何かにチャレンジする人としない人の違い ~チャレンジしない理由って恐れだけ?~

恐れだけが、チャレンジしない理由ではないのです。

今回の心理学講座では、何かにチャレンジする人としない人の違いについてフォーカスを当ててみました。
もしも、今、この文章を読んでいる方で、チャレンジしないご自身のことを責めているとしたら、決して責めないでほしいのです。
チャレンジできない何か理由があるのだと思います。その理由のひとつに恐れがありますが、チャレンジしない理由は恐れだけではないようです。

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●チャレンジする人としない人

あなたには今、何かチャレンジしたいことはありますか?

・起業したい
・怖いけど勇気を出して、告白しようと思っている
・初めて、ひとり暮らしを始めようと思っている
・プロカウンセラーになりたい
・誰も成し遂げたことがないことを、成し遂げたい
・未体験のことにトライしてみようと思っている

そのようにチャレンジしたいことがある方もいれば、もしかしたら、チャレンジしたいことがないという方もいるでしょう。

では、「チャレンジしたいことがない」という方に質問です。

もしも、あなたにチャレンジしたいことがあったら、あなたはチャレンジしますか?
もしくは、過去にチャレンジする機会があったとき、チャレンジしましたか?

チャレンジできたから「○」
チャレンジできなかったから「×」
そのようなことを言いたいのではありません。
チャレンジし続ける人が良いというわけでもないと思うのです。

ただ、世の中には果敢に挑戦し続ける人がいます。
一方、なかなかチャレンジしない人もいます。

その違いは何なのだろう?

最近ふと、そんなことを思ったので、今回の心理学講座ではこのテーマに焦点を当ててみました。

●チャレンジしない理由は、本当に恐れだけなのか

心理学を学んでいると、以下のような見解をすることがあります。
「チャレンジしない = 恐れがあるから」

でも、本当にそうなのでしょうか?
もちろん、恐れもチャレンジしない要因のひとつではあると思います。
でも、本当に「恐れがあるから、チャレンジしない。できない」のでしょうか?

・恐れはなくならない

よく考えてみてください。チャレンジしている人は恐れがないのでしょうか?
いつも自信満々で、これっぽっちも怖さがないのでしょうか?
自分は何をしても100%成功する。そう思っているのでしょうか?

決して、そんなことはないと思います。

・ビジネスの世界で、今までの制度を変えてでも、新しい事業を起こしたいと考え、本当に制度を変えてしまった起業家
・前人未到の山に登頂しようとした冒険家
・好きな相手には彼や彼女がいるので、振り向いてもらえる可能性は低い。それでも悲観せずに告白をする人
・人に注目されたら、自分のコンプレックスを知られてしまうのは嫌だ。でも、勇気を出して大勢の前で自己表現する人
・周りの誰に聞いても、絶対に無理と言われているのにそれに挑む人

みんな、恐れを持っていると思うのです。
でも、恐れを持ちながらも、「今できること、したいことをしている」のです。

今は大物と呼ばれている人でも、新人の頃は恐れを持っていたでしょう。
今は余裕たっぷりに見えるベテランも、最初は内心ビクビクしていたと思います。
堂々と講演しているカウンセラーも、初めての講演では足が震えていたのかもしれません。

みんな、恐れや怖さを感じているのです。
誰の心の中にも、恐れは潜んでいるといっても、過言ではないでしょう。

私は高所恐怖症なのですが、以前バンジージャンプをしたことがあります。
正直、飛び込む前の数分間は、とても怖かったです。
「なぜ、お金を払ってまで、こんな怖い思いをしているのだろう」と自身を呪いました(笑)

でも、無事に飛べたのです。

それは、恐れよりも飛んでみたいという思いが勝った(まさった)からです。

「バンジージャンプをすれば、恐れを克服できるよ」
「バンジージャンプをしたら、価値観が変わるよ」
「バンジージャンプをしたら、生まれ変われるかもしれない」

そういう周りの声を聞いて、恐れよりも「飛んでみたい」という思いが勝ったから、飛べたのです。
ただ、実際にはバンジージャンプをしても、何も価値観は変わりませんでしたが^^

でも、チャレンジできたのです。

●許可を出せるか、出せないか

チャレンジする人としない人の違いは、何なのでしょうか?
それは自分自身に「それをしてもいいという許可を出せるか」だと思います。

その許可を出せる基準は、「いかに自分を受け入れているか」
受け入れている度合いが高ければ、高いほど、チャレンジする意欲も湧いてくるでしょう。

カウンセリングを進めていく上で、ご自身の恐れと向き合うことはとても重要です。
でも、自身の恐れを一旦受け入れた後は、その恐れをすべてなくそうとしなくても良いのです。
先ほども説明させていただいた通り、恐れがまったくない人なんていないと思うのです。

だから、次に行うことは
1 今の自分を受け入れ、良いところを探す
2 心地良くなる。気分が高まる
3 すると、「自分は何かにチャレンジしてもいいのだ」と許可が出る

そうです。
恐れは、なくさなくてもいいのです。

●チャレンジしない人が、決して臆病なわけではない

そして、もしもあなたがチャレンジしない人だとしても、決してあなたが臆病なわけではありませんし、それが悪いわけでもありません。

あなたは、堅実な人なのです。
堅実で慎重な人ほど、ある程度、確実な状態になってから、何かを行いたいという思いがつよいものです。

それは、「今の状況をきちんと分析できていて、計画的である」ということ。
あなたの長所なのです。

その長所をあなたが素直に認め、自己肯定感を上げていくと、自然とチャレンジしようという気持ちが高まってくるかもしれませんね。

あなたのチャレンジを応援していますね。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

土肥 幸司

自信喪失のケアから夢やビジョンの実現サポート、幸せになれるコミュニケーションを得意とし、”お客様を笑顔に”をモットーに、お客様の気持ちに寄り添った心理分析と、今できることを分かりやすく提案している。 優しい口調からか、癒し系のイメージを与えることが多く、いつも笑顔が絶えない。