恋愛へのあせり

なのに、もう一度連絡を取って、
会ってる最中は楽しかったのですが、
よくよく考えたら、自分が年齢のこともあり
あせって彼氏を作りたいがために彼を利用してしまった気がして、
何だか気が重くなってきました。
自分に対して「私何をやっているんだろう」と
罪悪感でいっぱいになっています。

ダメならもう一度お別れするしかないとわかっていますが、
今度こそ彼を前以上に傷つけてしまうと思い、
どうしたらいいか迷ってしまっています。

子供じみた質問で申し訳ありません。読んでくださりありがとうございます。

私は中原謙一と申します。
よろしくお願いいたします。

読ませていただいて、私が感じたことなのですが、yokoさんは恋愛に焦りがあるというよりも、恋愛に恐れがあるのではないかと感じます。

たとえば、yokoさんが本当に熱しやすく冷めやすい性格であるなら、冷めてしまえば相手に対する固執はなくなり、もう一度熱を上げられる誰かを探す行動に移られるはずなんですよね。
しかし、yokoさんはそのような行動をとられないということは、「熱しやすく冷めやすい」わけではないのではないか、と感じます。

逆に、yokoさんの心の中で「熱くなってはいけない、のめりこんではいけない」という「やってはいけない」ことがあったとしたらどうでしょう？

気持ちの上では「恋愛したい」「彼と付き合いたい」など、自分がほしいものを手に入れようと感じるわけですが、心のどこかで「恋愛にうつつを抜かしてはいけない」「好きになってはいけない」など、自分自身に対して「やってはいけない」とブレークをかけているのだとしたらいかがでしょうか？

このように「心にブレークをかけてしまう」というのは、実は誰にでもあります。
ではなぜ、みんな「心にブレーキをかけてしまう」のでしょう？

原因のほとんどは、「恐れ」の感情があるからなんですよね。

たとえば、yokoさんは「いつか彼を失うかも」とか「いつか彼に嫌われるかも」と思ったら、彼と付き合いたいと思うでしょうか？
これは「大切なものを失う」恐れでもあり「自分が傷つく」恐れでもあるわけです。
そして人はこの「恐れ」の感情から逃れようと行動しますから、「彼の気持ちが冷めた」とか「彼を利用している気がする」などの理由を作り出し、ほしいものを手に入れないことで、傷ついたり、失ったりする怖さから逃れるという選択をしているのかもしれません。

これは、yokoさんのこれまでの人生の中で「大切な誰かから傷つけられた、見捨てられた」と感じている事柄があるのかもしれませんね。

正直なところ、この恋愛をうまくいかせるか、だめにするのかは、yokoさんしだいなんですよね。
yokoさんが「怖い」ことから逃げるのではなく、「手に入る」自分を賞賛してあげられるか、ここができるかできないかによって、yokoさんの行動が変化するからです。

現状では、どれだけ彼から愛されていても、いつか失うのではないか、見捨てられるのではないか、という不安のほうが強くて、彼の愛を受け入れることができなくなり、結果彼もyokoさんも傷ついてしまいます。

つまり、今のyokoさんのやり方では、みんなが傷ついてしまうやり方になってしまうんですよね。

しかし、yokoさんにはこの未来を変えることができる選択があります。

それは「愛されない理由を探さない」事です。
もっと言い方を変えれば、「自分の本当の気持ちに素直になる」ということですね。

今のyokoさんは、もしかしたら自分に対して、かなりうそをついている可能性があります。
自分にうそをつかなくなれば、彼との間に今回のような不安やトラブルはほとんど起きなくなるでしょう。

迷っているときは、自分のやり方では答えがないときです。
そんなときこそ、今までのの自分にないやり方で、行動してみるときだと私は感じます。

選択すること。

今のyokoさんには、一番難しくて、一番大切なことかもしれませんね。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

yokoさんが幸せな人生を歩まれるための参考に、少しでもなることができれば幸いです。

ありがとうございました。

中原謙一