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Lecture.143 たった一つの大事な物 〜平準司の「恋愛心理学講座」〜
講師:平準司taira
Keywords
欲しいものを手に入れる 仕事か恋か 彼は外人 

こんにちは 平です。

久しぶりにある女性と会う機会がありました。

彼女はとても古い私のクライアントなのですが、“世界の頭脳”と呼ばれることもあるほど優秀な人で、現在はニューヨークの有名な大学で教授をしています。

昔、日本にいるとき、彼女は結婚していました。

そのときから優秀な研究者だったため、子どもを産んで家庭人として生きるのか、それとも、研究者としての道を究めるのか、深く悩んでいたわけです。

ご主人も同じく研究者だったのですが、彼は名家の長男で、将来は九州の実家に帰らなくてはいけないことになっていました。

それは、もちろん、帰るだけでなく、跡継ぎの子どもをもつということも含まれていたわけです。

誠実な彼と清楚な彼女の、それはすてきなカップルだったのですが、彼らのおかれたこの環境が二人を引き裂き始めたのです。

彼女は、彼との人生、および彼の家を優先するために、研究者をやめ、専業主婦になってもいいと一度は考えました。
が、そんな彼女に、アメリカで研究に携わらないかという話が持ち上がりました。

それは、研究に携わる人ならだれもがうらやむような道であり、彼女がきわめて優秀であったからこそ訪れた機会でした。

結果的に彼女は離婚という決意をしました。

ご主人に「新しいお嫁さんをもらい、跡とり息子をもつチャンスをもってもらう」という選択をしたわけです。

そして、一人ニューヨークへと旅立ち、その後は研究がまるでパートナーであるかのように日々の仕事に没頭しました。

そんな彼女の周囲には、各国からやってきたものすごく優秀な研究者が男女問わず大勢いますが、それぞれの事情で彼らの半数が独身であるそうです。そして、その中の一人のカナダ人の研究者が現在の彼女のパートナー候補です。

パートナー候補?

彼女はとても慎重になっているのです。

以前の結婚では、「私の事情に夫を巻き込み、私と関わったおかげで、彼の人生を大きく足踏みさせてしまった」と彼女は思っているわけです。

そのため、今後は結婚せず、一生、研究に打ち込もうと考えていたのですが、自分と似たような経験をしたボーイフレンドと出会いました。

彼は研究を優先するために当時の彼女と別れたということで、とても共感することができたのです。

しかし、こんどは国際カップルならではの文化の違いからくる行き違いや衝突を彼女はすごく怖がっていました。

「一時の気の迷い」という言葉を彼女はよく使うのですが、「そのちょっとした迷いのせいで一生を台無しにしてしまったとしたら、私はいいけれど、大事な人がそうなってしまうのは耐えられない」と言います。

現在はある意味、中途半端な関係を続けているのですが、一般的な外国人にはありえないほど、彼は彼女のことを優先してくれています。

そして、クリスマス休暇のとき、彼と旅行でもするという選択肢もあったようですが、彼女は「実家に帰りなさいよ」と彼を説得し、彼女はさして帰りたくもない日本に帰ってきて、ほかにすることもなかったのでしょう、私と電話で話していたというわけです。

彼女の自己概念の中には、「欲しいものは一つだけにする。二つ持つなんて、それはぜいたく」という考え方があるようです。

大事なものは一つに限ると思っているからこそ、彼女は研究を自分のパートナーに選びました。そんな彼女にとって、彼をもつのは、まるで「結婚している私が浮気をするようなもの」と感じられるわけです。でも、もちろん、研究とパートナーシップは別ものですよね。

それで、私が彼女の話を聞きながら、「まるで、不倫の相談を受けているようだね」と言うと、彼女も笑い出してしまいました。

「ほんと、彼たち二人とも不倫関係みたいだわ。きっと彼にも私と同じ思いがあるのね」。

あまりにも研究を大事にするあまり、それ以外のものをもってしまうと大事なものを失ってしまうように感じていたようです。

彼女が研究を続けるためにも、また、彼の研究のためにも、二人はおたがいにいちばんいいパートナーをつかもうとしているように私には感じられ、それを伝えて電話を切りました。今年はたぶん、彼女にとって素晴らしい年になることでしょう。

ちなみに、彼女にかぎらず、日本人には多いのです。二つは持ってはいけないと思っている人が。


さて、お読み頂いている「恋愛心理学」で扱っているパートナーシップの秘訣や心の力学は、耳で聞いて頂くことも可能です。

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では、次回の恋愛心理学もお楽しみに!!




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