罪悪感の話(2)~郵便ポストが赤いのも私のせい~

『自分が悪いんだ』と思う罪悪感というフィルター通してものごとを見てしまう癖があると、いろんな出来事を『自分のせいだ』と解釈してしまいます。

何か良くないことがあると、『これって自分のせい?』といろんな出来事を『自分のせいだ』と解釈してしまうんです。しかし、普段から自分が悪いんだとか自分のせいだと自分を責めすぎてしまっていると感情的なものが暴走し爆発してしまうことがあります。

罪悪感フィルター

カウンセリングで『自分が悪いんだ』とかという風に感じやすいタイプの方とお話しをさせていただくことがあります。ちょっとしたことでも『自分が悪いんだ』と罪悪感を感じてしまうタイプの方です。

『自分が悪いんだ』と思ってしまう“罪悪感”というフィルター通してものごとを見てしまう癖があると、いろんな出来事を『自分のせいだ』と絡めて解釈してしまいます。

例えば恋人とデートをしていて恋人の笑顔が少なかったとします。
体調が良くないのかもしれないし、前の日に仕事で失敗をして落ち込んでるからかもしれないし、原因は何んだがわからないのですがいつもとはちょっと違う様子です。

すると『自分が悪いんだ』という風に感じやすいタイプの方は、『楽しそうじゃないな・・・。今日のデートコースが悪かったのかな?』とか、『自分が楽しませれてないのかな? 』と、ついつい自分のせいであるというように絡めて解釈してしまったりします。
そして自分を責めてします。

恋人に「今日は笑顔が少ないけどなぜなのかなぁ?」と笑顔が少ない原因を聞いてみると、「実は今日はちょっと体調が悪くて・・・。ごめんね」とまったく違う原因だったとわかったりするんです(笑)

ある時どかーんと爆発する人

ついつい普段から自分が悪いんだとか、自分のせいだと自分を責めすぎてしまうというお話を聞かせていただくことがあります。

例えば、ある女性が恋人がイキイキしていないのを見て(なぜイキイキしていないのかの原因はわからずとも)『こんな時にパートナーが私じゃなかったらもっと元気つけてあげて、イキイキさせてあげれるのかも・・・。自分でごめんね』と自分のせいに結びつけてしまい自分を責めてしまったりする感じです。

このように自分を責めていることが多いと、それが原因で感情的な爆発を起こしてしまうことがあるんですね。

つきあっていると恋人同士ですから時には自分の欲求をぶつけてしまったり、ケンカをしてしまうこともあります。例えば恋人か「元気がない時くらい、もっと優しくしてよ」と自分の欲求をぶつけてしまったとします。

するとこれが恋人からのダメだしのように感じてしまい、『自分でごめんね』と自分を責めている心にとどめの一撃のようになってしまい心が苦しくなってしまいます。ホント苦しいんです。

そして「どうせ私は優しくないわよ」とか「じゃあ、他の人にさしくしてもらえば。私が恋人でごめんね」と切れてしまったり、罪悪感がいっぱいになり攻撃的になってしまったり、感情的になったりと爆発してしまうんです。

爆発を起こした本人は後から振り返ってみると、なぜ爆発を起こしてしまったかわからいということが少なくなかったりするんですが、実は罪悪感が原因だったりするんですね。

こうならないように、普段から自分が悪いんだとか自分のせいだと自分を責める癖に気付き、自分を責めないように心がけることができればベターかと思うのです。

また、自分が悪いんだとか自分のせいだとついつい思ってしまう人は、人に話を聞いてもらって「あなたが悪いと思わなくていいと思うよ」と言ってもらうなどで、『自分が悪いんだ』『自分のせいだ』という誤解を解いてもらうサポートを受けるのもいいですよ。

ちょっと立ち止まってみよう

『自分が悪いんだ』とという風に感じやすいタイプの人に「郵便ポストが赤いのも私のせい、信号が赤いのも私のせいとにしてしまうくらい、私は自分のせいだというふう解釈しやすいんだなと意識することを心がけてみてはいかがでしょう?」という提案を笑い話を交えながらをせてもらうことがあります。

そうやって意識していくことで、一旦立ち止まって『自分のせいと結びけるいつもの癖で思ってしまうのであって本当は自分のせいと思わなくていいかも?』と考えてみることがしやすくなるからです。

自分が悪いと思いがちな癖がある人は、ちょっと立ち止まって自分が悪いと思わなくていいのかも?と思ってみてはいかがでしょう。
ご自身を責めすぎないでくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。