夫のプライバシーを侵害してしまう

相談者名
みか
はじめまして。
悩んでいるというより、ヤバいなと思っているのですが。結婚して1年なのですが、私は度々、夫のプライバシーを侵害してしまいます。
メールや携帯、財布、カバン…、なんでもです。
ことの始まりは、夫がメル友をしていて、その人と会っていたということを知ってからです。
その時は何気なく見てしまったメールで知ったのですが、それ以後どうしても度々チェックしたくなる衝動にかられてしまうのです。
このことは、すぐに夫と話し合ってお互い「メル友はしない」
「プライバシーは侵害しない」ということを約束したのですが…。
夫も誰かと会っているように思えてなりません。
別れることも考えましたが、私はきっと再婚しても、また相手のプライバシーを侵害するような気がして、
最近真剣に、こんなんじゃヤバいなと思うようになりました。

良いアドバイスをお願いします。

カウンセラー
源河はるみ
こんばんは、みかさん。
お返事遅くなりましたね、お待たせしました。
はじめまして、源河といいます。ひとりで、とても悩まれましたね。
最愛の人を自分の意志とは裏腹に疑ってしまうことは、
とても辛い経験です。
ご投稿くださって、うれしいです。

なにも原因がないのに、夫のプライバシーを侵害したいと思う妻はいません。

> ことの始まりは、夫がメル友をしていて、その人と会っていたということを知ってからです。

このことは、みかさんにとって夫婦関係をとても不安にさせる出来事だったと思うんです。
私も結婚していますが、持ち物を見たくなる気持ちは、
同じ状況だったら感じていたでしょう。

みかさんがだんなさまと話し合って、ちゃんと向き合おうとしたことは、
とても勇気がいったはずです。
交わした約束も、お互いが傷つかないようにする最善の策だったでしょう?

でも実際は、その”約束”が、みかさん達の関係を、
「より良いものに、より深いものに」するのには、
支障になっているような気がします。

なぜなら、その”約束”には、
「私は、こんなことをされてとても傷ついたのよ!」という、
みかさんが、だんなさまに本当に伝えたい正直な気持ちを、
”バレないように”カバーしてしまうものになっているからです。

「もう二度とこんなことしないでね」という思いが約束には込められていますが、
その思いの裏には、
「もしも、またメル友と会ったりしたら、私はもっともっと深く傷ついて、ボロボロになっちゃう・・・」
「そんなことをされたら、私はあなたを愛していく自信がなくなってしまう・・・」
って感じていませんか?

そんな気持ちをもし、隠したまま約束だけをしてしまったとしたら、
いつ、何時、その約束が破られはしないかと、不信感や不安は大きくなってしまう一方です。
だんなさまが誰かと会っているように思えてしまうのは、
その”不信感”や”不安”が、みかさんの心の中を支配してしまっているからなんです。
そして、夫を疑ってしまう自分を、とても責めてしまいます。

「本当の気持ちを伝えられない」→
「我慢をしてしまう」→
「心の中がネガティブな感情で一杯になってしまう」→
「夫を愛せていない自分を責めてしまう」

こんな具合に、心の中が悪循環になってしまうんですね。

みかさんがおっしゃるように、もしも今のだんなさまと別れて再婚されたとしても、
この悪循環が心の中にあるかぎり、本当に信頼できる関係をつくるのは難しくなります。

でも、みかさんは、プライバシーを侵害したいわけでも、まして別れたいわけでもないはずです。

ご結婚されて1年ということですが、これからが本番。
今、感じられている”ヤバさ”は、今までよりも、もっといい夫婦、
もっと仲のいい、お互いを信頼できて、お互いにリラックスしあえる、
そんなパートナーとしての関係を一緒に築いていく”チャンス”なんです。

この”ヤバさ”を乗り切る一番いい方法は、
もう一度、だんなさまと「コミュニケーションをする」ことです。

「二度とこんなことしないでね」というのも、もちろん、みかさんの本当の気持ちです。
でも、本当のコミュニケーションは、たとえば、

「こんなことをされて私は本当に辛かった。私は、あなたにとって満足できるような妻じゃないの?って、悲しくなるの。
そして、疑ってしまうこんな私は、あなたに愛される価値なんかないんじゃないか?って、申し訳なくさえ感じてしまうの・・・」

