自律神経失調症って本当に治るものでしょうか?

相談者名
chiori
初めまして。
私は今、自律神経失調症で心療内科に通っています。3年近くになります。
安定剤を飲んでいます。眠れない時は違う種類の安定剤も飲んでいます。
最初の頃は外出が恐くて通院時しか外に出る事は出来ませんでした。
もちろん仕事もドクターストップでずっと家にいました。電車に乗る事も恐くて
出来ませんでした。
今は家の近く(自転車通勤です)で毎日仕事をしています。電車も月に1度位は
乗るようにしています。でも緊張して返りの電車や家に帰ると頭痛がする日もあります。
仕事中も何か体がフラフラするような気がして体中に力が入り、また頭痛。。。
このまま仕事を続けても良いものか迷ってます。病院ではドクターストップがかからないので
仕事は続けても構わないという判断をされてるんだと思います。
でも最近はずーっとこの生活が続いて、元には戻れないんじゃないかと思って落ち込んで
しまいます。以前は趣味でスポーツや習い事、色々な事をしていました。またその頃の生活に
戻れるのかとっても不安です。戻れないのなら、もう通院も辞めてずっと家でボーっとしてる
方がいいのかなとも思います。自律神経失調症って本当に治るものなのでしょうか?
それとも私はそれ以外に何か原因があるのでしょうか?
文章を書くのが下手なのでダラダラと長くなってしまいました。すいません。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
chioriさん、おまたせしました。根本です。
ご相談、ありがとうございます。> 私は今、自律神経失調症で心療内科に通っています。3年近くになります。ここに書いてくださった症状以外に何か気になることはありませんか?
震えがあるとか、偏頭痛がするとか、手や足がしびれるとか、呼吸が苦しくなることがあるとか。
あと精神的な面ではいかがでしょうか。
不安、恐れ、孤独など、色んな思いがあるんじゃないかと思います。
少し、そんなお話をしてみませんか?それから、3年前に、あるいはそれ以前に原因となるようなことは思いつくでしょうか。
自分ではたいしたことはないと思っていても、客観的に見ればショックな事があったりするかもしれませんね。
そんなchioriさんの昔のお話も聞かせていただけたら嬉しく思います。> でも最近はずーっとこの生活が続いて、元には戻れないんじゃないかと思って落ち込んで
> しまいます。とっても不安になってしまいますよね。
それに頭痛がしたり、疲労感が抜けなかったりすると、それでも苦しいのに、さらに自分を責めてしまうかもしれませんね。> 以前は趣味でスポーツや習い事、色々な事をしていました。またその頃の生活に
> 戻れるのかとっても不安です。戻れないのなら、もう通院も辞めてずっと家でボーっとしてる
> 方がいいのかなとも思います。自律神経失調症って本当に治るものなのでしょうか?
> それとも私はそれ以外に何か原因があるのでしょうか?何をもって治るというのかは難しいところですね。
特に僕らはお医者さんではありませんので、そういう診断・判断は一般的にはしません。
chioriさんが楽になった、幸せになった、というのが僕たちカウンセラーの目標とするポイントなんですね。
ま、きっとそうなったらchioriさんも「治った」って意識されると思いますが・・・。体に症状が出る、ということですが、ムリせずゆっくり自分の心と向き合っていかれるのがいいかな?って思います。僕もそういう気持ちでchioriさんとお話させていただきたいなって思うんです。何か自分が過去に無理してた、我慢してた、犠牲してたようなところはありますか?
例えば、ほんとは会社へ行くのが嫌で嫌でたまらないのに無理して何年も通勤してたら、ある日突然自律神経失調症になってしまった・・・なんてこともよくある話です。それから女性に意外に多いのは恋愛絡みです。
・・・と聞いて何か思い当たる事があれば教えて下さい。

