感情のコントロール・精神科受診

相談者名
まりな
はじめまして。
中学二年生の女子です。よろしくお願いします。

中学に入学して、
勉強が厳しくなってきてから
自分の感情のコントロールがうまく出来なくなってきました。

うちの親は、とくに勉強には厳しくて
勉強時には
その考えを押し付けられ
辛い辛い、とほんの少しのことで
ずっと長い間涙が止まらなくなることがあります。
勉強時以外でも辛いことがあればずっとずっと泣いています。

また、
狂ったように笑いがとまらなくなることもあります。
先ほどのものとは逆で、
くだらないことでもずっとずっと笑っています。
テンションの上がり下がりがかなり激しく
ギャップがありすぎます。

今、精神科に行こうか、カウンセリングを受けようか、
と悩んでいます。
私には小さいころからおかしな癖もあります。
世界の存在する意味というか、
何故命がうまれ、人間が生まれ、自分がここにいるのだろう、
と考え、発狂してしまうのです。
それは、誰かの名前を呼ぶとおさまります。
一人のときに何度も起きると、かなり辛いです。

上記のような症状は、
精神科を受診した方がいいのでしょうか。
その場合、親に切り出すときはどうすればいいですか。
感情をうまくコントロールするには、どうすればいいですか?
今、すごく辛いです。ホームシックもひどくて、
学校に行くのも、ものすごく足取り重たいです。

分かりづらい文章で長々とすみません。
よろしくお願いいたします。

カウンセラー
赤松わこ
まりなさん初めまして、ご相談ありがとうございます。
ご相談に回答させて頂く、赤松わこと言います。
どうぞよろしくお願いしますね。

まりなさんのご相談を読ませてもらって、1番最初に感じたのは、
「とってもしっかりした、お嬢さんだなぁ」と言うことでした。
文章も中学2年生と言うより、ずっと大人に感じられましたよ。
ただ、私は今54才で、多分まりなさんのお父さんやお母さんよりも、
年令が上だと思うんだけれど、私から見るとまりなさんが、あまりに
「大人過ぎるなぁ」って心配になったんですね。

まりなさんは、中学生になって勉強が大変になってきてから、
「感情のコントロールが出来なくなってきた」と書いてくれましたね。
人は誰でも、色々な感情を感じながら、毎日生活しています。
その中で、「感情をコントロールしなくちゃ」と思っている時ってね、
『我慢している時』なんですね。

まりなさんがこれまでずっと、「感情をコントロールしてきた」としたら、
『ずっと我慢し続けていた』ってことになるんです。
自分ではそんな風に感じたことはなかったかな?考えてみて下さいね。

これまでまりなさんは、お父さんやお母さんが喜んでくれるようにって、
一生懸命頑張ってきたんでしょう。「言われたとおりにしなくちゃ!」
って、そう思ってきたんじゃないかな?しんどかったでしょう・・・
「しんどいよ」とか、「少し休みたい」とか思ったことはない?
「頑張ってるね」「無理しなくてもいいよ」って、言って欲しかった
んじゃない?お父さんやお母さんに言えていましたか?

まりなさんがずっと『我慢』していたってことに、気づいて下さい。
そして自分で気づかない内に、沢山溜まっていたことに気づいて下さいね。
最近になってその『我慢』が、溜まりすぎてもうためることが出来なく
なってしまったんですね。だから自分でもどうしようもない程に、
感情が溢れてしまって、自分が自分じゃないように思えてしまうんです。

「精神科に行くか?」「カウンセリングを受けるか?」って考える前に、
ここまで辛い状況になっていて、まりなさんが1人で悩んでいることが、
1番の問題なんだって分かりますか?お父さんやお母さんに相談出来ない、
そのことがまりなさんにとって、何よりしんどいことでしょう?

まりなさんはきっと、お父さんお母さんにこんなことを相談しても、
「つまらないことを言わすに勉強しなさい」「勉強したくない言い訳だろう」、
そんな風に言われちゃうんじゃないか?って、心配していませんか?
「こんな風に思っている私を、お父さんもお母さんも受け入れてくれない」
って、思っていませんか?だから言えないで悩んでいるじゃないかな?

お父さんもお母さんも、あなたに幸せになって欲しいと思う気持ちから、
厳しく言われているんだろうと思います。だけどまりなさんがこうやって、
辛くて辛くてどうしようもなくなっているって、気づいておられないですね。
まずお父さんやお母さんに、分かってもらうことが必要なんですよ。

まりなさんが、小さい頃から考えてきた、
【世界の存在する意味というか、何故命がうまれ、
人間が生まれ、自分がここにいるのだろう、】って言うこと。

人がこの地球に生まれてから、数十億年って言われているんだけれど、
ずっと昔からまりなさんと同じことを、考えてきた人達が沢山います^^
毎日の生活を送るには、必要のないことかもしれないけれど、本当は
すごく大切なことなんですね。とても意味のあることだと私は思います。
私もね、小さい頃から同じように考えてましたよ。今でも考えています^^

そんな深い問題に、目を向けることが出来るまりなさんは、自分の生き方
をちゃんと、自分で考えることが出来る力を持っているんですよ^^
中学生と言うのは思春期と言って、『親離れ』の時期だと言われています。
きっとまりなさんの心の奥で、「私はこう思う!」「私はこうしたい!」
って、自分のやり方を認めてもらいたいあなたが、暴れだしたんでしょうね。

まりなさんにとっては、すごく勇気がいることかも知れないけれど、
今の自分の状態を、正直にお父さんお母さんに、伝えることが大事ですよ。
もし上手く言えないと思ったら、この回答を読んでもらってもいいと思います。
お父さんやお母さんと一緒に、今のしんどい状況を抜け出す方法を考えるのが、
まりなさんにとって、1番大切で楽になれる方法なんですよ^^

「カウンセリングを受けてみたい」と思うなら、自分から伝えないとね。
カウンセリングサービスには、無料の電話相談もあります^^
よかったらいつでも遠慮なく相談して下さいね、お手伝いさせてもらいます。
まりなさんが、無理をしたり我慢したりしないで、自分らしくなれるように、
私も応援しています^^この回答が、少しでもお役に立てば嬉しいです。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族関係・対人関係・パートナーシップ・自己肯定自己実現を得意分野とし、がん看護・認知症介護の経験から医療・福祉関係にも精通している。 深層心理への唯一のアプローチである【感覚・感情】を解放する、癒しのスペシャリスト。 「体感で楽になった」「腑に落ちる」「納得がいった」と好評をえている。