やめてもらいたい

カナリアさんのご主人はお酒が大好きなんですね。
今でもジョッキで10杯以上は相当な酒豪の方なのかなと思いました。
ご主人の大好きなものだし、ストレス解消も必要と受け止められているのですね。
とても受容力があって、女性性の高い方なのだろうなぁと思いました。

ただ最近になってやめていたタバコが復活されたとのこと。
カナリアさんのお父様もご主人のお父様も若くして亡くなっている、というのもあると
健康を損なうようなことをするご主人のことがとても心配になったり不安を感じるかもしれませんよね。
また、妊娠中ですとタバコの臭いや赤ちゃんへの影響なども気になるかもしれませんよね。

確かに「百害あって一利なし」なのですが、タバコがもたらす精神的作用もあるようです。

心が落ち着く
ホッとする
考え事がまとまる

愛煙家の方々に伺うとこういった感覚を得ている方は大変多いです。
（科学的、医学的に実際の効果があるかは別として、個人の実感です）
また、イライラした時にタバコを吸いたくなる方も多いようですね。

心理学的に見ても、私たちはフラストレーションを感じた時に、口唇を触る、舐める、噛むといった行動をとることがあります。
この行動はお酒を飲む、タバコを吸う、爪を噛む、などの行動に置き換えられる場合もあります。

もしかしたら、ご主人の中で何かフラストレーションやストレスを感じている可能性があるかもしれませんね。
最近までやめていたタバコが復活するようなキッカケや原因に心当たりはありますか？
例えば、仕事が忙しい、仕事で昇進した（昇進自体は喜ばしいことでもありますが、責任も増えるのでプレッシャーになるとストレスになります）、人間関係、、、など。

もし、心当たりがないとしても、一般的に男性は責任を負う生き物と言われています。
・結婚
・子供が生まれる
・家を買う
この３つは男性にとっては大きな責任を負うと無意識的にも感じるので、本人が気付かないところでストレスになっている可能性もあります。

カナリアさんがやめてほしいのにやめてくれないもどかしさやイライラを、もし感じているのだとしたら、ご主人も同じように、やめたくてもやめられないもどかしさやイライラを感じていると思います。

最近のお仕事の状況のことなど、コミュニケーションしてみてはいかがでしょうか？
タバコを再開したキッカケや、どういうときに吸いたくなるのか？
男性の責任の負い方や、心理学的に見るとフラストレーションがたまるとお酒やタバコに走ることがある、ということなども伝えてみるといいと思いますよ。

また、カナリアさんが何故やめてほしいかを伝えたことはありますか？
もし伝えてないのなら、カナリアさんのお父様やご主人のお父様のことなどで、カナリアさん自身が感じている不安などもコミュニケーションしてみるといいかもしれません。

ただ健康に悪いからやめてほしい、と言われてもそれはご主人も分かった上でしていることなので、カナリアさんの気持ちを伝えてみるといいかもしれませんよ。

お二人のより良い未来につながることをお祈りしています。
ご相談ありがとうございました。