大丈夫だと思ったのに

相談者名
パニ
パニック障害で約10年ほど通院している主婦です。子供はいません。症状は良くなり、薬も殆ど飲まなくて良い状態になっていました。
数ヶ月前に離婚を言い渡され、もうじき離婚する事になっています。結婚生活は数年です。原因は相手の性格(精神面)の問題です。夫婦で何度と無く話し合いましたし手も尽くしたのですが平行線のままで、自分が折れれば解決するものでもない為あきらめました。
一年以上辛い生活を続け、たくさん泣きましたし自分に自信が持てませんでしたが、ようやく別れたほうが良い人生が歩めると思えるようになり、今後の生活に希望まで湧いてきていました。
しかし最近、運動したことから過呼吸を起こし、パニックの症状を引き起こしてしまいました。その日から毎日発作を起こすようになってしまい、薬も効いていないように感じます。街に出ると苦しくなります。やることが沢山あるので努めて外出していますが、どうしてこんな時に・・・。
希望が一気になくなりました。
つらいです。
カウンセラー
向井康浩
パニさん、はじめまして。
向井康浩と申します。よろしくお願いいたします。

長い間パニック障害にかかられてると、本当にしんどいと思います。
お薬も手放せなかったでしょうし、お医者様にかかるための時間のやりくり、経済的なご負担も大変だったんじゃないでしょうか。

>数ヶ月前に離婚を言い渡され、もうじき離婚する事になってます。結婚生活は数年です。原因は相手の性格(精神面)の問題です。夫婦で何度と無く話し合いましたし手も尽くしたのですが平行線のままで、自分が折れれば解決するものでもない為あきらめました。
>一年以上辛い生活を続け、たくさん泣きましたし自分に自信がもてませんでしたが、ようやく別れたほうが良い人生を歩めると思えるようになり、今後の生活に希望まで湧いてきていました。

そうですか。ここにある以上の詳しい内容はわかりませんが、手を尽くされた上でのことなんですね。

僕たちは、ガッカリして傷ついた時、もう二度と傷つかないよう、心によろいをまといます。
もう、その時のことを思い出さないように、そして感じないように、一生懸命フタをします。

>しかし最近、運動したことから過呼吸を起こし、パニックの症状を引き起こしてしまいました。その日から毎日発作を起こすようになってしまい、薬も効いていないように感じます。街に出ると苦しくなります。やることが沢山あるので努めて外出してますが、どうしてこんな時に・・・。

お医者様にも長く通われてるので、申し上げるまでもないかもしれませんが・・・。
パニックになる時は、なんらかの怖れの感情がこみ上げてこないでしょうか?

この怖れの感情がパニックを引き起こし、不安になることが多いようです。
と言うことは、不安も漠然とした、怖れの形ではないでしょうか?

この怖れから逃げたい、安心したい、不安を解消したい・・・。
そして、何も感じないようにしたい・・・。
それが、今回のように環境を変えたい、って形で現れてると思います。

それでも、こんなに苦しくなるとしたら、何があったんでしょうね?
出直しを決めても、どうして前と同じように、こんなに怖れや不安が出てくるんでしょう?

過呼吸に関しては、小さな袋のようなもの(スーパー・コンビニのポリ袋等)の中で、息を吸ったり吐いたりして、肺の中の二酸化炭素濃度を高めると落ち着きます。外出時の応急措置用に、常備されてはどうでしょう?(僕はお医者様ではないので、身体的なアドバイスについてはこれ以上できません。御了承ください。)

お薬も効いていないように感じるほど、苦しくなるのはどうしてでしょう?
(お医者様の診察や投薬を否定するものではありませんよ。誤解なさらないで下さいね。)

次のように考えてみることはできるかもしれません。
パニさんにとっての、このパニックを引き起こすほどの怖れや不安は、いつも、ずっとあったんじゃないかな?って。

>希望が一気になくなりました。
>つらいです。

はい、本当にそのとおりだと思います。
いつも隣あわせの中で一緒に過ごしてこられたのでしょう。
もしかするとそれは、長年抱えてた、あるいは抱えざるを得ないものだったかもしれませんね。

そして、その不安や怖れを感じないようにする手段や方法を、いろんな手立てを尽くされたんじゃないでしょうか。
それでも、これまでと同じだったら、ここからは・・・ちょっと勇気がいるかもしれません。

それは、あなた自身に向き合う、です。

怖れや不安の感情には、なんらかの原因があることが多いです。
その原因を見ていくことで、パニさんがすこしづつ、怖れや不安をとりのぞいて、楽になっていけると思います。

そして、相手の方にわかってほしい、受けとめてほしかったこともわかってくるでしょう。

おひとりでは大変だと思いますので、どなたかの力を借りながらやっていかれることをおすすめします。
今のパニさんには、鏡になってパニさんのことを見てもらえる、支えてもらえる人が必要じゃないでしょうか?

その選択肢の中のひとつとして、ウチのカウンセリングをお使いいただいてもいいですよ。
(私どもには、いろんなタイプのカウンセラーがいます。個人的には・・・そうですね、女性、もしくは主婦業をしながらお話を伺うメンバーもいますので、その者に聞いてもらったほうがいいかな、と感じます。)

もし、不安を感じるなら、お医者様と相談しながら取り組まれてもいいと思いますよ。

よかったらどうぞ。

パニさんが、自分と向き合えるようになりましょうね。

今回は御相談ありがとうございます。
それでは失礼いたします。

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