相手に気まずい思いをさせないために・・・

相談者名
ごんず
私、人付き合いがにがてなんです。
なんか、知り合っても、みんな離れていっちゃうんです。
わたしがこわがってるからかな・・・
自分に自信がないからから・・・
どうしても話してるときに焦ってしまいます。
そして気まずくなってしまって。
一回気まずくなったら、お互い会いたくないですよね。
でも、今に状況から言ったらどうしても会うんです。どうやったら相手に気まずい感じをもたせないようにできますか?

何はなしていいかわかんなくなるんです。
そのくせ、ちょっと見かけたら、声かけなきゃいかんかなっておもって。
でも声かけても話すことないいんだよね・・・
そうゆうときは、声かけなくていいの?それはしつれいじゃないの?
根本的からわかりません。
教えてください

カウンセラー
根本裕幸(退会)
ごんずさん、こんばんわ。根本です。
ご相談ありがとうございました。なかなか人とうまく付き合えないとしたら、とても寂しく惨めな気持ちになってしまいますね。
そして、自分をたくさん嫌悪して、責めてしまいそうです。

でも、まずはこう思ってみてください。
「人づきあいが今は苦手だけど、いつかみんなと仲良くしたい・・・」と。
「人は怖いけれど、いつかは楽しく笑顔で話をしたい・・・」と。

僕たちが今できることが限られてますよね。
でも、それが将来永劫にわたって出来ないかというとそれは今日、今からの気持ち次第で如何様にも変えて行くことが出来ます。
そこでのカギは諦めないこと、人と自分なりにうまく話せるようにベストを尽くしていくこと。

それはちょうどこんな感じかもしれません。
ごんずさんは42.195kmのマラソンを完走したいって思ってると思って下さいね。
でも、特にトレーニングも何もしてないから、今は5km走るのが背一杯としましょう。
そこで、やっぱり42kmなんて無理だ・・・と思ってあきらめつぃまえば、ごんずさんが走れるのは5kmが限界になってしまいます。
かといって、すぐに42kmも走れるわけでもありません。
5kmの次は6km走れるようになることが目標ですし、6kmが7kmになり、10kmになります。
そうして少しずつ自分なりにトレーニングを重ねてやがて42km走れるようになるのでしょう。
もちろん、その最中には20kmまでは頑張ったけど怪我をしてしまったり、昨日は15km走れたのに今日は10kmでダメだった、なんてこともあるでしょう。
でも、42.195km走りたいんだ!という夢を諦めなければやがて42.195kmを完走できるようになります。

> なんか、知り合っても、みんな離れていっちゃうんです。
> わたしがこわがってるからかな・・・
> 自分に自信がないからから・・・
> どうしても話してるときに焦ってしまいます。
> そして気まずくなってしまって。

気まずくなってしまったとしたら、ごんずさんは相手の人にどんな気持ちを抱きますか?
申し訳ないなあ・・・
私と一緒にいてもつまんないだろうな・・・
きっとイライラしているだろうな・・・
もう二度と話なんてしたくないって思うだろうな・・・
ほかにもあるかもしれません。
でも、そう思ったときごんずさんは、自分からその人に近づきたいと思うでしょうか?
嫌だなあ、でも、合わなきゃいけないよなあ、うーん、どうしよう・・・逃げたいなあ・・・。
そんな風に思ってしまうかもしれません。

そう思ってしまったとしたら、自然と相手の人を自分からも避けてしまうでしょう。
それが人間の自然な行動パターンですね。
相手も自分を遠ざけてるかもしれないけれど、ごんずさん自身、どこかでその人たちを避けていないかなあ?と思い巡らせてみてください。

この心理現象を「投影」って言います。

向かい合っている二人が徐々に距離を感じるようになったとすると、相手が自分から離れているように思えて、実は自分の方も距離を取り始めている、なんてことが意外にあります。
嫌な思いをするのはごめんだし、自信もないし、迷惑をかけてしまう、と思えば、自然と足が遠のくのはほんとに自然なことです。

> どうやったら相手に気まずい感じをもたせないようにできますか?

残念ながらそれは難しいでしょう。
相手の感情をコントロールすることって、誰にもできませんもの。

でも、そう思っていることを相手に伝えることはできるでしょう。
「いつも気まずい思いをさせてしまっているような気がするの。もし、そうだったとしたらごめんなさい」と。

これを伝える事はとっても勇気のいることです。
もしかしたら、本格的に嫌われてしまうかもしれないって思いますしね。
でも、そういう気持ちでいることを相手に伝えることができたとしたら、相手の人もごんずさんが仮にうまく表現できなかったとしても、理解してくれますし、優しい気持ちで接することができるようになります。

実はごんずさんもすごく怖いだろうけれど、相手の人だって少なからず怖いんです。
僕たちには嫌われたくない思いってたくさんありますから。
もし、相手の人もごんずさんに嫌われたくない、避けられるのは怖いって思っているとしたらどうでしょう?
でも、そこで自分の恐ればかりを見つめてしまうと、相手の人が感じている気持ちも自分にとって不都合なものにしか感じられないものですね。
ですから、相手の人だって自分ほどじゃないかもしれないけれど、恐れを持ち、もし自分から遠ざかってしまったとしたら、そのことで相手の人が悩む事もあるかもしれない・・・とだけ意識の中に留め置かれるとよいでしょう。

> そのくせ、ちょっと見かけたら、声かけなきゃいかんかなっておもって。
> でも声かけても話すことないいんだよね・・・
> そうゆうときは、声かけなくていいの?それはしつれいじゃないの?

こんにちわ・・・だけでもいいですね。
元気そうだね・・・とか、なんかいつもより元気がないんじゃない?だけでもいいですね。
その人のことを大切に思ったり、大事にしたいと思ったり、気にかけてるって気持ちが伝わります。
それだけで嬉しいものですし、それがやがて相手から「ごんずさん、ちょっと元気がないんじゃない?」って声をかけてくれるようになるかもしれません。
無理に話題を作ったりする必要は僕はないと思いますよ。
話したいときには自然と言葉が口をついて出てくるようになりますから。

それとごんずさんが人付き合いが苦手、と思う背景も見つめてみることもできます。
誰かに対して幼い頃からとっても気を使っていたり、言葉を選んだりした経験はないかな?
誰かに対してすごく怖い思いを抱いてたことってないかな?とか。。。

コミュニケーションの基本は素直な自分の気持ちだと思うんです。
それを表現していくことはとても難しいことのように思えるけれど、トレーニング次第でいくらでも手に入れることができるものですから、自分がそうなりたいなあ・・・って思いながら過ごして見てください。

いつかごんずさんもたくさんの友達と、素敵なパートナーと、気持ちのいいコミュニケーションを楽しめますように・・・。

それでは頑張って下さい。

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