もし、過去と未来の自分に出逢えるならば、今のあなたは何と言いますか?

もし、過去の自分に出逢えるなら、あなたは、どんな事を言いますか?
もし、未来の自分に出逢えるなら、あなたは、どんな事を言うでしょう?
それから・・・
過去の自分は、今のあなたに、どんな事を言うのでしょう?
未来の自分は、今のあなたに、どんな事を言ってくれるのでしょう?
時はいつも、
『過去が今になり、今が未来になる。その未来が今になり、過去になる。』


40代に入って時を刻むにつれ、20代30代の自分とは全く違う感性や
考えを見つけています。
そして、そんなふうに思ったり、考えたり、感じる自分に少し驚き
ながら、今の私にはまだ、何か違和感めいたモノが宿っている感じ
がしてならない。
例えば、歌を聴く時。
20年前の歌を、アーティスト達が年をとった今でも唄い、それを耳
にすると、聞いてる自分の中に何か違いが起こっている事に気づく。
同じ歌を聴いても、感じる事、考える事は、全く違う。
20代30代の頃の私は、どちらかというと、リズムに共鳴し、肌で感
じとって聞いてたけど、今は、じっくり詩を耳で聞き取り、目で歌
い手を観察し、肌で聴く。
この人は、どんな人生を歩み、今何を想って歌い続けているんだろ
う?
テレビで映され画面がよると、この人も年をとったんだなー。(微笑)
そして、この人は、唄うために生まれてきたんだなーって思う。
40代に入ると、悩みの内容も変わってくるように思います。
それと同時に、明らかに、選ぶ対象や選ぶ行動も違ってくるみたい。
正直、「めんどくさいな」って思うことも増えました。
それと比例しているのでしょうか?
動く事も減り、身体の重さを感じ、病気も気になり始める。
だから、何をするにも、今の自分の体力を確かめ、
自分の身体に聞いてから、動き始めたり、お断りしたり。
私は、40代を越えると、過去の事を振り返っている時間よりも、
未来の心配や不安に襲われる時間が増すような感じがしています。
そして、過去を振り返る。
あの時、もし、あの選択をしていたならば・・・
だから、過去の自分に聞きたい。
「これで良かったの?」
答えの出ない問いかけ。
今あるのは、漠然とした未来への心配と不安。
老後の事、家のローンの事、子どもにかかる養育費や教育費の事、
配偶者が病気になったら、自分自身に介護が必要になったら、
両親の世話の事・・・etc
私は、こんな分野を考え始めると、なんとも言えない危機感に襲わ
れ始める。だから、考えないようにする。
こんな危機感めいた感覚は、20代30代に感じていたそれとは、全く
分野が違う。
40代に入り、時が過ぎると共に、未来の心配や不安は、
よりリアルさが増している感じがします。
だから、未来の自分に聞きたい。
「今どうすればいいの?今、何を選べばいいの?」
もし、道標があるならば、教えて欲しいような、そうでないような。
こんな答えも出ない事を、たわいもなく考えるのも、40代からの
面白さなのかもしれませんね。
そこに答えがないから、考えてしまうのかも。
2008年、今の自分は、どんな未来の自分に出逢っていくのでしょうね。
2008年は、始まっています。
今の自分を感じながら、未来へ出かけていきましょう!
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