結婚前の心理学(2)~マリッジブルー~

人によっては結婚をhappyなこととして捉えられない時もあります。

結婚を控えたかたから、結婚控えて『本当にこの人と結婚をしていいのかなぁ?』と考え気持ちが落ち込むというご相談をいただくことがあります。
いわゆるマリッジブルーです。マリッジブルーにはどんな心理が働いているのか?それはどうやって乗り越えていけばいいのか?に関してお伝えしていきます。

●マリッジブルー

結婚をするってどんなイメージをお持ちでしょうか?
お祝いごとという言葉があるように、多くはめでたいこと、happyなこととして捉えられることが多いようですね。
「結婚が決まって嬉しい」「ホッとした」そんな声もお聞きします。

しかし、人によっては、めでたいこと、happyなこととして捉えられない時もあります。

結婚を控えた方から、結婚控えて『本当にこの人と結婚をしていいのかなぁ?』と考え気持ちが落ち込むというご相談をいただくことがあります。
いわゆるマリッジブルーです。

結婚をするというのは人生で行う選択の中でも大きな選択の一つだと思います。

ランチタイムに「今日はどの店にいってみよう」というレベルの選択だったら「美味しくなかったら次から別の店にしよう!」と簡単に選び、選び間違ったなと思ったら簡単に気持ちを切り替えて次の店を選ぶことをしますが、結婚となるとそうは簡単にはいきませんよね?

結婚はお互いの“心”が関わるだけに『幸せになれるのだろうか?』『選択は待ちがってないだろうか?』『上手くいかないことになり傷つく思いはしないだろうか?』などなど色々考え、慎重になります。

また、仕事をやめる、名前が変わる、住まいが変わる、生活形態の変化、親が絡んでくる、友人が祝ってくれたりと色んなファクターが関わってきますので、いろんな面から考えることも多くなります。

ランチの店を選ぶような、選び間違ったら別の店にすりゃいいじゃんというように簡単にはいかないですよね。

それだけにいろんな疑問が浮かび、考え、不安になることがあります。

マリッジブルーになるのはプロポーズをうけた側だけじゃなく、プロポーズをした側の方もなることがあるようです。

自らこの人と結婚をしようと選択をし、そして相手に結婚を申し込むという行為をしたのですが後になってマリッジブルーにおちいるということがあるようです。

「自分からプロポーズをしているのにマリッジブルーになることってあるんですか?」とお聞きされることがあるのですが、クライアントさんからお話をお聞きしていると実際にそのようなお話をお聞きさせていただくことがあります。

いろんなファクターが絡んでくるマリッジブルーですので一概に“これ!”が原因とは言えませんが、自分の選択に自信が持てないということが関係していることが多々あるようです。

『本当にこの人でよかったんだろうか?』と自分がした選択に自信が持てないわけです。

『本当にこの人でよかったんだろうか?』と自分がした選択に自信が持てないと、『もっと私にあう人が現れるのではないだろうか?』と次の不安が生まれると思いません?
そう思うと更に『本当にこの人でよかったんだろうか?』と思っていくという悪循環に陥っていきます。

『もっと私にあう人が現れるのではないだろうか?』と思うと他の異性が気になってしまい浮気をしてしまったというお話をお聞きすることもあります。

結婚をして長く一緒にいるとなると問題が生じることがあるかもしれません。
完璧な人がいない限り相手に失望することがあるかもしれません。
そんな将来的にやってくる問題を乗り越えられるのか?と考えると『本当にこの人でよかったんだろうか?』『もっと私にあう人が現れるのではないだろうか?』という不安な気持ちになるのはわかる気がします。

この不安と陥らぬようにするキーワードはコミットメント!
また陥った時もコミットメントが抜け出すための鍵の一つになると思います。

「この人と幸せになる、そんな私になる」というようなコミットメントをするんですね。
日本語的にいうと腹をくくるという言葉になるかと思います。
これは自分の選択に責任をもって挑もうという姿勢でもあります。

どんな問題が生じても、その度にそれを乗り越えれる自分に成長できれば、失望することがあってもその度に理解し受け入れ許す私に成長できれば問題は問題でなくなります。

“怖れ”という感情は向かっていこうとしたほうが小さくなっていきやすい性質があります。

問題がおきてもそれを乗り越えて幸せになるとコミットメントをすると、向かっていく姿勢を持つので怖れが小さくなっていき、不安から抜け出しやすくなるわけなんですね。

それとマリッジブルーに陥ったときは、その不安をなんとかしようと一人で頑張らずに、その不安を誰かに話して受け止めてもらってくださいね。
そうしたほうが抜け出しやすくなると思います。

>>>『結婚前の心理学(3)~結婚のイメージと潜在意識の力~』~につづく

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。