夫が浮気、現在別居中

相談者名
さくや
はじめまして。
夫29歳、私31歳、4歳の娘が1人いる会社員です。
まず現在の状況をお伝えします。

半年前に夫が離婚したいからとりあえず別居したいと家を出ました。理由は愛情が感じられなかった、自立せず甘えてばかりいた(当時は失業中でした)、心無い発言が多かった等です。
そのときは男友達の家に居候させてもらうと言って家を出ました。

それから月2回程、離婚について話し合いに来ましたが、夫は離婚したい、私は離婚したくないの一点張りで平行線のままでした。

ところが今年に入ってすぐ、夫の浮気が発覚しました。
開き直っている夫にぶち切れた私は、女に慰謝料請求する、二度と関係を持たない誓約書も書いてもらう、離婚話より女と別れる方が先だと責めました。

すると夫は弁護士を入れてきました。調停ではなく、離婚交渉がしたいとの事でした。こちらも弁護士をつけ、現在お互いの弁護士同士で話合いをしています。とりあえずお互い調停する気はないとの事で、進展はありません。
(私は離婚しないので調停する気はない、夫は調停しても勝ち目がないので出来ない状態だと思います)

先日夫の誕生日だったので、娘がプレゼント渡したいと言って来ました。
弁護士経由で渡してもらいましたが、夫は受け取りたくないと送り返されてきたのです。

以上が今までの経緯です。

私は今もこれからも離婚する気はありません。
夫も私も一度決めたらテコでも動かないので、このままの状態がしばらく続くと思います。
しかし、子供の事、自分の幸せという観点からみると、このままでいいのかどうか迷いがあります。

どうかアドバイスお願いします。

カウンセラー
黒石久美子
さくやさん、こんにちは。はじめまして。
このたびはご相談をお寄せいただき、ありがとうございます。
担当させていただきます黒石久美子です。よろしくお願いします。

さくやさんの経験された状況を読ませていただいていて、
とても理不尽な展開に、さくやさんがどれ程胸を痛められ、苦しんでこられたか、私にも
十分伝わってきました。

浮気が発覚した時には、ひどく裏切られた気持ちがされたことでしょう。
娘さんのプレゼントが送り返されてきた時には、許せない思いがいっぱいだったのでは
ありませんか?
お母さんとしても、お子さんの気持ちを思うと、とてもつらかったですね。

ご主人にこんな態度を見せられたのでは、離婚を受け入れるなんて絶対にしたくないと
さくやさんが考えられるのも自然なことだと思います。

人として正しいかどうか、ということになったら、おっしゃる通りご主人に勝ち目なし!
と私もついつい憤慨してしまいそうな気持ちになりますよ。

さくやさんは、今まで、こんな理不尽な状況やご主人に、毅然と向き合ってこられたの
ですね。大変な精神力が要ったのではありませんか?
本当にご苦労様でした。

これからも、しばらくこのような状態が続くと予想していらっっしゃいますけれども、
どうか、さくやさんご自身のお心やお身体を、いたわってあげて欲しいなあと思います。

・・・そう思うと、

> しかし、子供の事、自分の幸せという観点からみると、このままでいいのかどうか迷い
> があります。

と伝えてくださった、この一言に、さくやさんと娘さんが幸せになるための、
カギがあるのではないかと感じます。

離婚を受け入れてしまったら、人として屈服したみたいに感じられるかもしれません。
すごく傷つけられたままで、何一つ報われない感じがするかもしれません。

でも、このままでは、ご主人とどちらが正しいかの競争を続けていくことになるのでは
ありませんでしょうか?
緊張状態や、先の見えない絶望感のようなものが、心身を圧迫していくというようなこと
は、ありませんでしょうか?

さくやさんの人生全体を見渡すような目で、この問題を見たとき、いかがでしょう?

・この関係にとどまって緊張状態で月日あるいは年月を過ごしていくのと、

・大きな心で起きた出来事を受け流し、早く次の幸せを受け取っていくのと、

どちらの方向に進むことも出来るわけです。

どちらの方向に進むのを、好ましいと感じられますか?

もし、幸せで愛のある人生を望まれるのでしたら、
さくやさんが、心から「こうしたいなあ」と心地よく思える方向が、より早く幸せに
近づいて行ける道かもしれません。

許せないほどひどい体験というのは、あると思います。
もし、ご主人やこんな結婚に至ってしまった運命を許せないと感じられるのでしたら、
今は許さなくてもいいと思いますよ。

許さなくても、さくやさんが娘さんといっしょに幸せになることはできると思います。
幸せになるために、この関係から自由になりたい、だから離婚を選ぶ、
というようなことは、十分可能かと思われます。

もちろん、その過程で、たくさんのネガティブな感情と向き合うこともありますから、
簡単とは言い切れませんが、そんなときこそ、私たちがカウンセリングでお手伝い
させていただくこともできますよ。

今、離婚しないと決めていらっしゃるさくやさんには、お話がずれたかもしれません
が、もしよろしかったら、今後、離婚しない以外の選択肢も、
視野に入れていただく・・・というのは、いかがでしょうか?

さくやさんの、胸に込み上げている思い、願い、よろしかったらこれからも
私たちにお伝えくださいね。
いっしょに受け止めさせたいただいたり、切り抜ける道を探したりさせていただけたら
嬉しいです。

さくやさんのお幸せを、心よりお祈りしています。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。