僕の質問に答える形でもいいし、何か思いついたことでもいいし、心に今感じることでもいいですから、心を表現してみましょうね。

それではお返事お待ちしています。

相談者名
chiori
根本さん。お返事ありがとうございます。> ここに書いてくださった症状以外に何か気になることはありませんか?
> 震えがあるとか、偏頭痛がするとか、手や足がしびれるとか、呼吸が苦しくなることがあるとか。
> あと精神的な面ではいかがでしょうか。
> 不安、恐れ、孤独など、色んな思いがあるんじゃないかと思います。
> 少し、そんなお話をしてみませんか?偏頭痛・吐き気・体がだるい・頭がボーッとする時があります。呼吸は苦しくなるというか空気が薄く感じる時があります。吐き気と体がだるいというのは午前中が殆どで昼からはあまり感じません。
精神面は根本さんの書かれたように不安・恐れ・孤独全てあります。訳もなく涙が出てくる事もあります(これは夜が多いです。)> それから、3年前に、あるいはそれ以前に原因となるようなことは思いつくでしょうか。3年前の私は平日は仕事、休日はバイト・遊び・習い事の生活をしていました。バイトは自分の夢の為にお金が欲しかったからです。スキューバダイビングのガイドさんになる為の講習代。あとダイビングで行った所で是非住みたい所を見つけました。その夢の為にバイトをしていました。ノンビリした私の性格からすると忙しい日々を過ごしていたと思います。でも自分の夢の為なので辛いとか苦痛を感じる事はありませんでした。仕事は派遣スタッフだったので嫌な事があれば次の契約を更新しないで別の職場を紹介してもらっていたので、特に思い当たるような辛い思いもないのです。恋愛・人間関係でも悩みは持って無かったです。だから自分でも何故こんな風になったのか検討がつかなくてそれがとても辛いです。今の方が自分の辛さとかを明確に言えます。最近になって初めて人に嫉妬?のような感情を持つようになりました。私がダイビングを始めるというのでそれなら私も。と始めた友達が今ガンガン潜りに行った話を聞くと辛いし、悲しくなります。仕事もフルタイム働くと言う事がこんなにも大変な事だと改めて感じます。今まではそれが普通で何の苦にもなってなかったんですけど。電車やバスに乗る事、今まで当たり前に出来ていた事が出来ない自分の弱さがとても歯がゆいです。友達は買物などに誘ってくれます、モチロン私が帰りたくなったらスグに言ったら一緒に帰るし安心してって言ってくれます。でもなかなか最初の1歩が踏み出せなくて1人で出かけて必要な物だけ買ってさっさと買えるという感じです。自分はもっと強い人だと思っていたので余計に自分の弱さに腹が立ちます。私には好きなスポーツがあって、それを観戦する為に1~2ヶ月に1度電車で観戦に行きます。本当はすごく怖いけど、好きな選手に会う為、応援する為に頑張って電車に乗ります。観戦仲間に私と同じ病気の友達がいるから、その辺の安心感もあるのかもしれませんが。。。今回も長々と読んで頂きありがとうございました。文章が下手なので上手く伝わったか解りませんが、ありがとうございました。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
chioriさん、こんばんわ。根本です。
お返事どうもありがとうございます。> 偏頭痛・吐き気・体がだるい・頭がボーッとする時があります。呼吸は苦しくなるというか空気が薄く感じる時があります。吐き気と体がだるいというのは午前中が殆どで昼からはあまり感じません。
> 精神面は根本さんの書かれたように不安・恐れ・孤独全てあります。訳もなく涙が出てくる事もあります(これは夜が多いです。)カウンセリングは自律神経失調症に対しては、免疫療法的なアプローチを取っていきます。もし、chioriさんがそんなアプローチを考えていらっしゃるのであれば、心理的にchioriさんを圧迫している要因に眼を向けてみるといいかもしれません。
具体的には、chioriさんが我慢している事、禁止している事に焦点を当てていくといいでしょう。例えば、chioriさんがとっても嫌なにおいのする部屋にしばらく閉じ込められていたと思って下さいね。はやくそこから抜け出したいんだけど、それもできずにいるとしたら、やがて頭が痛くなるわ、吐き気がするわ、じーっと身動きが取れなくなるわ、息をするのも嫌になってくるでしょう。
