嫉妬心をなくして幸せなパートナーシップを手にする 〜インナーチャイルドを癒やして嫉妬心をなくす〜

インナーチャイルドを癒やして嫉妬心をなくす

インナーチャイルド(子どもの頃に作ったマインド)が傷ついていたことが、パートナーとの関係で嫉妬心をうむだしやすくなっていたケースをご紹介します。嫉妬心とさようならして、パートナーと平和な時間、幸せな時間を手にいれていくお話です。

 

●インナーチャイルドを癒やすと幸せなパートナーシップがやってくる

インナーチャイルドが傷ついていることで、恋愛や、夫婦関係が上手くいかないことが怒る、パートナーシップでの幸せ感を減らしてしまう、などなどのことが起こることがあります。

逆に言うと、インナーチャイルドを癒やすことでパートナーシップが上手くいくようになったり、幸せを感じる時間が増えたりすることがあるですね。

インナーチャイルドを癒やしてパートナーシップが良くなっていったケースをご紹介させていただきますね。

 

●私と、どちらが大切なの?

B子さんは嫉妬心から夫に不機嫌な態度をとってしまったり、イライラをぶつけたり、それが元で喧嘩になったりと、夫とのパートナーシップに影を落としていました。
嫉妬心から幸せ感を損なわしていたのです。

例えば、
テレビに出ている女優さんに「この子可愛いじゃん」と彼が言おうものなら、B子さんの心に嫉妬心が湧き上がってきて機嫌が悪くなっていきます。

機嫌が悪くなったB子さんは、その女優さんのことを可愛いといったことが気にくわないとは直接に言いません。
言いませんが、別の出来事にかこつけて彼にあたります。

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自分以外の女性に魅力を感じたことだけに嫉妬するだけではなく、他のことでも嫉妬心は沸きあがります。

彼に急ぎでやらなければいけないお仕事ができたとします。

彼は、〆切りに間に合うように、お家に仕事を持ち帰り休日もお家でお仕事をすることになる。

仕事でてんてこまいの彼はB子さんと会話する時間もあんまりとれていない。

そんな時にB子さんの心に嫉妬心がムクムクと湧き上がります。
『仕事と私とどちらが大事なの!』
そんな気分になり、イライラして彼にあたるようになっていきます。
そしてやがて喧嘩になっていく・・・。

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またこんなパターンもあります。

彼が仕事の付き合いで上司ととゴルフに行くことになったとします。
「上司に誘われて断り切れずに週末にゴルフに行くことになりそう。土曜日にショッピングに行く約束を日曜日にしてもらってもいい?」
ということがあったとします。

そんな時にB子さんの心に嫉妬心がムクムクと湧き上がります。
『別に日曜も空いてるけど、腹が立つ・・・私と上司とのゴルフどっちが大事なのよ』
そんな気分になり不機嫌になっていくのです。

他の女性に嫉妬するならまだしも、夫の会社の中年のおっさん(上司)にも嫉妬してしまうのでした。

 

●私よりも妹が可愛いの?

カウンセリングをしていくとパートナーが自分よりも他の人や、他の事柄が大事なのではないかと思いが湧いてきて、嫉妬心がでてくるパターンは、子どもの頃に傷ついた経験が関係していたことがわかりました。

B子さんには妹さんがいました。
子どもの頃のB子さんの目には、自分よりも妹さんのほうがお母さんに大切にされているように見えていました。

自分が口うるさく注意されていたことが妹さんの時はあまり言ってないように見えたり、自分が妹と同じ年の時は許してもらえなかったゲームや、携帯電話は妹さんは許してもらえていたことがお母さんは妹には甘いように見えたり、などなどがあり、それが子どもの頃のB子さんの目には母親は私より妹のほうが大切に思っているように見えてしまいました。

そして妹さんに嫉妬していました。

自分のほうが可愛いがられていないように感じていて、悲しかったのです。

その子どもの頃に感じていた悲しかった思いが、まだ心に残っていました。

大人になったB子さんにはわかります。

・自分が第一子で、親も親としての経験がないので、心配性になりすぎで口うるさく注意してたんだろうなぁ。
・ゲームや、携帯電話も、親としての経験がなかったから子どもにいつ頃から与えていいものかわからなかったので私の時は慎重だったのだろう。
・だから、私よりも妹のほうが可愛かったからという理由で接し方が違ってたわけではないんだ。
などなど、大人になったB子さんには頭では理解できるのです。

しかし、
心に残っている悲しさが邪魔してしまい、
頭ではわかるけど、お母さんは妹のほうが大切なんじゃないかという疑念が心のどこかでしてしまうのです。

B子さんの心の中に、お母さんは私よりも妹のほうが大切なんだと思いこんで悲しんでいるインナーチャイルドがいたのです。

それが、パートナーシップで投影されてしまい(心の内のことを外の世界にかせねてみていること)、パートナーは私よりももっと大切な何かがあると感じがちになっていたのです。

お母さんが私よりも妹が大切なように、パートナーも私よりも何かのほうが大切なんじゃないかと思いやすくなっていたのです。

カウンセリングでは、B子さんの子どもの頃の悲しかった思いを癒やしていくということをしていきました。
お母さんは私よりも妹のほうが大切なんだと思いこんで悲しんでいるインナーチャイルドを癒やすということをしていったのです。

癒やしていくと、頭で理解していた、
私よりも妹が大切だったからという理由で接し方が違ってたわけではないんだ!
私も妹も等しく大切なんだ!!
ということが腑に落ちるようになっていきました。

すると、
お母さんと妹さんの関係の痛みをパートナーに投影して嫉妬心がわき起こることもなくなっていき、パートナーと平和に仲良く過ごせる時間が増えていったのでした。

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兄弟、姉妹間では色んな感情がわき起こることがあります。
良い感情もあれば、B子さんのように悲しい思いだったり、また、さみしい思いをしたり、怒りといった感情だったり。

あなたは兄弟、姉妹間でのマイナスの感情は残っていませんか?

もし、残っていたら、その気持ち誰かに話して外に流してくことをしてみてください。
そうしていくことでインナーチャイルドの癒やしが進んでいきますから。

(続)

 

心理学講座4回シリーズ/同シリーズ記事はこちら
この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。