お金がなくて生活が苦しい

相談者名
みか
はじめまして。私は昔からお金に縁がないような気がしています。
子供の頃は、父親が十分な生活費を入れなかったので
母親の口癖は「お金がない」でした。
私は、いつも違う洋服を着ている友達や周りの子が
とても羨ましいと思っていました。

大人になり、仕事をし始めると
お金は自分の好きなように使えるようになり
すごく嬉しかったし良かったのですが

4年前くらいに父親が生活費を入れなくなり、急に両親が離婚し
以後、母親を養うことになり、家賃と生活費の負担が加わり
気合いで頑張って働いてきましたが、生活費は足りず
毎月2万3万とキャッシングをせざる終えなくて
そのローンもかなりの額になってしまいました。

毎月の「生活」を考えると不安が両肩にのしかかり、重いです。
こんな生活を何年もやっていけないので
事業を始めて成功して経済的に余裕のある生活をしたいと思うんですが
その為に何をどうやっていけばよいか?と考えても
やりたい事が全く思いつきません。
何だか、お金で苦労をする・お金に縁がない
星の元に生まれたような気さえします。

お金と心理学というと、あまり接点を感じないし
場違いの投稿だったかもしれませんが
もし、何かアドバイスを頂ければありがたいです。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
みかさん、こんばんわ。根本です。
それは苦しいですね。
本当によく頑張っていらっしゃると思いますよ。お金と心理学。実はとても関係のあるジャンルです。
お金を心理学的に見ると、それは体力や気力と同じくエネルギーのようなものとして捉えます。
ただ、とっても無意識的な領域のお話ですから、じっくり向かい合ってみましょうね。

> 子供の頃は、父親が十分な生活費を入れなかったので
> 母親の口癖は「お金がない」でした。

そんなお父さんに対してどんな風に思ってらっしゃいますか。
とっても怒りや恨み辛みがあるような気がしますね。

> 私は、いつも違う洋服を着ている友達や周りの子が
> とても羨ましいと思っていました。

それは寂しいですね。悔しいし、惨めで、悲しみがあったんじゃないかな・・・。

> 以後、母親を養うことになり、家賃と生活費の負担が加わり
> 気合いで頑張って働いてきましたが、生活費は足りず
> 毎月2万3万とキャッシングをせざる終えなくて
> そのローンもかなりの額になってしまいました。

それは大変ですね。とっても苦しい気持ちが伝わってきます。
その重たさ、まるで足かせをはめられて歩かされているような感じではないかな。

ところでお母さんは何かの要因で働く事もままならないのでしょうか。

> 事業を始めて成功して経済的に余裕のある生活をしたいと思うんですが
> その為に何をどうやっていけばよいか?と考えても
> やりたい事が全く思いつきません。

お金がないときは、色んな方法でお金を集めようとしたり、稼ごうとしますね。
お金は直接自分たちの生活に影響する分、とても重たく、しんどいものかもしれません。

僕もお金については色々研究しましたし、今も継続中です。

ゆかさんにとって少し意外、というか、ヘンなお話をしましょう。
もし、お金が人間だったとしたら、ゆかさんはそのお金君にどんな感情を持ってらっしゃるのでしょう?
「自分や家族を苦しめる奴」
「父親が隠し持ってる奴」
「私をいじめる奴」
等々・・・。

人間と同じくお金も意志をもっているとしたら、自分を嫌う奴のところへはあんまり行きたいとは思えないと思うんですね。
それよりも「大好き!」「ありがとう!」って気持ちで迎えてくれる人の方へ行きたくなるかもしれません。

僕たちはみんなお金に対して、何らかの複雑な感情を持っています。
そして、その感情がお金を遠ざけてるって見ることもできると思うんですよね。

まずはゆかさんがお金に対してどんなイメージを持っているか、そこを教えていただきたいなって思って、こんな変な話を考えてみました。

それではお返事お待ちしています。

相談者名
みか
返信ありがとうございます。とてもうれしくて何だかホッとしました。根本さんの質問に答えるような流れで書いていきます。

>>子供の頃は、父親が十分な生活費を入れなかったので
>>母親の口癖は「お金がない」でした。

> そんなお父さんに対してどんな風に思ってらっしゃいますか。
> とっても怒りや恨み辛みがあるような気がしますね。

父に対しては、母という女性を不幸に貶めた最低な男で
家族を不幸にしたひどい父親だと思っています。
そして、虐待などの暴力はありませんでしたが
反論しようとしても言葉を返せない威圧感があり、
身体がすくむくらい恐ろしかったです。
父が帰宅すると家中の空気が張り詰めていました。

> ところでお母さんは何かの要因で働く事もままならないのでしょうか。

母は、何と言うか・・・歳なんでしょうか。
忘れっぽくなり、物覚えもかなり悪くなったので
仕事を覚えることはとうてい無理だと思いますし
本人も働く気はないんです。

> ゆかさんにとって少し意外、というか、ヘンなお話をしましょう。
> もし、お金が人間だったとしたら、ゆかさんはそのお金君にどんな感情を持ってらっしゃるのでしょう?
> 「自分や家族を苦しめる奴」
> 「父親が隠し持ってる奴」
> 「私をいじめる奴」
> 等々・・・。

