続かない人生

相談者名
サクラ
はじめましてサクラと申します。
今年娘が幼稚園に入園致しましたが、幼稚園のお母さん方の雰囲気とスケジュールの多さに耐え切れず、保育園に転入をすることになりました。
振り返ってみると、中学校から高校まで、部活が一つに続いた事はありませんし、職場も、実績や評価ばかりが上がるけれど虚しくなってしまい中途半端に止めてしまう事が多かったです。

また、昔のように悪い癖や甘えが少なからずあるのではないか?と
転入先の幼稚園で仲の良い友人が居るにも関わらず、気持ちがスッキリしません。 子供とも幼稚園に入ってからは楽しく遊べない精神状態で、コレではいけないと保育園を決めたのですが・・・。

私は生まれたときから父親がいません、母は居酒屋を経営していましたので
3歳の頃から夜は一人で母を待っている環境で育ちました。
母は愛人というかたちで、私が16才になるまで暴力を振るう男性と暮らし、その後も酒乱の男性と再婚して私が18才で母は私を家に置いたまま黙ってどこかの男性と蒸発し、私は2年間 身内の家でお世話になりましたがそちらも
うまく行かず友達や知人、自分の力を頼りに真面目に暮らしてきました。

現在27歳になるまで、母親とその男性関係に振り回される人生を私は生き抜いてきました。母とはその後電話で話をして縁を切っていますが、
その電話の際「私は男は愛せるけど、子供にはそういう気持ちが持てない」
と言われさっぱりと爽快な気持ちを持ったのを覚えています。

どこに行っても対人関係は付き物ですから近所の方とは打ち解けて仲良く付き合っていますが、やはり人付き合いは得意ではありません。

子供を産んでから、主人も夜勤、知らない土地で身内のいない育児をして、お姑さんや姑さんとの関係と沢山のことと自分と向き合ったり、
子供の気持ちと向き合ったりして、私も子供も泣きながらようやく楽しい家庭が出来た矢先の保育園転入で、自分ひとりでは突破口が見つかりません。

ずっと一人で頑張り続けているような気持ちで、いっぱいになってしまうことがよくあります。
何かアドバイス頂けると幸いです。

カウンセラー
伊藤昌代
サクラさん、こんにちは。
お返事させて頂きます伊藤と申します。よろしくお願いしますね。

メールを拝見しました。サクラさんが書いてくださった、

> ずっと一人で頑張り続けているような気持ちで、いっぱいになってしまうことがよくあります。

というのが、今、サクラさんがお辛く感じていることの全てを表しているように感じました。

ずっと一人で頑張ってこられたんですよね。
そんなサクラさんが、今回、私達に相談してくださったのはすごい事だろうと思いました。ありがとうございます!

> 今年娘が幼稚園に入園致しましたが、幼稚園のお母さん方の雰囲気と
> スケジュールの多さに耐え切れず、保育園に転入をすることになりました。

これが今月の出来事なら、とても短期間での変更でしたね。
手続きなど何かと煩雑だったでしょう。…もう、一段落つきましたか。

お嬢様をせっかく幼稚園に入園させたのに、保育園へ転入させることになったことを、とても責めておられるようですね。
そして、昔の「続かない私」の感覚が甦って、ご自身を嫌っている
サクラさんを感じました。

「続かない」。
この感覚は、サクラさんにとって、ご両親との思い出と結びついていて、
「いつか失ってしまう」とか、「いつか壊れてしまう」というような
痛みとして残っていたようですね。
そして、今回の出来事によって、どうしようもない、身動きがとれない、出口が見えない感じで一杯なのですね。
まるで、古傷が痛んでいるような感じかもしれませんね。

でも、この不安の中でサクラさんは、こうも書いてくださいましたよね。

> 子供を産んでから、主人も夜勤、知らない土地で身内のいない育児をして、
> お姑さんや姑さんとの関係と沢山のことと自分と向き合ったり、
> 子供の気持ちと向き合ったりして、私も子供も泣きながらようやく楽しい家
> 庭が出来た矢先の保育園転入で

「ようやく楽しい家庭が出来た」って感じられるのは素敵なことですね!
とってもイイものを手に入れられましたね。。(^^)

これまでにも、頼れない、分からない、難しい…等様々な苦難があったのです
ね。けれど一人でも、強く、前向きに取組んでこられたサクラさんだからこそ、家庭の中が変わっていくのを、よりハッキリと感じられるのでしょうね。
もしかすると、「楽しい家庭」を感じられるようになった頃には、
サクラさんもまた、ご自身が変化したと感じた部分などもあったかもしれませんね。

お嬢様の入園によって、お母様のサクラさんもまた、新しい環境への扉が開かれたましたが、それは、昔、扱いきれずにそのままになっていた辛い感情への扉でもあったようです。。
けれど、私たちが体験する問題は、私たちがそれを超えて行ける時にやってくることが多いようです。
とすると、今は「続かない」に向き合う、よい時期なのかもしれません。。

常に他人に対して気を張っているのは、疲れてしまうので長続きしません。それは出来ないものです。
「もう勘弁して~」「一人にして~」という気になったりすることもあります。
ずっと、頼りにして迷惑かけないようにしていた、でも「そういう気持ちが持てない」と告げられ、さっぱりした気持ちで離れてしまったお母様のことや、生まれた時からいなかったお父様のこと、彼らを思い出す時に沸き起こる色んな感情を、一度、「整理整頓」し直してみてもよいかもしれませんね。
機会がありましたら、無料の電話カウンセリングもありますので、ご利用くださいね。

幼稚園のお母さん達は、今まで、上手く関われたことのなかった要素を持ったタイプの人々だったようです。
彼女らと接してみて、どんな感じがして耐えられないと思いましたか。
何を言っているのか、どうしてそうなるのか…分からない
消えて欲しいと思うくらい苦手だな~って感じだったのでしょうか
みんなは宇宙人だわって風に接点がない感じ、でしょうか
皆とは合わせられない!って感じだったのでしょうか・・・?

きっと、これまでとても強く頑張ってきたサクラさんですら、「転入させよう」と決意させる程、程耐え難い感覚だったんですよね。

実際には、ご主人は夜勤をされていて、サクラさんお一人で家事と育児をこなすのは大変なことだったと思います。保育園に預かってもらうことでサクラさんが楽でいられるのなら、結果として良い事だったのかもしれないと想像しましたが、いかがでしょうか。

これからは、人目を気にして疲れるやり方から、サクラさんが「楽だな」「楽しいな」と感じられることを取り入れて、自由になっていくことがテーマなの
かもしれませんね。愛するお嬢様はじめご家庭とともに。。。

一人では大変な時には、いつでもご連絡ください。喜んで、
サクラさんが、「楽」を感じられるお手伝いをさせていただきます!

ご相談ありがとうございました。

伊藤昌代

この記事を書いたカウンセラー

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