな漫画「銀の匙 Silver Spoon」には
「生きるための逃げはありです」ともありますよ。
まずはその戦場のような場所から離れて、
ご自分を労ってあげてください。

さて、改めてSさんの「先々月会社を辞めたばかり」という言葉から、
今のSさんの状態があまり思わしくないのではと思います。
もしかして、そんなご自分を「弱いやつ」とか
「役立たず」と攻撃してはいませんか?

それでは心が疲弊してしまいます。
肉体もそうですが、心も満身創痍の状態では
Sさんが理想とする対応は難しいと思います。
どうぞSさん、ご自分を大切にしてくださいませ。

「感情を受け止めすぎてしまう」敏感な方は、
本当に、相手の感情も自分のことのように感じることができます。
それはとても素晴らしい才能なのですが、
使いこなせないうちは
自分の柔らかな感受性を傷つけるだけになってしまいます。

自分の安全な場所を確保している今のうちに、
Sさんの好きなもの、好きなこと、やってみたいこと、
叶えたい願いなどを棚卸して、
「私ってこんな人」というものを確立してみましょう。
確立するとそれがSさんの「センター」となり、
常にSさんが楽でいられる「心の拠り所」となります。
それが出来ると、柔らかな感受性を
より良く使いこなせるようになりますよ!

それを使えば愚痴を聞いても笑い飛ばせるようになれますし、
「あなたなら大丈夫!だって私の妹だもの!」と
自信をもっていえるようになります。

でも、そうなるにはまずはSさんが幸せになる必要があります。
幸せになって、心に余裕ができて、初めて、
愚痴をいっているご本人の、その裏に隠れている本心や
情熱に気づくことが出来るようになるんです。
それって凄く素敵なことに思えませんか?

あと、両親や兄弟の間って、
関わりが深かったり長かったりする関係で
どうしても「期待」してしまい、
「怒り」に変わりやすい関係性でもあります。
正面からぶつかる事はせず、まずはSさんから幸せに。

凄く申し訳ない感じや、裏切った感が出るかもしれません。
嫉妬されるんじゃないかと思うかもしれません。

しかし、これは「幸せのリーダーシップ」といって
Sさんが楽に、生き生きと輝くことで
周りの人達に気づきと許しを与え、
地獄のような環境から抜けだそうと思わせる
きっかけになるのです。

もし、冒頭でお伝えした「物理的に距離を取る」が難しければ、
一度カウンセリングを使ってみてください。
必ずどこかに、思いがけない突破口が見つかりますよ。
どうぞ私達にそのお手伝いをさせてくださいませ。

Sさんがキラキラ輝いて楽~な気持ちになれますよう、
心からお祈りしております。
最期までお読み下さり、ありがとうございます。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。