大学恐怖症と家族の関係

何かすごく自分を責めているような感じがしますね。
大学もきちんといけずに情けない。
何がしたいのかもわからずに情けない。
そんな嘆きが聞こえてくるようです。
ご両親に対しても申し訳無い気持ちがいっぱいあるんじゃないでしょうか。

また、ずっとありそうなモヤモヤも何とかしたいですね。
これもやっぱり自己嫌悪かな。
２１にもなるのに何も身についていないと思えば焦りも出るでしょう。
自分自身が中身のないいいかげんな人間のように思えるかも知れません。

でも、本当にいい加減な人間だったら、まずここで悩んだりしないと思うんです。
そして、ご両親に言うのが怖いからこそ、勇気が要ったんだろうと思うんです。
ということは、Yoshiさんは自分なりに一生懸命やっているんだけど、何か実を結ばない何かがある、ということが言えますし、ご両親に対する思いも少なからず今は強いと言えると思うんです。

さて、２１年間。ほとんどずっとアメリカにいらしたんですよね。
そこで何を学んでいるかを今振り返ってみるのはいかがでしょうか？
もちろん、言葉は当たり前だけれど、人間性とか合理性とか考え方とかはどうかな？
それは全部役に立たないものなんだろうか？とも思ってみてください。

また、何かを見つけたい、自分自身にこだわりをもって頑張ってこられたんですよね？
僕はそれってすごいことだと思うんですよね。
５回変わっても見つかっていない、ということは事実だけれど、それくらい自分自身に野望があったり、こだわりがあるってことだと思うんです。

Yoshiさんはどんなものを見つけたいんでしょう？

例えば、芸術家なんてのはずーっとずーっと自分の好きなものなんて作れずに葛藤を繰り返します。
４０代でも若造って言われる業界もあります。
でも、その中で必死に自分を探し続けている人だけが“成功”を手に入れられるのではないでしょうか？

まだ２１ですよね。
色々なことを見てるでしょうし、諦めるのはまだ早いと思います。
もっともっと自分にこだわってもいいんじゃないかな？
もし、そこでお金の問題があったり、ご両親に迷惑をかけたくないとしたら、自分でそれを何とかしながら、生きる道を探していってもいいですよね。

人生って遠回りすることばかりだけど、ただ一つを除けば無駄なものはないんです。
その一つってのが、自分で「ああ、俺の今までは無駄な時間だったな」と決めてしまうこと。
諦めたらそこで終わってしまいます。
今は不安や焦りや自己嫌悪もあろうかと思いますが、ここで妥協してしまったとすれば、本当に今までを無駄にしてしまうかもしれません。
自分を探しつづけようという意図を持ちつづけて欲しいです。

もちろん、大人になっていくわけですから、心も疲れていることもあるでしょう。
そういうときには自分を休めてあげることも覚えて行くいい時期じゃないかと思います。

自分と夢を大切に。
頑張ってくださいね。

ありがとうございました。