時間の感じ方を見るメディケーション

昔、確かシチューの宣伝だったと思うのですが、シチューを煮込んでいる間、
お腹がすいて焦れる子供達に、
「料理は、待てば待つほど美味しいよ!」
と、優しく親が諭す場面があったんです。
それは僕にとってとても印象的なものであり、同時にすごく感心したことを覚
えています。
結局のところ、シチューのできあがる時間が変わるわけではないのだけれど、
その時間を苦しみと捉えるのか、喜びと捉えるのかで食べる瞬間の気持ちは大
きく異なることでしょう。
いや、あるいは時間を短くする(正確には、時間を短く感じる)こともできる
かもしれません。好きなことを熱中してやっていたら気が付くと数時間経って
いた、などという経験を、皆さんも少なからず1度ぐらいは経験してはいませ
んか?
年末に「今年は早かったなぁ」と言う人は、結構います。
たまに「長い一年だった」と言う人もいますが(笑)。
もしかしたら早く感じた人は、とても充実した年だったのかもしれませんね。
時間を早く感じることが必ずしも良いこと、というわけではありません。ただ
多くの出来事を素晴らしい時間と感じることができたとしたら、現実はどう変
わってゆくでしょうか。過去や未来を素晴らしいものと意味づけすることがで
きたとしたら、現在はどんな過程を歩んでいると感じられるでしょう?
今回は、その一端に触れるエクササイズです。
1.自分を中心に、未来へ続く道と過去に歩いてきた道を想像してみてくださ
  い。
  ・未来と過去は、それぞれどちらに伸びていますか?
  ・どのぐらいの長さでしょうか?
  ・道の太さは太いですか?細いですか?
  できるだけ詳細に、想像するように努めてみてください。
2.今の位置(現在)の体から意識が浮かび上がって、空を飛んでいるとこ
  ろを想像してみましょう。
  ・とても光輝いているところ、見てみたいと思える場所があったら、見
   に行ってみると良いです。
  ・もしも道が切れていたり、とても暗かったり、以上に細い部分があっ
   たりなどした時は、上空からその位置を眺めてみましょう。
3.素晴らしい場所での体験は強く感じ、ネガティブな部分には自分の意識
  を通して空から光を照らしてみましょう。
  ・素晴らしい体験は現在をより活性化させるキッカケになるかもしれま
   せん。
  ・ネガティブな部分に光を注ぐことにより、漠然とした不安などから開
   放される可能性もあります。
  ・直感的に触れたくないと思う部分は、今はそっとしておきましょう。
4.現在の体に意識を戻し、感覚の変化を感じてみてください。
今という時間の素晴らしさを再認識することも、ネガティブな感じ方を変え
るキッカケとすることもできる可能性のあるエクササイズです。
お試しくださいね。
from 高橋 大

この記事を書いたカウンセラー

About Author

高橋 大

自己イメージの変革・男女関係・人生の目的 を探す、などの分野を得意とする。 心の力学をわかりやすく説明する理性的な側面と、多くの臨床経験を通して培った直感的な把握能力をもってするカウンセリングに定評がある。 長期的な支持を受けることも多く、長い目で見守るスタンスを重視している。