不安障害を抱えての育児

相談者名
現在9ヶ月の子供を育てております。
転勤族の旦那の元で周りに頼れる人もおらず、旦那も仕事が忙しいためほぼ一人で子育てをしてきました。産後で自分自身が体調を崩すことも多く、イライラした時や一息つきたい時でも常に子供の側にいなければならない事でストレスやプレッシャーが積み重なっていきました。
今年に入ってから過呼吸、手足の震え、胃腸がザワつく感覚、食欲不振など身体に症状が現れるようになりました。それでも一時保育を利用したり、子育てサークルやママ友と遊ぶなど気分転換をしてしのいでましたが、ある日朝食を準備しようとしたところその場にうずくまって動けなくなりました。「もうこれ以上頑張れない・・」と心がヘトヘトになっている感じでした。

見かねた旦那が片道5時間かかる私の実家まで連れてきてくれ、現在は実家で静養中です。心療内科へも一度行き、不安障害に近い状態だと言われました。贅沢すぎる悩みかもしれませんが、子供と家に二人でいると暇すぎてたった5分でも過ごす事が苦痛です。元々無趣味なので家の中でやりたいこともなく、子供に邪魔されて中断する作業も多々あるので時間を持て余すことが多いです。これではいけないと外出の予定を入れたり家事をしたりするのですが、疲労を感じるとまた心がヘトヘトになり不安発作が起こります。自分でもどうしたいのか・どうしたらいいのか分からず八方塞がりな状態です。

実家に来てから症状はだいぶ落ち着いてきましたが、旦那の元へ戻れる日は来るのか、この先転勤族の旦那に着いていけるのか、元気な頃の自分に戻れるのか・・・自信が持てません。

カウンセラー
吉村ひろえ
Mさん、こんにちは。
担当させていただきます、吉村ひろえと申します。
よろしくお願いします。

ご主人が転勤族で仕事も忙しく、Mさんおひとりで子育てをがんばってこられたのですね。
初めてのお子さんで、しかも周りに頼れる人も居ず産後の体調不良や、慣れない生活の中で本当によくやってこられたと思います。
たとえ、周りに頼れる人が居たとしても、『子供を産み、育てる』 ということはやはり、ストレスやプレッシャー、不安を感じるものです。

「健康に育つだろうか?」
「しっかりした子に育てなければ」
「私はこの子に愛情をたっぷり注げるだろうか?」
「みんなから愛される子に育てなければ」
など、色んなことを不安に感じ、ご自身を追い詰めておられるかもしれませんね。

最初の子は特に不安で、少し元気が無さそうだと 「どこか悪いんじゃないか?死んでしまったらどうしよう」 と極端な考えが浮かんだり、夜泣きがひどく泣き止んでくれない時なんかはコチラまで泣きたくなったり、寝不足でヘトヘトの時は 「もう勘弁してくれ~~」 と逃げ出したくなった、などはよく聞く話ですし私にも覚えがあります。

Mさんは

? 贅沢すぎる悩みかもしれませんが、子供と家に二人でいると暇すぎてたった5分でも過ごす事が苦痛です。

お子さんと二人でいると暇すぎて苦痛に感じることを”贅沢すぎる悩み”、とおっしゃっています。
お子さんと二人で居て苦痛に感じるご自身のことを責めておられるようですね。

? それでも一時保育を利用したり、子育てサークルやママ友と遊ぶなど気分転換をしてしのいでました

Mさんは、色々とご自身で努力されて乗り越えようとされてきたのですね。
一時保育や気分転換はとても良い方法ですね。
けれど、Mさんの心の中は一時的にお子さんと離れたり、気分転換をするということすら責めていらっしゃいませんでしたか?
お子さんを預けても、気分転換をしても一向にスッキリしないご自身をさらに責め、悪循環に嵌っておられるようです。

実家に戻られてからだいぶ症状も落ち着いて来られたとのこと。
やはり、側にいざとなったら頼れる人がいると安心を感じますよね。
Mさんは、とても努力家でがんばりやさんな方だと思います。
けれど、少々ご自身に厳しい方のようです。
もしかすると、自分に厳しいという自覚は無く、寧ろ「ダメな私」と感じておられるかもしれませんね。

今は、実家でゆっくり休んで、Mさんのペースで良いのでストレスやプレッシャー、不安、怖れといったものと向き合ってみようと思ってみて下さい。
子育てや知らない土地でのストレスやプレッシャー、将来の不安や怖れなどをじっくり見つめてゆくと、その元となっているものが見えてくるかもしれません。
今Mさんが感じている疲れ切って動けなくなるほどの感情は、癒されるために浮上してきたものだと捉えてみて下さい。
だとすると、その痛みをきちんと手当てして癒してあげると元気な、いえ、以前よりも元気で子育てを楽しんだり、ママ友さん達とも頼ったり頼られたり、ご主人やお子さんとの絆を感じれるMさんになります。

ひとりでがんばろうとせず、ご実家やご主人の助けを受け取りながらボチボチゆきましょう。
よかったらカウンセリングなどもご利用くださいね。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

吉村 ひろえ

恋愛や夫婦、浮気、離婚などのパートナーシップから対人関係、子育て、また、死や自己受容のテーマなど幅広いジャンルを得意とする。 女性的で包容力があり、安心して頼れる姉貴的な存在。クライアントからは「話しをすると元気になる」「いつも安心させてくれる」などの絶大なる支持を得ている。