彼女との関係

恋愛というものは実に厄介なもので、
安達さんが仰っているとおり、
燃え上がっている最中は相手の欠点こそが
「愛すべき点」となって見えます。
しかし、永く関係が続いているお二人の話しを聞くと、
欠点は欠点としてお互い認めており、
そのことで互いに激しくぶつかり合ったり
許しあったりしているようです。
中にはそういった欠点が目についても、
それを帳消しにするような喜びや癒しを
パートナーに見出しているお二人もいます。

この世に欠点のない人はいません。
喧嘩をしても想いを伝えあって、歩み寄ったり理解したり、
理解は出来なくても認めたりできる関係性が
円滑なパートナーシップに必要なようです。

さて、安達さんは彼女と仲直りするつもりはありますか？
彼女の重荷になるならない・別れる別れない以前に、
その意思があるかどうか明確にしてくださいね。
ここが不明瞭だと、
何のための話しをしているのか分からなくなってしまうからです。

さて、仲直りをしたいと思ったら、
先ずは自分がしたこと・しなかったことについて
自分が悪いと感じていることを相手に伝えてください。
喧嘩はどんな理由であっても両成敗です。
「相手が謝って来たら謝る」なんて事をやっていては、
いつまで経っても話しは進みませんから、
ここは「大人の対応」です。
そして彼女がどう思っているのか
しっかり話しを聞いてくださいね。
もちろん、安達さんも思っていることを包み隠さず、
ちゃんと彼女に伝えてください。

喧嘩の時の話しをしていても、
それ以前に安達さんが感じていたような、
お互いの感性や価値観の違い、
そこから派生して現れてきた態度の違いなどの
話しに及んでくると思います。
それも話しができるなら、
ちゃんと話し合ってくださいね。

「お互いの納得のいく形」というのは、
これといった決まった形はなく、
お二人のこういった話し合いから生まれるものだと思います。

話し合いの結果、仲直りをしても、
以前のように愛着が復活してお付き合いが続くかわかりませんし、
お別れした方がお互いのためになるのかどうか、
これも話しをしてみないことにはわかりませんよね。

もちろん、相手が話し合いに応じない可能性もあります。
話しをしている内にこじれる可能性もあります。
しかし、どれも安達さんがアクションを起こさなければ
わからないままなのです。

一番後味が悪いのは、
何もアクションを起こさず
有耶無耶のまま自然消滅のような形になることでは
ないでしょうか？

安達さんがお互いの幸せのために
より良い選択をされることを、
心よりお祈りいたしております。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。