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Lecture.594

男性恐怖を克服するために 〜被害者意識を感じ、それを抜け出すまで〜

講師:長尾純子
性的な被害に遭うと、世の中すべての男性に対して恐怖を覚えてしまうことは
仕方のないことです。そこでは被害者になると思うのですが、頭ではそう思っていながら
本当は自分が悪かったのではないか、と思っている女性はとても多くいらっしゃいます。
いつまでも被害者で居続けることは良くないですが、まだ傷が言えない時期は、
自分が本当に傷ついたこと、そしてその時に感じた感情(怒り、悲しみ、絶望など)を
感じて吐き出すことがとても大切です。
それができれきたら、被害者の位置を抜け出し、もう一度世の中の男性を見てみましょう。
本当に被害者を抜けたとき、男性に対する気持ちが今までと違ってくると思います。
いずれにしても、あせらず自分のペースで進めていくことが大切です。
Keywords
自己攻撃、怒り、性的抑圧、被害者意識、女性としての魅力

◎リクエストを頂きました◎
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私は中学1年の頃から露出狂や痴漢やストーカーに会い続けています。
鬱にもなってしまい、男性がいる場所での社会生活が難しいです。
さすがにもう、若くはないので、以前ほど、嫌な目にはあいませんが
(でも、つい最近も散歩をしていたらしゃぶらせるぞって怒鳴られました)
男性に対する恐怖感を癒す方法があれば教えてください。

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リクエストをいただきありがとうございます。
担当させていただくのは長尾純子です。よろしくお願いします。

中学生の頃からそのような被害に遭われていたんですね。
とても怖い思いをされたのだと思います。1回ならまだしも、続くとなると精神的ダメージもとても大きいですよね。
今まで、本当に大変な思いで生きて来られたと思いますし、それだけでもとてもご自分を頑張ったと
ほめてあげていいと思います。今までよく生きてきたね・・と。

同じ問題でカウンセリングに来られる方もそうなのですが、このような被害に遭われる方の多くは、
「自分が悪かったんじゃないか?」と、とてもご自分を責めてしまうことが多いんですね。
被害者であるにもかかわらずです。。

頭では被害者であることはわかってるんです。
でも、「あの日、あの道を通らなければ・・」とか、「私の行動がおかしかったのではないか」などと、
自分で回避できたのではないかという「後悔」の念が自分を責めてしまったりします。

まずは、「私はとても大変な思いをした」「被害者だったんだ」ということを認めてあげましょう。
被害者であることを認めると、色々な感情があがってくるんです。
悲しかった思い、許せないという怒りの気持ち、絶望・・。

これらの感情は、自分が被害者だということを認めて初めて出てくるんですね。

昔、カウンセリングにいらしたクライアントさんで、酷い暴行を受けたのに全然平気そうにしている方がいたんです。
自分が被害者だという意識がまったくないように見えました。

なぜかと言うと、見た目もしっかりしていて、普通に話すからです。
初めはあまり傷ついていないのかな・・?と思ったのですが、逆でした。

「被害者」になることは、自分にとってあまりに辛すぎて、みじめだったのです。

でも、その彼女が自分が被害者であることを認められるようになると、感情を表に出すことができるようになっていき
少しずつ表情や感情を取り戻してきたんです。それはとても大きな変化でした。

泣きたかったし、怒りたかったし、加害者を責めたかったに違いありません。

でも、多くの方は自分自身を責めることで、それを閉じ込めてしまうんですね。
これが、パニック障害やうつ状態を引き起こします。

うつになってしまったということは、それだけ自分の気持ちを抑え過ぎて周りに気を遣いすぎていたんだと思います。

一番大事なことは、自分は悪くなかったことを認め、吐き出せなかった感情を吐き出すことです。
怖かった体験を、「怖かった〜」と吐き出してあげることです。

男性に対する恐怖をなくしていくのは、そのあとですね。

***

では、男性に対する恐怖をなくすためにはどうしたらいいのでしょうか。

先のお話で、被害者だと感じだときに自分の感情を吐き出すというお話をしました。
その時に出てくる怒りの感情を、向けるべき人(つまり加害者)に向けるということです。

今の状態は、世の中の男性すべてに対して恐怖を感じでいると思いますが、
これをあなたを傷つけた相手に対してだけに、正しく認識してあげることが必要です。

世の中には、とっても優しい男性もいますよね。
頭ではわかっているけれど、感情レベルでまだわからない状態なのですべての男性に対して恐怖を感じてしまいます。、
誰に対して怖がっているかを、正しく認識してあげるのです。

その区別ができるようになってきたら、だんだんと被害者意識が抜けてきます。
被害者意識は、初めは感じることが必要ですが、いつまでも被害者の位置にいると変わることはできません。

その位置を抜け出せそうになったら、世の中の男性に目を向けてみましょう。
そして、ご自分が近づき安い男性からお友達になったり、コミュニケーションをとってみましょう。

初めは生身の男性が怖かったら、宝塚の男性スターのような、素敵な男っぽい女性でもいいですし(笑)
オナベバーにいらっしゃる男性的な女性でもいいと思います。

次に、本物(笑)の男性に近づいてみましょう。まずは男友達を作ってみることができたらいいなと思います。

プロセス的には、男っぽい女性(宝塚のような) → ジャニーズにいるような女性っぽい男性

から慣れて行くのも一つの手です!

男性恐怖を治したいというお気持ちがある限り、変わっていくことはじゅうぶん可能です。
焦らず、自分の気持ちを一番に優先しながら進めて行くことが大切ですね^^

心から応援しています。

(完)

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