人と居ると罪悪感で一杯になる・・・

相談者名
私は、中学・高校と一時いじめにあいました。それから、極度に人の目を気にするようになり(周りからはそういう風には見えないそうです。)人と居る時にその人に嫌われないように、その人の気持ちに焦点を当て接するようになりました。

そうなると、自分は常に無理していることになり、人と会った後どっと疲れてしまうんです。それが顕著に出始めたのは、ここ2・3年です。それには理由があって・・・まず自分をそのまま受け入れてくれる人に出会えたこと(旦那です)・心理学を勉強するようになり自分自身の問題を沢山知ってしまったことです。

旦那と居る時は本当に自然に居られて、みんなの前でもこうやっていられたら良いのにな~て思います。(旦那にはこういう気持ちを全て話しています)
でもいざ友達などに会うと、その人を楽しませなきゃ・笑わせなきゃ!!て思ってしまい(私そのままを受け入れてもらえないんじゃないか)相手の行動・言動に一喜一憂してしまいます。そうしているうちに、この人にとって私は荷物なんじゃないか・つまらないんじゃないか・私と無理して友達でいるんじゃないか・・・などかんじてしまいます。

どうしたらこういう状況から抜けられるのか、教えてもらえると助かります。お願いします。

カウンセラー
岡田英里子
花さん、こんにちは。ご相談ありがとうございます。
初めまして。お返事を書かせていただきますカウンセラーの岡田です。
よろしくお願いします。

中学・高校の頃のいじめの経験はとても辛いものだったと思います。よく今までがん
ばってこられましたね。
そして、だんなさまに出会われたことなどたくさんの奇跡のような出会いなども体験
されたのではないではないかと思います。とてもうまくコミュニケーションできてい
るようですね。
だんなさまと知り合ってから顕著に人と会うと疲れを感じるようになったんですね。
ふむふむ・・・。
それは、だんなさまといると緊張しなくて済むので、お友達といる時間の苦痛がより
強く感じられてきたからでしょうね。今までは誰といてもある程度の苦痛があったは
ずです。今は比較対照としてだんなさまがいるので落差を強く感じということでしょ
うね。
それから、心理学などを学んでから自分の悪いところばかりどうにかしようとしてい
るっていうところはありませんか?もちろんそれはよりよくなるためには悪いことで
はありません。でも、私にはこんな悪いところがあるからと自分を責める材料が増え
てしまうようでは逆効果な部分が出てきてしまうかもしれませんね。
ここが『罪悪感を感じる・・・』というタイトルになっている原因ではないかと思い
ます。誰かに責められているような感じがするかもしれませんが、自分で自分を責め
ているわけです。自分で自分が許せないわけです。
自分で自分のことが愛せないわけです。そうすると、自分に自信もないしそんな自分
を愛してくれるとは感じられなくなるでしょう。

だんなさまのことは花さんが愛したから愛させることができてうまくいっているのだ
と思います。今まで信頼関係を築いてきたわけです。
お友達とも信頼関係を作っていくプロセスが必要ですね。
花さんは嫌われるかどうかではなくて、ただそのお友達のことが好きかどうかを意識
するようにしてはどうかと思います。
今まで人の気持ちにばかり焦点を合わせてきたわけですよね。
今は自分の気持ちにもっともっと焦点を合わせていくときだと思います。
本当は自分の行動や感情は自分のものなのですが、人の気持ちを基準にしてしまうと
自分の行動や感情を他人に預けてしまっていることになります。自分のものでなくな
るわけです。人に心を開いていくときにはこの主導権を自分に取り戻す必要があるで
しょうね。

それから、今までの自分の成功を振り返ってみてはどうかと思うんですね。
だんなさまには自分の気持ちを全て話せるわけですから、できないわけではないんで
すよ。自然な感じを感じたことがない場合はその初めの一歩を踏み出すのは難しく感
じるでしょう。でも、花さんはだんなさまとの関係を作り上げてくることはできたわ
けですから、次は二歩目となりますよね。一歩目よりは楽に踏み出せるはずです。

だんなさまとのことをもっともっと自信に変えることができると思いますよ。
そうすればもっとスムーズに友達との接し方も変えていくことができるでしょう。

一人で考える必要はありません。
私たちカウンセラーはそれをお手伝いをするためにいるのですから。
無料の電話カウンセリングなどもありますから、よければ利用してみてくださいね。

少しでも参考にしていただければ幸いです。
ご相談ありがとうございました。

岡田英里子

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族を失った悲しみを乗り越えた経験や、燃え尽き症候群を克服し社会復帰した経験を持ち、<生死の問題><自分自身の生き方><対人関係から恋愛の問題>まで幅広いジャンルをサポートする。 感情や感覚の深い部分に寄り添い、本来の自分を取り戻して笑顔になれるようにサポートすることを信条としている。