そうですねぇ。
今は、違いますけど
両親が離婚する前は、良いイメージはありませんでした。
父のお金に対する執着心が醜いし、汚いと思っていたので
私は「世の中にはお金より大切な素晴らしいものが沢山あるんだ。」と
頑なに思っていました。

お金ばかりに頼らずに、楽しくて幸せな時間を過ごせる方が
価値があるし、自分はお金に目がくらんだ人達とは違う。
あんな人間にはなりたくないし
お金自体は、それ程価値のあるものだとは思っていませんでした。

でも、両親が離婚した今は
お金持ちが心の底から羨ましいと思います。
だからといって、世の中お金だけだとは思えませんが
お金に変えられないものも素晴らしいし
お金も素晴らしいんだな、と実感しています。
お金の威力とパワーを思い知らされました。

> 人間と同じくお金も意志をもっているとしたら、自分を嫌う奴のところへはあんまり行きたいとは思えないと思うんですね。
> それよりも「大好き!」「ありがとう!」って気持ちで迎えてくれる人の方へ行きたくなるかもしれません。
>
> 僕たちはみんなお金に対して、何らかの複雑な感情を持っています。
> そして、その感情がお金を遠ざけてるって見ることもできると思うんですよね。

私は、お金を遠ざけてしまったみたいです。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
みかさん、こんにちわ。根本です。お待たせしました。> 父に対しては、母という女性を不幸に貶めた最低な男で
> 家族を不幸にしたひどい父親だと思っています。

言葉には言い尽くせないくらいのひどい思いを味わったんですね。

> そして、虐待などの暴力はありませんでしたが
> 反論しようとしても言葉を返せない威圧感があり、
> 身体がすくむくらい恐ろしかったです。

自分でもよくそんな空気の中を生きてきたなあ・・・って感じませんか。
いっぱい辛い思いがあったんじゃないかな。

> 忘れっぽくなり、物覚えもかなり悪くなったので
> 仕事を覚えることはとうてい無理だと思いますし
> 本人も働く気はないんです。

歳を取ると物覚えが悪くなったり、体が悪くなったりしますよね。
働きに出るのは確かにしんどいことですよね。
でも、とある友人のお母さんは長いこと専業主婦をした後にいい歳で離婚して、でも、食べていかなきゃならないからと働きに出ているそうです。うちの母親もそうですけど。

お母さんの中には「そこまでして働かなくても」みたいな思いがあるのかな。
だとしたらちょっとは余裕というか甘えがあるのかもしれません。
それに、自信がないのかもしれませんね。働いていくことについて。

> 両親が離婚する前は、良いイメージはありませんでした。
> 父のお金に対する執着心が醜いし、汚いと思っていたので
> 私は「世の中にはお金より大切な素晴らしいものが沢山あるんだ。」と
> 頑なに思っていました。

頑なさがあるところでは必ず心に強い痛みがあるものです。

ゆかさんの心の中では「お金」=「汚いもの」=「お父さん」という暗黙の図式が出来あがっているのかもしれませんね。
だとしたら、お父さんを嫌っていた分だけ、お金を嫌ってしまうし、お父さんを遠ざけた分だけ、お金とも遠ざかってしまいますね。

> お金に変えられないものも素晴らしいし
> お金も素晴らしいんだな、と実感しています。
> お金の威力とパワーを思い知らされました。

すばらしいですよ。そう思えるようになったということは。
ゆかさんにとって、両親の離婚というのは潜在的にお金と近づくチャンスをもらえたのかもしれませんね。

お金って一般的にあんまり愛されてないんですよね。
僕もそうでした。
ゆかさんと同じように「お金よりも素敵なものは一杯ある」と思ってそっちばっかり見てきました。でも、ゆかさんのようなご相談を頂いたり、自分でもその問題に直面したりしながら色々研究してきたんですよね。
そうするとこの前もお伝えしたようなことが分かってきましたし、自分自身のエネルギー(体力・気力)とも密接に繋がってくることも分かったんです。

> 私は、お金を遠ざけてしまったみたいです。

そのことに気付いて良かったと思うんです。

心理学的にお金の問題を扱うと多くはその潜在意識、無意識的な領域を扱うことになるので、なかなか効果は現れ難いものなのです。いろんなビジネスがあって、気軽にはじめたほうが早く成功するんじゃないか?って僕自身も思っていたことがあって、心理学的なアプローチをあまり信用してなかったんです。(実際にそういうビジネスに手を出したことはないけどね)
でも、少しずつ改善し始めています。
少なくとも僕はお金は好きですね。いとおしい存在のように感じることもあります。
だから僕のお財布には「ありがとうございます」って書いた紙が入っています。
すぐに僕はお金のせいにするので、その気持ちを忘れないように。

少しでもゆかさんがお金と仲良く出来るよう、僕も応援してます。
頑張ってくださいね。
またお話しましょう。

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