自傷行為

相談者名
けい
私には癖で自傷行為があります。主にリストカットをしています。自分の血を見ているとすごく落ち着いて、いやな事も辛い事も全部自分には関係ないように思えて楽になります。周りからはやめろと言われて一時期はやめますが、またストレスが溜まってくるとやってしまいます。時には楽しいと感じる事もあります。あと、やらなくては、このままではだめになるという強い思いも湧いてきます。このまま続けていてはだめだという気持ちと、別にどうでもいいんじゃないという気持ちがあります。どうすればいいのですか?
カウンセラー
原裕輝
こんにちは、けいさん
原ともうします。
よろしくお願いします。

血をみるとほっとするんですね。
それだけ、ほっとできない状況があるんですね、しんどそうですね。
落ち着く、気持ちが安らぐ、ストレスを抜いていく為に
自傷行為をされていると思いますが、
体に傷をつけるのは痛みがともないますし、
傷跡も長いこと残ってしまいすね。

だから、けいさんもやめようと思われてがんばられたんでだと思いますが
それも、しんどいわけですよね。
ストレスを辛抱するとますますたまってくる訳ですから
しんどくなっていきますものね。
自傷行為でないほうほうで、ほっとできることを
みつけられていくといいと思うんです。

私たちは、心の中でおこっている事と
心の外(現実社会)を一致させたいという欲求があります。
そして心の中と心の外(現実社会)が一致した時
ほっとした気持ちになるんですね。
自傷行為でほっとするのも同じことがおきているんですね。
心が傷ついている、あったたかさ、愛情を感じたい
ということが心の中にある時リストカットをすると
心の外で
傷ついている私が見えるし、血のぬくもりで暖かさを感じることができる
ここで心の中と外がマッチングできるのでホッとするわけです。

ということは
けいさんの心が傷ついてしまっているということですし、
心は暖かさや、愛を感じたがっているということになりますね。
自傷行為はホッとできますが、ホッとするだけなんですね
心の中の傷ついている、暖かさ、愛が欲しいというのは
変わってないままなんですね、だから再度自傷行為をやってしまう。

このもとになっている、
傷を癒していき、
暖かさ、愛情を受け取れる心を育てていくことを
求められていると思うんですね。
そうすることで、自傷行為もなくなるし、
心が本当に求めているものが手に入り、楽になっていけると思います。
けいさんの場合どんな傷があるんでしょうか?
どんな思いで日々をすごされているんでしょうか?
何度もリストカットをしてしまうのですから、
いっぱいの思いがつまっていると思います。
この思いが楽になっていくといいですね。
よければカウンセリングをつかってみてくだしね。
傷を癒していくのに、自傷行為をなくしていくのに、
心を成長させていくのに役立つと思います。

楽になっていけるといいですね。
応援しています。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。