これが「におい」ではなくて、嫌な感情だったとしても、同じ事を引き起こすと思うんですね。> 3年前の私は平日は仕事、休日はバイト・遊び・習い事の生活をしていました。バイトは自分の夢の為にお金が欲しかったからです。スキューバダイビングのガイドさんになる為の講習代。あとダイビングで行った所で是非住みたい所を見つけました。その夢の為にバイトをしていました。ノンビリした私の性格からすると忙しい日々を過ごしていたと思います。でも自分の夢の為なので辛いとか苦痛を感じる事はありませんでした。確かにこれだけの情報からでは「これですよ!」って自信を持っていえるものではありませんね。chioriさんが困惑してしまうのも無理ないかもしれませんね。
いつまでその生活を続けられているんでしょうか?
きっとそれほど長続きはしなかったと思うんです・・・。一般論ですが、似たような話に次のようなものがあります。
chioriさんにとってヒントになれば幸いです。ある女の子のA子ちゃんは大好きなB君とお付き合いをしていました。
彼のことがとっても大好きだったA子ちゃんは、毎日毎日一生懸命彼に尽くし、彼の要求にいっぱいこたえてました。もちろん、彼もある程度は愛してくれるんですが、彼女の努力や愛情は傍から見ているとはるかに上回っています。
そんなある日、彼女は突然ぱたっと立ち止まってしまいました。
なんか無気力になって、どっと疲れてしまったんです。
なぜだろう?と周りの人が聞いてみると、本人もどうしてなのか分からない、大好きだったはずの彼に突然愛情を感じなくなってしまって自分も戸惑ってる、と答えます。
彼も全然わけがわからずに困ってしまった様子。
そこで彼女の話をもっと聞いてみると、大好きな彼だから、いっぱいしてあげたいことがあって、頑張って頑張って、知らず知らずのうちに無理をしてたかもしれない。不満があっても、好きだからって我慢したり、見ないようにしてきたし、そんな彼に尽くしている自分も好きだったから、これは続けなければっていつしか思うようになっていたかもしれない。そして、だんだん彼の愛情が感じられなくなっていて、でも、自分は大好きだから、もっと愛して欲しくて頑張って頑張って・・・。
そこで彼女は絶句して大粒の涙を流し始めます。
何か「好き」という気持ちに隠れていた何らかの感情が出てきたようです。
彼女は実は彼から見捨てられるような不安をものすごく強く感じて、何かしなければ愛されないような気がしていたようです。だから、他の女性に眼が行かないように、自分のことを嫌いにならないように一生懸命頑張っていたんです。でも、心のどこかには「彼は自分にはふさわしくない。自分は彼をいつか失うだろう」という思いがずっとあったようです。でも、好きという気持ちがあまりに強すぎて、その気持ちに意識が向けられる事はありませんでした。
それがある日突然許容量を越えて、ぱたっと愛情もろともどこかに行ってしまったようです。
彼女にとっては失う恐れから彼に与えることばかりを意識して、受け取ることを全然しなかったみたいなんです。ちょうどエンジン満タンでドライブを始めたのに、一度も給油せずに突っ走ってしまったように、最後はガス欠になってしまったのでした。・・・というお話。chioriさんのケースにぴったり当てはまるものかは分かりませんが、chioriさんにとって夢を追うばかり、いわゆるバーンアウトシンドローム(燃え尽き症候群)になってしまったのかな?という気がしました。そういうときって、自分のそれまで感じなかった感情がひたひたと出てくるので、しんどいし、今まで見なかった気持ち(怒り、不満、嫉妬、執着など)が出てきます。

> 私には好きなスポーツがあって、それを観戦する為に1~2ヶ月に1度電車で観戦に行きます。本当はすごく怖いけど、好きな選手に会う為、応援する為に頑張って電車に乗ります。観戦仲間に私と同じ病気の友達がいるから、その辺の安心感もあるのかもしれませんが。。。

これは悪い事ではないのですが、もう少しchioriさんの心と仲良くなってもいいかもしれませんね。「行かなければいけない」と思うと、とてもしんどいと思うんです。もちろん、そのスポーツや友人が心の支えになっていることは全く問題はありません。むしろ、素晴らしいことです。
でも、なんだか、スキューバに夢中になっていたころと、形は違うけど心理的には同じところもあるような気がしました。

> 今回も長々と読んで頂きありがとうございました。文章が下手なので上手く伝わったか解りませんが、ありがとうございました。

ちゃんとchioriさんの気持ちを汲み取れていたでしょうか。
ちょっと例え話が中心になってしまったので、ぜんぜんピンと来なかったかもしれませんね。
その場合はごめんなさい。

ただ、頑張るのは素敵なことだけど、頑張れるときだけ、頑張って欲しいなって強く感じました。
どうもありがとう。

心が少しでも安らかになりますように。

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