浮気の心理(2)~不足原則からおきる浮気~

不足原則から浮気が発生することがあります。パートナーとの関係で不足しているものを求めて浮気相手から貰おうとする心理。

ということは、理屈的には浮気相手が持っている要素を持つことが浮気相手から取り戻す鍵となります。理屈はそうなのですが、心情的にはこれを実行するのはきついと思いませんか?

今回も浮気は道徳的に良いこと、悪いこと論は横において、どんな心の動きが浮気を作るのかについて触れていきます。

 

不足原則という心理から浮気が起こるというものがあります。

 

例えば、

パートナーとの関係でやさしさが手に入らないとなると、パートナー間で貰えないやさしさという要素を外の人に供給してもらおうと思う心理。

それがスナック、キャバクラ、ホスト、風俗などで疑似恋愛として求める場合もあります。

人それぞれ感覚が違い「彼(彼女)が浮気としてね」と、この行為を浮気とする人もあれば、浮気とは入れない人もいます。

人によって捉え方が違うんだなぁ、ということをカウンセリングでしみじみ学ばせていただきます。

疑似恋愛ではなく、本当に別の人とお付き合いをして不足感を感じているものを貰おうとする形になる場合もあります。

パートナーからやさしさを貰えていないと不足感を感じると、付き合う異性はやさしさをくれる人と付き合います。

このように不足しているものを違う人から貰おうとする心の動きが浮気を作ることがあります。

(だからと言って浮気をして良いかどうか論は横において、心の動きとしては、こういう動きをするのですね)

 

ということは、

浮気をされた側の人とがパートナーの気持ちを取り戻そうとする時は、パートナーが不足を感じている要素を与えられるようになれば、不足分を外で貰おうとする心の動きをしなくて良くなるという理屈になります。

これは言い換えれば浮気相手が持っている要素を身につけようね。

ということになります。

理屈的には浮気相手が持っている要素を身につけることで、パートナーが戻ってくるかもしれないというのは、理屈的にはそうなんです。

ただ、

浮気相手の持つ要素を自分が身につけるということを課題にするのは、心情的には屈辱を感じたり、悔しかったり、惨めだったり、腹がたったり、悲しい気持ちになったり、と色んな気持ちがでてきます。

この理屈を実行するには、この感情を乗り越えていくというテーマもでてくるんですね。

 

例えば、

浮気した彼に浮気をした理由を問いただしたところ、

「お前は俺の話を聞いてもそんな考えだと上手く行かないよとか俺のことを否定するけど、あいつは俺の話を受け止めてくれて励ましてくれた。お前の性格はきつい。だから浮気をした」

と、言われたとします。

こんな言い方をされると浮気をされたあげく、まるでお前が良くないから浮気をしたという風に聞こえます。

腹が立ちますよね。悲しいですよね。

浮気をした側のパートナーにとっては、言い方はきつく感じたかもしれないけど自分なりに『そん考えだとうまくいかないよ、もっとこうしたら』と相手のことを思ってアドバイスした気持ちも否定されてとなるとつらいですよね。

でも、不足原則の法則を使って考えると、理屈的には浮気相手が持っている話を受け止めて励ますという要素を身につけるということがいる。

これは心情的にかなりきついことと思うんです。

 

だから、

誰かに支えてもらってください。

不足原則の法則から自分が浮気相手が持つ要素を身につけてパートナーを取り戻そうとする時は、一人で頑張らずに、誰かに支えてもらいながらというのをおすすめしたいです。

例えば、先ほどの例だったら、

自分なりにパートナーを思って言った気持ちを分かって貰ったり、浮気をしたパートナーの一方的な言い分の悔しさや、分かって貰えない悲しさを誰かに受け止めてもらって心にある感情を外に開放して浄化してください。

浮気をした側は罪悪感があるので、罪悪感から攻撃的になり、「君が悪いから浮気をした」と一方的な言い分を言うことがあります。

一方的な言い分で「自分が悪いから浮気になってしまった」と思い込んだ時は、「その一方的な言い分も違うんじゃないの」と誰かに思い込みを解いてもらってください。

一人で頑張らないでくださいね。

 

>>>『浮気の心理(3)~理想の親を投影して起こるケース~』へ続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。