と、みかさんが心の中で”感じている”ことを伝えることなんですね。
これは、とっても勇気が要ります。

私たちは、こういう素直な気持ちを伝えることが出来ないばっかりに、
相手を悪者にしてしまったり、自分が悪者になったり、
しいては別れを選んだりしてしまうんですね。

今一度、みかさんの心に聞いてみてください。
「私は、本当はどうしたいんだろう?」
「私は、夫を愛しているんだろうか?愛していないんだろうか?」と。

このことに答えを見つけたなら、誰もが羨むようなラブラブな夫婦になることも夢じゃないですよ。
もし、よかったらもう一回レスできますので、お返事いただけたらと思います。
お待ちしていますね。

相談者名
みか
源河先生ありがとうございます。
とても救われたような気分になりました。

おっしゃるように、今度約束が破られたら別れようと思っていました。
もちろん別れたいわけではありません。ただ、こんな関係ではお互い不幸だと思ったのです。
今回先生のアドバイスを聞いて、日常生活を冷静に見つめると、夫は客観的に見てとても「良い夫」だと言うことに気付きました。
家事は手伝ってくれるし、仕事の帰りも早いし、私の話をよく聞いてくれるし、やさしい。なんの不満もありません。
結婚する前もした後も、本当に何もわからないんです。むしろ良いくらいです。

私が今悩んでいることは実に小さいことのように思いました。
私は長い間こんな小さいことに胸を傷めていたのかと、思うのです。
もう1度、夫と話したいと思います。
それと、私はもっと自分に関心を向けようと思います。
今までは夫に関心を向け過ぎていた。
手始めに仕事でも探そうと思います。

アドバイスありがとうございました。

カウンセラー
源河はるみ
みかさんへお返事ありがとうございます。

> とても救われたような気分になりました。

それはよかった、私もうれしいです。

> もちろん別れたいわけではありません。ただ、こんな関係ではお互い不幸だと思ったのです。

抜け道を見つけ出す事ができないとき、私たちは関係を壊した方がいいんじゃないか?
という誘惑にかられますよね。
でも、みかさんには関係を”より良く”していく力があるんですよ。

> 結婚する前もした後も、本当に何もわからないんです。むしろ良いくらいです。

自分の心が、ネガティブになってしまっている時っていうのは、
”今ある”幸せに目が向かなくなってしまいます。
そこに目を向けることが出来たみかさんは、本当にだんなさまに愛情を持っていらっしゃるんだと、とても感じます。

> もう1度、夫と話したいと思います。

この気持ちを持ってくださって、うれしいです。
どんなに長年連れ添ったとしても、理解しあうことに終りはありません。
パートナーは、いつもいつも成長しつづけるし、新しい発見もたくさんしていくからです。
お互いを理解していくことを楽しんでくださいね。

> それと、私はもっと自分に関心を向けようと思います。
> 今までは夫に関心を向け過ぎていた。
> 手始めに仕事でも探そうと思います。

相手を思うのと同じように、自分のことも愛したり、磨いたりすることは、
とっても大切だと思うんです。
そうしていくと、相手から見た自分が変わり続けることが出来て、
パートナーからすると、”新鮮さ”が感じられるし、
「より良くなっていこう!」という意欲を持っているパートナーを見て、
お互いに元気になることが出来るからです。

「メル友」っていうのは、自分の正直な気持ちをなまじっか言葉にして伝え合うので、
”理解されている”ように感じやすいものです。
これが、面と向かって伝え合うことが出来るパートナーがいたとしたら、
もっといいですよね?

コミュニケーションを続けてください。
自分からそうしていくことで、だんなさまも、みかさんに伝える事ができずにいた気持ちを「言ってもいいんだ」と感じる事ができます。
それができないばっかりに、他に目が向いてしまいますしね。

もっといいのは、たとえ夫婦でも、デートをすることです。
これから、どんな「いい関係」をつくっていけるのかを、
お二人で楽しんで頂けたら、と思います。

応援していますね。
また、いつでもご相談ください。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。