40歳からのセンシュアリティー(官能)

センシュアリティー(官能)と聞くと、どんなイメージが思い浮かびますか?
もしかしたら、性的なイメージをお持ちかもしれませんね。
けれども、センシュアリティーとセクシュアリティーは意味合いが異なりま
す。
センシュアリティーとは、官能的・肉感的な感覚や衝動、つまり「触れたい」
「触れられたい」「触れ合いたい」といった感覚のことです。
性的なものに限らず、子供を抱いたり、誰かに触れたり、ペットと触れ合うこ
とで満たされる感覚なのです。


私たち人間は、こうした触れ合いがなければ、生きていくことができません。
小さい子供へのスキンシップが大切なことは、よく知られていますよね。
実際、話しかけやスキンシップをしないで育てられた子供は生命力が弱く、条
件によっては10歳まで生きられなかったということが、過去の冷酷な実験で証
明されています。
そして、われわれ大人にとっても、この触れるということは大切な感覚なので
す。
けれども、子供も大きくなって手が離れてしまうと、以前のようにひとに「触
れる」という機会は少なくなってしまうと思いませんか?
特に、日本人は年齢とともに、セックスも激減するそうで、そうなるとますま
す触れるという機会はなくなってしまうようです。
私たちの中で、センシュアルなエネルギーが滞ると、生きる意欲や生きている
実感が薄くなってしまいます。
子供の手が離れていくことで、私たちはどこか喪失感のようなものを感じるこ
とがあります。
また、女性にとっては、閉経に対する喪失感は自分の中の女性の部分が死んで
しまったように感じられることもあるようです。
男性にとっての定年退職は、仕事がないという感覚から、非常に大きな喪失感
を生み出します。
そんなとき、モノクロかなにかのように無味乾燥な感じがして、生きるという
ことに関して、意欲や実感が薄くなっているように感じているかもしれませ
ん。
そんなときには、「触れたい」「触れられたい」「触れ合いたい」という、セ
ンシュアルなエネルギーで自分を満たしてみませんか?
夫婦間でもいいですし、ペットや、木などの自然や動物でもいいのです。
自分で自分に触れることでもいいのです。
「触れたい」「触れられたい」「触れ合いたい」
という、心地よい感覚をもって、自分に優しく触れてみましょう。
触れ合うことで、私たちは活性化していき、生きていくみずみずしさや色彩を
とりもどしてゆけるでしょう。
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