イライラしたり悲しくなるのは、心に余裕がないことが原因なのかもしれません

心が疲れると余裕がなくなり、イライラしたり悲しくなったりしてしまう

ケガをしたり骨折したり、高熱を発したりすると、私たちは身体をケアし休めようとします。
でも、心の疲れや痛みに関しては、無頓着であり、気づかないことも多くあります。
心が疲れて、心に余裕がなくなると、いつもしないようなミスをしたり、イライラすることが増えたり、突然悲しくなったりして、気分が良い状態ではいられなくなってしまいます。

今回、担当させていただく大門昌代です。どうぞ、よろしくお願いします。

例えば転んで膝を擦りむいたとか、骨折してしまったなど、身体的なケガは、痛いですし、血が出たりしますし、わかりやすいものです。
また、久しぶりに運動したら筋肉痛になったとか、パソコン仕事頑張ったから肩が凝ったなど、身体的な疲れというのも認識しやすい。

ところが、私たちは精神的な痛みや疲れに対しては、気付きにくいようなのです。
厳密に言えば、気づいても抑圧してしまうという感じです。

仕事が忙しい上に、会社の人間関係がうまくいかず心が疲れているなんてことがあったとしても、大抵の場合、「仕事ってそんなものよね」と納得しようとする。
「みんなそれくらい当たり前にこなしているんだから、疲れるなんて言ってられない」と、疲れていないかのように、さらに頑張り続けてしまったりする。

でもそれは、骨折しているのに、筋トレをやろうとしているようなものであり、高熱なのに水泳しようとしているようなものなのです。

骨折しているのに、筋トレしたらどうなります?
骨折悪化しちゃいませんか?
治るものも治らなくなりますよね。

高熱なのに水泳したらどうなります?
おそらくさらに重症化しちゃいませんかね?
やはり治るものも治らなくなりますよね。

心が疲れているのに、それに気づかなかったり、抑圧したりしていると、いつまでも疲れが取れないだけでなく、さらに重症化してしまうのです。

心が疲れていると、どうなるのか?

気力が出なかったり、イライラして怒りっぽくなったり、楽しいと思えることがなくなったり、訳もなく悲しくなったりしてしまうのです。
そして、そんな自分のことを否定してしまって、さらに心が疲れてしまいます。

気力が湧いてこなかったり、イライラしてしまうとき、その原因が「心の疲れ」であり、その疲れのために「心の余裕」がなくなっていることが原因であることが少なくありません。

心の余裕って、日常的にほとんど意識していないかもしれませんね。
それよりも、やらなきゃいけないことが多すぎるというのが、私たちの生活スタイルになっていたりします。

朝起きた瞬間から、今日のやることリストが思い浮かび、一つ一つこなしていく毎日。
それだけでも、心が疲れて、心の余裕がなくなってしまうのですが、自己嫌悪が強いタイプの人はさらに「もっとやらなくてはいけないのに、やっていない」と自己攻撃まで追加されたりします。
また、誰かと自分を比べて、劣等感を存分に感じて落ち込むことにも忙しかったりもします。

実のところ、心に余裕が持てれば、やることリストを必死でこなさなくても、必要なことは楽々やっていたりするのです。
また、心に余裕があるということは、自己嫌悪が少なく、誰かと自分を比べたりもしない状態ですから、自分にも人にもやさしくできます。

自分にも人にもやさしくできると、気分がとても良いです。
些細なことにも喜びを感じられるし、ご機嫌でいられるのです。

心に余裕があると、普段ならイラっとするような出来事も、「そんなこともあるよね」と軽く受け流すこともできますし、助けが必要な人がいれば、サポートすることだってできます。
人間関係もうまくいくのです。

普段から、心に余裕があるかどうかを、ほんの少しでいいので、気をつけてみるといいかもしれません。
「心に余裕がないぞ」と気づけば、対処ができます。
それは、骨折しているぞと気づけば手当をするのと同じようなものです。

・ミスが多い
・イライラしている
・急に悲しくなる

このような状態があるのであれば、それは心が疲れて、余裕がない状態なのかもしれません。

気づいたら、何も考えずにボーっと過ごすような休日を作ったり、友達に話を聞いてもらったり、ちょっと旅行に出かけたり、旅行が無理なら、いつもの生活圏とはちょっと違う場所へ行ってみたりするだけでも違います。

海や山など、自然を感じられる場所に行ったり、それが無理なら公園で木を眺めるだけでもいいのです。

また、カラオケで歌いまくるのもいいでしょうし、好きなものを食べるというのもありです。

とは言っても、発散することで心の余裕ができるタイプの人が、部屋で何もしないで一日過ごせば、余計に心が疲れてしまいますし、充電タイプの人が、カラオケで歌いまくると余計にストレスになってしまったりもします。
ですから、自分の心が喜ぶことをするのがいいのです。

またインドア派の人が、海や山へ出かけると、余計に心が疲れてしまうことだってありますし、その逆にアウトドア派の人が部屋にこもって動画を見続けるなんてのも余計にストレスです。
自分の心が何に喜ぶのかを、やってみて見つけてくださいね。
日によって、心が喜ぶことが違うことだってありますから、自分が今求めているものを探すのがポイントです。

そうやって、心の疲れをとることができると、心に余裕ができて、ミスが減り、イライラがなくなり、楽しい気分になることができます。

簡単ですけれど、参考になりましたら幸いです!
ありがとうございました。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や結婚、浮気や離婚など男女関係、対人関係やビジネス関係、家族関係や子育て、子供の反抗期、子離れ、親離れ問題など幅広いジャンルを得意とし、お客様からの支持が厚い。 女性ならではの視点と優しさ、母としての厳しさと懐の深さのあるカウンセリングが好評である。PHP研究所より3冊出版。