自分の欠点を受け入れ自分を誰かに愛させる勇気

相談者名
ニンニ
間も無く39歳になる女性です。この歳になるまで、男性とお付き合いしたことがありません。20代の頃から、男女問わず友人知人には「もてそう」「決まった相手がいそう」と言われてきていて、「だから(男性からすると)誘いにくい」とも言われました。また「壁がある」「ATフィールド(エバンゲリオンに出てくる)がある」と言われたこともあります。

10年以上いろいろ自分を分析していて、ああまさにこれだと思う事例に出会いました。
http://www.counselingservice.jp/lecture/lec498.html

私はとにかく自分に自信がなくて、20代のころはよくへらへらと笑っていました。自分のやることなすことが周りから見たらおかしいことなんじゃないかと思えて、笑ってごまかそうとしていたからです。
もてそうと言われる一方で、見下した意味で「おもしろい」ともよく言われ、嫌われているわけではないだけに、傷付くことも多かったです。

何とか自分を変えようと、心理学の本を読んだりして、頑張ってきました。おかげで若いころのような意味のない笑いはしなくなったし、ある程度自分に自信を持って生きられるようになったと思います。

ところがその反動なのか、人と関わることを面倒に感じてしまい、何でもひとりでやるようになってしまいました。自宅の引っ越しも、責任のある仕事も、できる限り人に頼らず、ひとりで解決しようとしてしまい、そしてたいてい何とかなってしまっています。お休みの日も誰にも合わずに閉じこもっていることが多いです。

自分を受け入れたい、自分の何かを変えないと一生一人ぼっちだ、そう思ってはいるものの、正直もう何をどうしていいのかわからないです。今までさんざん頑張ってきたのに、これ以上何をどうすればいいのか。

自分の欠点を受け入れ、自分を誰かに愛させる勇気を持つためにはどうしたらいいのでしょうか。

カウンセラー
濱田よし乃
初めましてニンニさん。ご相談を担当させていただきます濱田よし乃と申します。

どうぞよろしくお願いします。

ニンニさん、ご相談ありがとうございます。

ニンニさんは、「自分を誰かに愛させる勇気を持つためにはどうしたらいいのでしょうか?」
とご相談くださいました。

そんなニンニさんは既にその勇気をお持ちだと私には思えました。

「一体私のどこに勇気が?」そう疑問に思われたかもしれませんね。

ニンニさんのご相談文からは、ニンニさんは今まで誰にも頼らず一人で頑張って来られたように思えました。
そんなニンニさんが、カウンセリングサービスを頼って、こうしてご相談下ったのは、すごい勇気だと思うのです。

今までやった事がない事にチャレンジするのは、とても勇気がいる事だからです。

私達は誰もが変化を嫌います。私達の脳は、自分を守るために変化や今までとは違うことを避けようとするようです。
今までやった事がない事は、どうなるか分かりません。ですので危険を回避するために、避けようとするらしいのです。

そして、ニンニさんのご相談文からは「もう一人ぼっちはいやだ」「誰かに愛されたい」という素直な気持ちが伝わってきました。
自分の素直な気持ちを表現するのも勇気がいります。

更に「正直もう何をどうしていいかわからないです。」と弱音を見せてくださっています。ここにもニンニさんの勇気を感じました。

だから私はニンニさんは勇気がある人だな、って思ったのです。

そして、ニンニさんは勇気だけでなく意欲もお持ちです。更にこうして相談くださる行動力もお持ちです。
ですから、今のニンニさんの状態は、「自分を誰かに愛させる勇気を持つために、」数歩前に進んでいるのだと思います。

もしかしたらニンニさんは「大袈裟な、こんなの普通でしょ」と思ったかもしれませんが、それは違います。

最初の一歩が、なかなか踏み出せなくて悩んでいる方も、意欲がもてなくて悩んでいる方も多くいらっしゃいます。

けれど、ニンニさんは勇気を持って前に進み始めています。
その調子で、これからも一歩一歩進んで行って下さいね。もちろん!時には休んでもいいのですよ。

ただし、この場合の一歩は、出来れるだけ小さな一歩が望ましいのです。
何故なら、脳に変化を気付かれたくないからです。

その「小さな一歩」を、私からいくつか提案させてください。
少しでもニンニさんのお役に立てたら嬉しいです。

ニンニさんのご相談文からの私の推測ですが、

ニンニさんは、頭ではどうすればいいのか分かっているのだと思います。
けれども、ニンニさんの「気持ち」がついていっていないように思われました。

ですので、もしかしたらニンニさんのご希望と反するかもしれませんが、
私は、「ニンニさんの気持ち」を大切にするのをおススメします。

何故ならニンニさんは、ずっと自分の気持ち後回しにして頑張ってきたように思えるからです。

もちろん、それがいけなかったのではありません。
そうせざるを得なかったのだろうと思います。
そして、そうやって頑張ってきたおかげで今のニンニさんが得ている物も沢山あるはずです。

