母性を感じる人といないと不安になってしまう

相談者名
momo
母性のある人と一緒にいないと、不安になってしまいます。
職場でも面倒見のいい人がいないと不安になってしまい、好きな事を仕事にするというより、自分を気にかけてくれそうな人がいるかどうかで職を選んでしまいます。
また、恋人にも「お母さん」を求めてしまい、言葉や態度には出しませんが、私の全てを受け入れてほしいし何でも許してほしいと心の底で思っています。
今は実家住まいで両親と共に暮らしているので、酷い不安に陥ることなく過ごせています。
しかし、母親が病気になったりいなくなってしまったりしたらきっと何も手につかなくなってしまいます。
また、昔一人暮らしをしていましたが、一人でいると不安になってしまい、実家に戻ってきました。
結婚したとしても、きっと旦那さんがいないと不安になってしまうと思います。
自分で自分を認め、励まし褒めることができないのだと思います。
本当は一人暮らしをして自立した生活を送りたいし、恋人と依存関係になりたくないです。
子供を持っても、子供とも依存し合ってしまうのではと、まだ直面していない不安を想像してしまい、昔から恋愛・結婚・出産がものすごく怖かったです。
幼少期から母に心から愛されていないと感じることが多く、一生誰からも愛されることなんてないのだと思っていました。
でも、昨年病気にかかり、死んでしまうかもしれないと思う出来事があり、生きている内に誰かと恋愛したいという気持ちが自分の中にあると気づきました。
そして、付き合おうと言ってくれた人と恋愛関係になったのですが、その人は私が元々好きだった人とは違う人であるため、最初は中々ぎこちなく、今も私が本当は好きなのではないと彼は思っているようなところがあります。
でも、死にそうな状態だったとき、頭に浮かんだのは当時好きだった人ではなく、今の彼であったし信頼できる気がして付き合い始めました。
ただ、会う度彼がわざとらしく私の好きだった人の話をしたり、食べ物の好みも金銭感覚も少し合わなかったりして、何度も別れようと思ってしまいます。
でも、彼の情に厚い所や、気にかけてくれる人がいるという安心感と、思ったことを口に出せない自身の性格のため、まだ一緒にいたいと思っています。
分かり辛くなってしまいましたが、不安を埋めるような生き方ではなくて、自立し自分を認めて好きなことに向き合う生き方をするにはどうしたらよいのかアドバイスをいただきたいです。
カウンセラー
三枝みき
momoさん、こんにちは。初めまして。
今回、momoさんのご相談を担当させていただきます、三枝みきと申します。
どうぞよろしくお願い致します。momoさんは母性のある人、面倒見のいい人と一緒にいないと不安になってしまう、ということでお悩みなのですね。
職場を選ぶのにも、そういう方がいるかどうかで決めてしまう、恋人にも言葉には出さないけれど「お母さん」を求めてしまう、とのこと。

また、お母様が病気になることやいなくなってしまったら、何も手につかなくなってしまうかもしれないくらいに、お母様や母性、といったものが無くなることに怖れをと感じていらっしゃるのですね。

ご自身でも書いて下さっていますが、幼少期にmomoさんがお母様から「愛されていない」と感じておられたことに原因がありそうですね。

子どもは誰でも、両親や周りの人たちからお世話してもらえないと生きていけません。
お世話をしてもらうということは、そこにちゃんと愛はあったはずなのですが、それを私たちが感じられるかどうかはまた別の話です。
どんなに周りの方が愛して下さっても、それをご本人が感じられなかったら、その人にとっては無かったのと同じことでしょう。

そして、子どもの頃に愛された経験が無かった(と感じた)子どもは、「私は誰からも愛されない」とか「自分には愛される価値がない」とか「自分が悪い子だから愛してもらえないんだ」とか、そういった間違った思い込みをもって大きくなってしまいます。

momoさんも「一生誰からも愛されることなんてない」と思っていたと、書いて下さっていますよね。

でも、私はmomoさんはきっと、お母さんが愛してくれたことをちゃんと知っているはずだと思いますよ。
だからこそ、そういう存在に執着しているのでしょうね。
momoさんのなかでも、母性的な人というのは「お母さん」を象徴しているようですしね。

で、だとするなら、私はmomoさんは今は思い出せなくても、かつてお母さんがmomoさんを愛してくれていたこと心の奥底や、体感的に憶えていて、だからこそ、失いたくない、この人を失ったらもう愛してくれる人はいない、と感じてしまうのではないかと思うんですね。
なぜって、私たちが何かにしがみついてしまうのは、失う恐れが強すぎるときですから。

しがみついて離れられなかったり、離れると不安になる関係は「癒着」と言います。
「癒着」は双方を苦しめるだけの関係です。

そして、momoさんが恋愛・結婚・出産を怖れているのは、momoさんが家族と「癒着」の関係にあり、ご自分の家族をもってもそうなってしまうのでは、と怖れていらっしゃるからかもしれませんね。

人と人とは、本来なら「心」と「心」でつながるものです。
それが「絆(きずな)」とか、「つながり」と呼ばれるものです。
「癒着」の関係には「絆」はありません。

また、私たちが誰か大切な人と強い「絆」で結ばれていれば、物理的に離れても、不安になることはありません。
momoさんが不安なのは、その「絆」を感じられない、信じられないからなのではないかと私は思うんですね。

ですから、momoさんが不安を埋めるような生き方を止めたいのであれば、ひとと「癒着」でなくて、「絆」で繋がる関係を作り上げていく必要があります。
そしてそのためには、もういちどご両親やご家族との間に在った「愛」を探していくこと、それを少しでも感じられるようになることが必要なんですね。
そうなって初めて、momoさんは不安な世界から安心を感じられる世界へ、踏みだしていけることと思います。

ただ、不安を持ちながら一人でそれをするのはかなり難しいと思いますので、私たちカウンセラーにお手伝いさせていただけませんか?
一緒にひとつずつ、取り組んでいくのがいいと思います。

今回、こちらに書き切れなかったこともあります。
初回無料の電話カウンセリングもございますので、よろしかったらぜひご利用になってみてくださいね。

以上、長文をお読みいただき、ありがとうございました。
この回答が少しでも、momoさんのお役に立てれば幸いです。
momoさんがご家族や周りの人たちと、心と心でつながりあえるようになれますよう、
心より応援していますね。

三枝 みき

この記事を書いたカウンセラー

About Author

三枝 みき

家族や親子の問題、子育て、友人との関係など対人関係の問題や、罪悪感、自己否定など心や性格についての問題を得意とする。 長女の自傷と強迫性障害がきっかけでカウンセラーとなる。特に母子関係については、自身が母との問題、娘との問題の両方を経験しており、ライフワークとして取り組んでいる。