離婚したくない。

相談者名
まみ
結婚生活はまだ1年経っていません。子供はいません。
私は26歳で、夫は私のひとつ下です。
付き合い始めて半年で同棲を開始、1年一緒に住んで、結婚願望も強くなり私から彼に結婚したいと言いました。
結婚式をしたのですが、それまでの間よく喧嘩するようになり、ギクシャクしはじめました。結婚式は楽しく幸せで新婚旅行も行きました。しかし、帰ってきてからはギクシャクした感じで。
彼に対し 何で頼りにならないの、家事をしてくれないの(共働きです)など、不満をぶちまけていて思いやりが欠けていた、と気づいた時には、彼は溜め込んできたものが爆発したみたいで、出て行く!と一ヶ月別居しました。(結局、私が実家に帰りました)私は、彼に依存していてワガママで、今までの自分の行動、思いやりが欠けていたことをすごく反省して、もう一度夫婦をやり直す為に頑張ると決めて その意思を伝えてまた一緒に住みはじめました。
しかし、会話は私から話しかけるばかりで返事はうん とか あー とか。触る事も拒否。以前とは違くてどこかでかけようと提案しても嫌な態度とられておわり。それでもなんとかやり直したくて彼が好きで希望を信じてた。
しかし、離婚届を書いてと、俺の気持ちは変わらない、一緒にいるだけで苦痛、早く自由になりたい、籍をおいてるだけでも無理、好きじゃないとかじゃなく嫌い、と言われました。一緒に住み直してからの2ヶ月、お前の頑張りは認めるけど、俺の気持ちは変わらない、と。
私は、これから夫婦としてやり直したいという気持ちでやってきたから離婚は考えられないと言いましたが聞き入れてもらえず、更にキレられる。どうやったら俺の気持ちがお前に戻ると思ってるの?具体的になにするの?別居は1度したしもう無理。もう片っぽが無理なんだから無理なんだよ、と言われました。
話し合いが感情的になりお互い罵倒して悪化するばかり。
離婚届を置いて、彼は出て行きました。早く書いて、と。
それでも彼の事は嫌いになれないし、諦められない。
カウンセラー
吉村ひろえ
まみさん、はじめまして。
担当させていただきます、吉村ひろえと申します。
どうぞよろしくお願いします。

ご相談文を読ませて頂いて、まみさんの辛く、苦しい気持ちが伝わってきました。
しんどいですね。

とてもご自身を責めておられるのですね。
あんなことを言ってしまった、こんなことも言ってしまった、もっと夫を思いやればよかった、という風に。
そして、自分が至らなかったことに気づき、反省し「今度こそは」と頑張っているのに、ご主人には届かずに、逆に彼を頑なにさせてしまう。
話し合いをしても、お互い罵倒し、関係がどんどん悪化してしまうのですね。
自分が望んでいるのとは反対の方向に進んで行き、なす術もない、という感じでしょうか。
「なぜ、こんなにもあなたを想ってがんばっているのに、解ってくれないの?」「認めてくれないの?」と、まみさんの心は悲鳴を上げている様です。
こんな時の私たちは、酷く自分を責めている状態です。

では、まみさんはまみさん自身を責めているのに、なぜご主人を罵倒してしまうのでしょう?
「私が彼に依存し過ぎていた」「私がワガママだった」と、自分を責め過ぎると責められた心はとても痛いですよね。
この痛みに耐えきれなくなると、相手を責めてしまいます。
それは相手を責めている時のみ、この痛みを感じなくて済むからなのですね。
そして、後から「あんなこと言いたいわけではなかったのに言ってしまった」と、後悔しまた自分を責めてしまいます。
これでは悪循環ですよね。

ではどうすればよいか?
それは、まみさんがまみさん自身を許すことです。
まみさんが「頼りにならない」「家事をしてくれない」とご主人に不満をぶちまけ、思いやりが欠けていたのには理由があります。
まみさんは、仕事や家事をがんばりすぎていて余裕が無かったのではないでしょうか。
余裕の無い時に、人を思いやることは難しいですからね。
<不満をぶちまけ、思いやりに欠けていたことは、良い事ではないけれど、それくらい私は一生懸命がんばって余裕が無かったんだ>、と先ずは、まみさん自身を思いやってください。
責めるのではなく、そんなまみさんを許してあげてください。
まみさんがまみさんを許すことが出来ると、ご主人を罵倒することは無くなります。

『それでも彼の事は嫌いになれないし、諦められない。』
そうですよね。
いくら罵倒し合っても、自分を置いて出て行ったご主人であっても、好きなものは好きだし、諦められないものは諦められないですよね。
好きなものを嫌いになろうとするのは、まるで地獄です。
まみさんの、ご主人を“好き”という想いを否定したり、無理やり違うものに変えようとしないでください。
ご自分の気持ちを大事にしてください。

しかし、厳しいようですが“今”のまみさんの“好き”という気持ちをご主人は受け取れない様です。
信じられないかもしれませんが、ご主人もまみさんと同じように傷つき、罪悪感を感じているからです。
自分を責め罪悪感を感じ後悔して、苦しんでいるまみさんを見るのは、ご主人も辛いのですね。
ご主人はご主人で、まみさんとは違う理由で自分を責めています。
そして、上にも書いたように自分を責め、責め過ぎてまみさんを罵倒する、という悪循環に嵌っておられるようです。
感情的にはまみさんもご主人も同じことを感じています。
まみさんがご自身を許し、自分が悪かったという感情を手放すと、ご主人もご主人を許し、罪悪感を手放しやすくなります。
そうすると、まみさんが望んでいる「やり直す」チャンスが増えます。

「なんとか、やり直したい」と、焦ってしまったり絶望を感じたりするかもしれませんが、まみさんの心に余裕を作ってあげる事が最優先です。
心に余裕が出来ると、今のどうしようもない膠着状態から動きが出てきます。
しかし、ひとりでここを乗り越えるのは、とても大変です。
信頼できる誰かや、よければカウンセリングも利用されてください。
いつでもお手伝いさせていただきます。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

吉村 ひろえ

恋愛や夫婦、浮気、離婚などのパートナーシップから対人関係、子育て、また、死や自己受容のテーマなど幅広いジャンルを得意とする。 女性的で包容力があり、安心して頼れる姉貴的な存在。クライアントからは「話しをすると元気になる」「いつも安心させてくれる」などの絶大なる支持を得ている。