けれど「今までの頑張り方では、これ以上は無理だ」と感じたから、こうしてご相談くださったのだとも思うのです。
そういう意味でも、今までの頑張り方とは違うやり方を提案したいと思いました。

「気持ち」を大切にするのは、ニンニさんにとって大きなチャレンジだと思います。

けれど、勇気と意欲に溢れたニンニさんなら、きっと大丈夫と思うのでお伝えしますね。

●自分の気持ちを大切にするというチャレンジ。

へらへら笑ってごまかそうと思っていた時の気持ち。
相手に見下されて傷ついた気持ち。
人と関わることが面倒だと感じる気持ち。
一人ぼっちは嫌だと思う気持ち。
もうこれ以上頑張れないという気持ち。

ニンニさんのご相談文の中にも、これだけのニンニさんの気持ちがあります。
そんなニンニさんの気持ちを大切にして欲しいのです。

例えば、

自分を「おかしい」と思い、へらへらと笑っていた20代のニンニさん。

そんなニンニさんは、さぞ不安だっただろうな、さぞ辛かっただろうなと私には思えます。
そんな辛さに、20代のニンニさんが一人で耐えていたのかと思うと、私は切ない気持ちになります。

ただ、私達は生まれた瞬間から自分を「おかしい」とは思いません。

「おかしい」と思うには、それなりの理由があります。

子供時代に、「おかしいよ」と否定された事はありませんでしたか?
そして、その事で傷つきませんでしたか?

もしもそうだとしたら、20代のニンニさんは、心にそんな傷を抱えながら一人笑顔で頑張っていたのではないでしょうか?
頑張っていた20代のニンニさんに私は「よく頑張ったね」と言ってあげたくなります。

そして、ニンニさん。
もしよかったら、ご自分に対して声に出して「今までよく頑張ってきたね。ありがとう」と言ってあげてもらえませんか?

言っても何も感じないかもしれません。それでも伝えてあげてください。
伝えられて心が動くまで、何度も伝えてあげて下さい。

ここまで私からの返事を読まれて、どう感じてらっしゃいますか?
もしも不快な思いをさせたとしたら、ごめんなさい。

ただ、一人ぼっちを手放すためには、寂しい気持ちや、人を恋しく思う気持ちが必要なのです。
寂しく人恋しいから、誰かと一緒に居たいと思うのですから。

そのためにも、ニンニさんの気持ちを大切にして欲しいのです。
ニンニさんが受け入れたい自分の中には「ニンニさんの気持ち」も、あると思うのです。

ただ、急にそう言われても「どうすればいいの?」と思われたかもしれませんね。

まずは、5感を感じることから感じる事に慣れましょう。

視覚は考える事につながりやすいので、聴覚、味覚、触覚、嗅覚、を意識するといいと思います。

日常の中で、自分のために、「感じる」時間をとってみてください。

「今、自分は、何を、感じているのだろう」と、「自分が感じている事」に意識を向けてみませんか?

そして、体の中の感覚も感じてみてください。
痛い、熱い、冷たい、固い、おなかが減った、眠い、
大切な、あなたの体が今感じている事に、意識を向けてください。

もちろん24時間常に向けていなくてもいいんです。
ただ、一日の中で少しの時間でもいいので、自分の体が感じている事に意識を向けてみてください。
それが「感じる」練習になります。

そして、自分の体が「心地よい」「気分がいい」「気持ちいい」
と、少しでも感じる事を自分に与えましょう。

何が心地よいのか、意識するのも感じることの練習になります。
自分を心地よくしてくれる物を探して、どんどん自分に与えましょう。
そうする事が自分の気持ちを大切にする事にもなりますから。

気持ちは大切にされる事で「受け入れられた」と感じますから。

そして、自分の好きな物を探しましょう。

ニンニさんは何がお好きですか?

ちなみに私は、ポテチ、お風呂、味噌ラーメン、漫画、鼻パック、猫、セミナー等が好きです。

そして、自分が好きなものと一緒に過ごす時間を出来るだけ増やしましょう。
そうする事で心が元気になります。心が元気になる事で、チャレンジへの意欲が湧いてきますから。

ニンニさんは、人と関わる事が面倒だと感じています。
そして、その自分の感覚を大切にして休日は一人で過ごしていますね。
それは、とっても素敵だと私は思います。

自分が「嫌」と感じることを、自分から遠ざけるのも大切だからです。

ニンニさんは何が「嫌」ですか?

