ロマンス再考 その2 〜シンプル自己表現〜

最近、子供さんが手を離れて、新しい人生を考えたいというご相談を受ける
ことが多いように思います。
子供が手を離れると、どことなく喪失感のようなものがあるようです。
今まで、生活の中心にあったもの、自分にとっての全てのような存在が、
自分の手から離れていくのですから、そのような感覚があるのかもしれま
せんね。
いつかは自分の手を離れるものなのだから、これからは自分の人生を、と思
いながらも、子供が進学や就職を機に家を離れたり、結婚して家を出て行っ
たりすると、どこかさびしくて、むなしくて、ぼんやりとしてしまうという
ご相談も。


さびしい、むなしいという感覚は、愛されないことから派生する感情のよう
に思えますが、実は、愛する対象がないときに感じます。
つまり、何かと気を配っていた存在がいなくなったりすると、なんともさび
しくむなしい気持ちになってしまうものなのです。
ですから、生きがいややりがいのあることを求めたり、新しく愛する対象を
作ったりすることで、自然とそのさみしさは解消していきます。
この話を伝えると、「それでは、新しい対象を作ったらいいんですね!」、と
みなさんおっしゃいます。
がっ。
そうです。
見たくはなかった、もうひとつ、もとい、もうひとりの愛すべき存在を忘れ
ているのです。
そう、愛す「べき」存在……。
ご主人(奥さま)です。
そう伝えると、みなさん、口をそろえて、
いや、それだけは……。
こう、おっしゃることが多いのです。
もう、年も年ですし、主人なんて私のことなんとも思っていないでしょうし。
こんなものかな、という感じで。仲が悪いわけではないんですよ。
一緒にいても、ほとんど会話がないんです。
すぐに喧嘩になっちゃうし。
もちろん、お互い、愛しているから一緒に暮らしているのですよね。
会話がなくても、安心できる存在なんです。
喧嘩できるほど、安定しているんです。
一緒に食事に行ったり、一緒に家事や庭の手入れをしたりと、一緒にして
いることはないですか?
ちゃんと、愛し合っているんですよね。
そのことは、心のどこかで感じているのです。
それでも、いや、いや。
それだけは……。
と、思ってしまう一番の原因は。
恥・ず・か・し・さ
なんです(笑)。
いまさら。
可愛い妻になるなんて。
紳士的な夫になるなんて。
愛しているよ、だなんて!
くくう。
「恥ずかしい〜〜!!」
恥ずかしいんです。
そして、パートナーシップは、恥ずかしさの戦いともいいます。
恥ずかしさの中に、パートナーシップ特有のふわふわしたロマンスがあるの
です。
成熟しているからこその、ロマンス。
ステキだと思いませんか?
(*^-^*)
恥ずかしさを超えて、相手を愛していることを表現してみてはいかがでしょ
うか。
ありがとう、と愛くるしい笑顔で言える奥さん。
いつも感謝しているよ、と暖かいまなざしで見つめるご主人。
照れくさいのは分かります(*^^*)
でも、もし、あなたのパートナーがこんなふうに振舞ってくれたら、とって
も、とっても嬉しいと思いませんか?
何を言ってるの、といいつつ、顔は自然にニヤリとほころんでしまうのでは
ないでしょうか。
そして、ふたたび、あなたの胸で、ときめきが花を開かせることでしょう。
子供がいなくなったさびしさなど、どこかに吹っ飛んでしまうくらいの、
わくわくするロマンス!!!
本当のロマンスは40歳を超えてから、といいます。
そういった意味では、40歳でも初心者なのだそうです。
お付き合いをはじめた10代、20代では味わえなかった、
もっともっとロマンス!!!
ロマンスが大きいぶん、恥ずかしさも大きいのです。
♪嬉し・恥ずかし♪、なんですっ!!
愛している、と。
あなたにとって、香りたつような、愛の表現をしてみましょう。
今のさびしさやむなしさから、華やかなときめきを生み出す、ほんの一滴の
エッセンス。
ぜひ、あなたから、垂らしてみてください。
きっと、ステキな魔法がかかることでしょう。
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