ちなみに私は、人ごみ、騒がしさ、急かされる事、嘘、蚊、痛い事、人参、等が嫌いです。

好きな事、心地よい事を自分に与えて、嫌な事を遠ざける。
そうやって自分の気持ちを大切にしていると、心は安心します。自己否定の気持ちが少し減ります。
そして、誰かと一緒に居ても無理して自分の気持ちを抑える事が減りますから、
人と関わる面倒さも減ると思われます。

そして、「壁」も自分で出したり消したり出来るようになります。
好きな相手には壁を作らず、嫌な相手には壁を作っていいんですよ。

自分に近づける人を自分で選んでもいいんですよ。
自分を愛してくれる人全てを自分に近づけなくてもいいんです。
ニンニさんが、一緒に居て心地よいと感じる距離を選択してください。

ただ私は、ニンニさんは「人が好き」だと思うのです。
何故なら、人が好きじゃなかったら、こんな風に悩まない筈だからです。
もしも人が嫌いだったら、一人ぼっちでも、一人でやる事も、休日閉じこもっていても、
「それが当然。とても心地よい」と、感じるでしょうし、いつも一人でも、何とも思わないはずです。

ですから、ニンニさんは人が好きなのに、近づけないのが辛いんじゃないかなって思います。
本当は大好きなのに、「苦手」と思う事で、自分を好きな物から遠ざけているとしたら、とっても辛いだろうなと想像します。

ニンニさんは人に近づいたら、何が起こるだろうと想像していますか?
もしかしたら、相手の事を思って、自分を相手から遠ざけてはいませんか?

もしも、自分をよく思っていなかったとしたら、相手も自分をよく思わないだろうと想像しやすくなります。

そして、そんな「よくない自分」を相手に近づけて、相手が「よくない」気分になる事を恐れてはいませんか?

もしも、そうだとしたら、ニンニさんは相手を笑顔にしたい気持ちが強いのかもしれませんね。

そんなニンニさんには、「まず自分が笑顔になる」事を意識して欲しいのです。
自然に笑顔になれる時、私達は無理をしていません。我慢もしていません。
我慢も無理もしていなければ、自分らしく素直でいられますから。

そして、全ての事で一番大切なのは。「一人でやらない。」です。

誰かに「今こんなチャレンジをしている。これが出来た、これは出来なかった」
と、話を聞いてもらって、応援してもらってください。

自分一人だと、ついつい慣れた今までのやり方になってしまいがちですからね。

もちろん、私でよければ是非応援させて欲しいです。
直接お話しする事で、もっとニンニさんの魅力をお伝えさせていただけたら嬉しいですよ。
欠点は、見方を変えれば長所でもありますから。

チャレンジするって事は、期待した結果がすぐに得られない事が多いです。
そんな自分を、つい今までの癖で「なんで出来ないの」と否定したくなるかもしれません。
そんな時に、誰かに話して受け入れてもらう。応援してもらうのは大切です。

自分以外の誰かに、受け入れて応援してもらうという感覚を感じて欲しいのです。
その感覚を積み重ねる事で、少しずつ自分の欠点を受け入れられるようになっていくと思いますよ。

最後に「感謝する」事をおススメします。

「ありがとう」は受け取る言葉です。ですから、意識して使ってみてください。
人にはもちろんのこと。物。例えば、靴、バッグ、ドライヤー、箸、パソコン、携帯電話。

毎回でなくていいですから「私のために、いつもありがとう」と伝えてあげてください。
電気、ガス、水道、更に、電線を引いてくれた人、発電してくれている人等を想像して「ありがとう」と伝えてあげてください。

気付いていただきたいのは、「ありがとう」と伝えられたら相手も嬉しい。という事です。

全ての物は、使ってくれる「誰か」を意識されています。使ってくれる誰かの事を考えられています。
そんな、目の前にいない誰かの思いを受け取るところから、始めてみてはいかがでしょうか?

チャレンジは出来る事から始めるのって、とっても大切です。
出来る事から少しずつ自信をつけて、少しずつもっと大きなチャレンジをしていけばいいんじゃないかと私は思います。

ここまでお読みくださってありがとうございました。長くなってしまってごめんなさい。

これからも、私はニンニさんを応援しています。

ニンニさん、ご相談本当にありがとうございました。

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